表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Regret Game ~忘却の彼方~  作者: 蒼凛
第2章 第1幕 架け橋
7/31

~第2章 第1幕 架け橋~ 16~17

注意:殺人が起きます。

   登場人物が多すぎてグチャグチャしてます。

   中学生の書いた作品です。

   無駄に長いです。

   似ている作品があったらごめんなさい。

   (本読まないのでかぶっているものがあるかもしれません。)


一言:本部から作者一言を導入させていただきます。

今回から第2章第1幕に入ります。今回は少しだけ重要です。が、あまり進展はありません。

~第2章 第1幕 架け橋~


 16 『紅の剣を…』 クレア 赤ノ国


 ♪ル~ルリル~ルリ、私の天使。今宵ぞ参ろう鋏をもって。愛する者の一部を塗って。レイピアの先には憎き者の一部で塗りつぶし。合わせてなるよ。血染めの剣。

リ~ルルリ~ルル、私のサンタ。今宵ぞ逃げよう石を持ち。愛した者の輝くものを。

刃の先には憎き者の悲しきあとが凍えてる。合わせて作れ。涙の拳銃

ル~リルル~リル、私の悪魔。今宵ぞ絶とうか扇を振って。愛しき者の救う手を。

後悔の先には敵の声うめき声が耳にとりつく。

全てをあわせ作り出す。最後に続く架け橋を。♪


 いつかに耳にした歌だ。懐かしい。歌詞の意味は今でも分からない。私は時々この唄を口ずさむ。

 一つだけ分かることがある。この唄は、宝と関係しているであろう。私の持つ紅の剣の本名は“血染めの剣”呪われた剣なのだろう。

 私が人を殺せない理由は血染めの鋏を作りたくなかったから。でも、愛するもを殺さずに紫色ししょくのレイピアには憎きものの生き血が付いていた。恐ろしく思った私は鋏とレイピアを融合させたの・・・。

 って言い訳をみんなには言えない。私が“愛するもの”を殺めれば、架け橋への道は開かれるのかも知れない。

 でも、石には愛するものの涙。刃には憎きものの涙を。

 そして、1つ意味がわからない。愛しき者の救う手を?後悔には敵の子声?

 頭のいいミサや夕菜や隆人ならばわかるのだろうか。馬鹿な私が1人で考え込んでもなににもならない。無意味なだけ。それは自分がよくわかっているんだ。

 「クレア~。みんなが呼んでるよ~!」

美羽の声が聞こえ、私は我に帰った。

「今行く~。」

 今日は赤ノ国に集まって会議をするようだ。私はサボろうと思ったが、この様子では無理だ。仕方なく行こうと思い立ち上がった。その瞬間に声が聞こえた誰の声だろうか。

『銃を携えていえ。みなにばれぬ様に。3丁くらいは持て。ナイフも持つといい』

 誰からのメッセージかは把握できない。しかし、重要なことなのだろうか。私は、引き出しを開けて、威力の弱い拳銃と、破壊力の強いデザートイーグル、軽いエンフィールドを手に取った。そして、ファクトに貰ったリボルバーも。

 私は大広間のドアを開けた。部屋にはもう38人の姿があった。四色の国の偉い人たち全員。

「クレア、今日は大事な会議があるっていっただろ!」

翔大が怒鳴ってくる。

「す、すいませ~ん」

私はそそくさと席に座った。

 見渡すと、どの国の王も宝を持ってきていた。私は慌てて隣の席にいた隆人に剣を置いてきたから魔法でどうにかしてくれと頼んだ。隆人は嫌々持ってきてくれた。

 「宝は、これで全部ね。」

ミサは私が忘れてきたことに気づいている。

 「本当にできるんだよな?」

レンアの声は少し震えているようにも思えた。今日入一体なにをするのだろうか。

「えぇ。きっと大丈夫ですよ。では、各王。手助けをお願いいたします。」

ミサの目には何か燃えているようだ。

「クレア、剣!」

美咲に言われて私は美咲をに剣を渡した。

 「では、今から紅の剣を紫色のレイピアと紅の鋏に分解するわよ。」

ミサの静かない声が部屋に響き飽和する。

 みんなが息を呑む中、私は動揺していた。出来るはずがないといわれた分解が出来るというのだろうか。目を凝らす。

 ミサは何かを小声で言っている。剣に変化が起こってきた。

「す、すごい。色が微妙に変化してきている。」

私の言葉に周囲は気づいていないようだ。

 それにしてもすごい事である。ミサの瞳には何が映っているのだろうか。

 瞬間。鋭い光が視界を奪った。視界がはっきりと見えた途端、懐かしいものが見えた。紅の鋏だった。そして、赤黒い血がべっとりと付いている柄が紫色の古いレイピアがあった。

