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転生先が公爵令嬢だったのでちょっと世直しして来ます♪〜昭和世代の倫理観で勧善懲悪世直し祭り〜アベさん!カイさん!やっておしまいなさい!  作者: 石上 三歳
3章 伝説の聖女...再臨!しかしソコに立つ者は〜虚実混交編(インアドヴァータントリー・アキュレット)〜

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7話 取り巻く因縁

セシル「最初に私が出て来た回って何話位前かなぁ...」

三歳「6話(前回)だよw」

セシル「アレはノーカンです!」

リア「ノーカンの意味は分からんが、3話も初っ端から出ておるぞ?」

セシル「(そうだっけ?)...数行(秒レベル)じゃない!出たウチに入らないわ!」

エマ「お、お姉様...2話でもちゃんと最初から出てますよ」

セシル「...ランシェ(アナタ)の活躍とサクヤの暗躍を実況してるだけじゃないの!?」

サクヤ「19話ですよ」

セシル「はい?」

サクヤ「セシル様主導で始めからお話が進行しているのは19話だと言ったのです」

三歳&リア「「ブッ...!?」」

セシル「ソレって...2章中盤〜終盤の始め(章跨いでる)じゃないの〜!?(頭を抱える)」

クレア「オチが付いた所で始めましょうか」

挿絵(By みてみん)

イラストキャラは作中より年齢が10歳程上です

※この作品は作中作の為(詳細はあらすじ参照)

「そのカマーセ(五男)が何の用です?」「様を付けんか!女の分際で!」「分際?下位貴族の分際で、道理を弁えぬ者に?」「それは言葉が過ぎるのではなくて?」「女の分際なのだろう?何故貴様が口を挟む?」「ソレを言うならお前は何者(ナニモン)だぁ?平民以下の奴隷もどきが!」「そう言う貴様(アナタ)の物言いは本物の奴隷よりも学が無さそうね」「あんだと!」


私の挑発に一番気の弱そうな小物(黄色頭)が食いつくも、直ぐに沈黙する。その後、ソバカス女(緑色頭)が鼻で笑いながら挟んできた口をロイが相手と同じ理屈で返した。すると今度は自分たちで構築した論法(言った事)を無視して、甲高い声の男(赤色頭)が上下に頭を振りながらロイの事を見下そうとする。そのあまりな素行の悪さ振り(に不良を気取った態度)に、私は思わず本音を(こぼ)してしまった。


「その辺りにしておきなさい」「ですがカマーセ様!この者たちはあまりにも「私の言う事が聞けないとでも?」...分かりました」


そんな不毛なやり取りを(おさ)めたのは、()しくも栄養失調風の男(カマーセ)だった。

顔色の悪い男は、尚も言葉を続ける。


「私の手の者が要らぬ腹を探ったようだが、ご容赦願いたい。そもそも火種を抱えてい(そんなモノが)なければ、良いだけの話ではあるのだろうが、ね」


「面白い事を(おっしゃ)りましたね?ソレは貴殿側(アナタ方)の方では?」「それはどう言う意味ですかな?」


私とカマーセが化かし合いのような戯言(ざれごと)を始めた所で、騒ぎを聞きつけた憲兵がやって来た。


「これは姫殿下(エマ様)ではありませんか。この騒ぎは何事でしょうか?」


その憲兵が私に声をかけた事でカマーセは


「チッ!?使えない憲兵(ヤツ)め」


と小声で舌打ちする。だが、ソレをこの憲兵は聞き逃さなかったようで


「私が使えないかどうか、お試しになりますか?」


その憲兵は警笛に触れながら片腕を上げた。すると


「良いでしょう。ココは引き下がりますが、覚えておく事ですね」


そう言って私や憲兵(コチラ)の同意も得ずに立ち去ろうとする。そんな不届き者(カマーセ一派)を私が呼び止めようとすると、憲兵とロイが同時に待ったをかけた。


(どうして...)


私が声を出そうとするも、憲兵とロイは私をカマーセから隠すようにして首を振る。


私がロイを見つめた後、憲兵を見ると


「アナタは...」


私たちは、今回の出来事を報告すべく(で取り調べを受ける為)...公都の詰め所に向かった。






ランシェ(アナタ)って、本当に厄介引き寄せ体質(トラブルメーカー)ね」


私は公都(ココ)で生まれてから、一度も()()の詰め所に来た事は無い。

ソレがまさか妹絡みで来る事になるとは...


『人の事は言えんじゃろうに』『ココまで(ランシェ程)じゃないわ!』『ソレはそうじゃが』


指輪(リア)の突っ込みに答えながら妹を見(に呆れ)ていると


「今回私は悪く(わたくしに非は)ありませんわ!」


僭越(せんえつ)ながら、僕もそう思います」


妹だけでなくロイまで追従した。だが


「アチラに非があったとしても、やり方が不味かったですな」


「そ、それは...でもアチラの粗暴(そぼう)の悪さは...」


「だからと言って同じ対応が必要ですか?」「うぅ...」「それは...」


憲兵(ヴァン)理詰め(説教)になすすべ無く撃沈する二人。


「それよりも、なんでインバス長官(アナタ)がここに居るの?」


「それは...たまたまです」「たまたまねぇ?」


このたまたま(偶然)と言うのは方便(うそ)だという事は、ここに居る面子なら全員理解してるだろう。


「それで?たまたま(秘密裏に)公都(クラン)まで来た理由は?」


「それが言えたらたまたまになら(任務遂行出来)ないでしょう」


「えぇ〜?そうかなぁ〜?」「ご容赦下さい」


それでも一応公開可能な内容(知ることが可能)か確かめてみたが、どうやら非公開(極秘)のようだ。

仕方ないので最後に私はヴァンに協力が必要か確認する。すると


「それはまた別の者が動いておりますので」


そう言って頭を下げてきた。私は


(カーウィンかサクヤを連れてくるべきだったかしら?)


そんな風に考えを(めぐ)らせていいると


『要らんじゃろ?今知る事ではなさそうじゃ』


(どう言う意味よ?)


私が聞こうとするよりも早く、ヴァンが答えてきた。


「ご帰宅なされれば、分かる事だと思います」


「そう...なら、そろそろお(いとま)しましょうか」


そうして私たちは帰路に着いた。






「ただいまぁ〜」「えっ?」「......」


私がゲビックの工房に入ると同時に帰宅時の挨拶を口にすると、ランシェとロイが目を丸くする。


「いや嬢ちゃんよ?毎回思うんだが、ココは嬢ちゃんの家じゃねぇぞ?」


「毎回?!」「おう!ラン嬢ちゃんがこの時間に来るのは珍しいな?」


私とゲビックの会話を聞いて妹は相変わらず驚いているが、ロイはゲビックにお礼を言っているようだ。


「家の敷地内だから間違ってないわよ」「それは屁理屈ってモンだぜ」


私が尚もゲビックに意地を張ると、ゲビックもまたいつものように軽口で返す。

そんな私たちを見てロイは


「なんだか、本当に家族みたいですね」


微笑ましくも何処か(さみ)しげに言う。そんな彼に、私はゲビックの腕にしがみつきながら


「そうね。血の繋がりより濃い繋がりよ♪」


「嬢ちゃん!?今までそんな事したこたぁねぇだろ?!」


そう言うとロイは少しだけ表情が柔らかくなり、ゲビックは狼狽(うろた)えた。


タッタッタッ...


「私も混ぜて下さい♪」「ラン嬢ちゃんまで!どうしちまったんだよ?!」


ランシェにまで抱きつかれ、更に狼狽(ろうばい)しだしたゲビック。

そんなゲビックを見て私と妹は「「ふふふっ♫」」と声を(そろ)えて笑う。


「そろそろお時間では?」「サクヤには余裕ってモノが無いわねぇ」


久しぶりに姉妹らしい時間を過ごしていると、強制的に現実に引き戻された。

だが時間は待ってくれない。私は自分で言っておきながら、行動ではサクヤの意を肯定する。


「お姉様...」「アナタは戻りなさい」「でも...」「後で、ね?」「はい」


そうして私は、自室へと向かう。今日の報告を受ける(ヴァンの目的を聞く)為に...






「ちきしょう!何なんだよ...アイツ等は!!」


ガン!ガラ、ガンガッ...


「うるさいよ!静かにしな!」「あぁ?!」「や、止めなよ」


カマーセを自邸に送り届けた後、軍学校寮への帰路に着いた赤黄緑頭(シグナル・ヘッド)


「ソレにしても...兄貴(セシル)より(エマ)の方が性格悪いんじゃねぇか?」


性格(ソレ)については同感だねぇ」「ぼ、僕もそう思うよ」


自分たちの性格(ソレ)は棚に上げて、よく言うなと思いつつ私は観察を続ける。


「あの女...ヤッちまうか?」「はぁ?!アンタ...ソレはいくら何でも」「そ、そうだよ」


一瞬右腕(剣を持つ手)に力が入るが...私はあんな小物の言う事に大人気ないと、改めて自分を抑える。


「ヤるってのはそー()う意味じゃねぇよ。()つか、ボケ」


「お前の言い方が悪いんだよ」「お前だぁ?」「ちょっと、そろそろ声を(ひか)えようよ」


それにしても...あの赤髪は品性以前の問題だ。なまじ男爵の息子だから、今まで過ごせて来れたのだろう。


私は、(ノース)家の不始末を見過ごす事は出来ない。必ず奴を裁く。


「カマーセ...お前は、愚か過ぎる」


挿絵(By みてみん)


少しくらいの火種なら利用出来る。だがあの愚か者(カマーセ)は、下手をすれば諸刃の剣にもなる。

ノース家の政治(裏工作)に利用される前に、私の手で必ず始末(断罪)しなければ...


それが...冤罪(でっち上げ)となろうとも、この犯罪予測不可能(アンプレディクタブル)()を野放しには出来ないのだ。

エマ「ほら、今回はお姉様中心のお話でしたよ?」

セシル「(三角座り中)最後が違う」

リア「とうとうイジケ出しおったわい」

三歳「ずっと主人公が物語の中心に居続ける作品って基本無いぞ?」

サクヤ「そういうのは登場人物が少ないですからね」

アヴェイル「そういえば何人くらい居るんだ?」

カーウィン「お前に教えても無駄だろう」

ヨーマン「脳筋ですからねw」

ウェニー「珈琲入れましたよ〜♪」

ネメリア「コッチは紅茶があるわよ♪」

三歳「ヤバいぞ!?チャンスだと思って全員出てくる気だ!クレア!今直ぐ締めろ!!」

クレア「どぅどぅぎまず(続きます)

……………埋もれるクレア……………

三歳「コレは...」

リア「コ、コレが...満員電車かぇ...」

……ミチ……ミチ…ミチ………ミチ…………

静かに...fadeout


挿絵(By みてみん)


読んで頂きありがとうございます(╹▽╹)

☆☆☆☆☆評価…可能であれば…

リアクション……お気軽にして頂だけたら幸いです♪

感想、レビュー…ハードル高いと思いますが頂だけたら嬉しいです(≧▽≦)b"

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