 周囲の人は驚いている。ミサはほっとしたように肩を下ろしている。

 「話には聞いていたけど。本当にこんなに血がついているとはね。」

誰かがポツリと呟いてから沈黙が続いた。

 「ク、クレア。今後も管理をよろしくな。2本とも。」

レンアが沈黙を押し切るかのように言った。

「え!?私が持っていていいの!やった!」

私は久しぶりに鋏を見た。昔から戦の際に利用していたため愛着がわいている。レイピアのほうも、使ったことがある。レイピアはとても古いつくりなので、突きだけでなく切ることも出来るのだ。でも、この血は気が引ける。

 「み、美咲クリーニングよろしくお願いしまぁす」

美咲は呆れているようだ。ため息をついている。

「いや、今ここで私がしよう。」

ミサは微笑んでいるが、どこかに迷いがあるようだ。どんな迷いなのだろうか。

 宝が綺麗になったところで私は周囲の変化に気づいた。

 三色の王はなにやら武器を握っている。他の人は何も気づいていないようだ。私も左手に拳銃を、右手にデザートイーグルを握った。

 ミサはまた何かを唱えている。急に部屋の電気が消えた。みんなは動揺している。同時に王たちはシールドを張った。

「くるぞ!」

私は叫ぶ。

 ― バリ~ン!!! ―

 ガラスの割れる音と同時に多くの人が大広間に入り込んできた。紫色の鎧を身にまとっているようだ。

「伝説の紫の騎士ナイト?」

近くにいた緑ノ真央が言った。聞いたことも無い名前だ。

「各国、作戦部および看護師は別室へ。銃剣士、魔術師は戦闘を!」

ネイミの適切な指示が聞こえて、各自がそれぞれ移動した。

 『クレア、ミサ、私たちも長くは持たないぞ。君たちが望みなんだ。第四英雄。任せたぞ。』

レンアが心に話しかけてきた。私はレンアのほうを向いて頷き口をほころばせる。

 「久しぶりの戦闘じゃないの。暴れさせてよね!」

戦闘を告げた。


 17 『伝説の紫の騎士ナイト』  クレア 赤ノ国大広間


 現在21人が戦っている。騎士は弱いが数が多すぎる。黄ノ陸や、赤ノ康介が負傷した。今、メイたちが必死に処置をしたようだ。

 「この人数じゃあ骨が折れるな。」

さすがのファクトも疲れてきている。

「魔術そろそろやめて銃にしたら?」

私はまだ余裕だ。デザートイーグルと拳銃は剣と違って遠距離攻撃できるため疲れない。しかし、弾の消費は早い。

「俺さぁ。今日は銃もって来ていないんだよ。」

ファクトの面影は無く、もう健太に戻っていた。

「貸してあげるわよ。私は剣があればいい。・・・それに、認めたくは無いけれど私より銃がうまいのはあなたでしょう。健太。」

私はニッと唇を上げた。

「ありがとう。不殺人の英雄。」

健太は私の両手から銃をとって敵に向かって撃ち始めた。その弾は全て敵の屍に命中している。恐ろしいことだ。

 人の急所を撃つことができない私は少し羨ましく思った。

 そんなことを考えているまにも敵は襲ってくる。私はナイフを振りまわし、アンクルホルスターから取ったエンフィールドで撃つ。相手が死なない程度に攻撃をする。

 「クレア、殺しても構わないんだぞ!」

ミサの声は怒りと疲れが混じっているようだった。

『私だって殺したいけど!』

私は心の中で叫んだ。私は自分が許せなかった。なんで戦えないのだろうか。

 敵は増えていく一方である。私はナイフとエンフィールドを投げ捨てた。

「みんな~!ちょっと影に隠れていて!危険なことするから~!!!」

私はみんなに警告を告げた。周り速やかにどこかに隠た。ただ、レンアだけは私のすぐそばにいた。

 「クレア。どっちを使う気だ。」

レンアは困ったような顔をしている。いつもの冷静な“レンア様”ではないように、あわてている。

「もちろん、レイピアよ。」

私は真剣な表情でいった。

「使い方は分かっているんだよな。」

「えぇ。でも、協力しなさいよ!私まで巻き込まれる可能性もあるから守ってよね。」

レンアは無言で頷いた。

 私はレイピアを力強く握って狙いを定める。敵は私たちをめがけ襲ってくる。私は、あるタイミングでレイピアを横に振る。レイピアを縦に振ればこの部屋の敵はおそらく全員滅びる。

 しかし、私にはそれが出来ない。人を殺めることが。どうしても出来ない。

 「クレア!急げ!敵がくるぞ。」

レンアはまだシールドは張っていない。シールドを張るのは疲れるようだ。攻撃もしていない。良く見るとレンアの肩からは出血していた。

 「クレア!!!」

翔大が叫んだ。私は同時にある言葉を思い出した。

 『ゲームはプレイヤー40人と大勢のcomです。仲間は同じクラスの人々。』

40人ってことは、レイを入れれば、四色ノ国の人の作戦部、看護師、魔術師、王、銃剣士は40人。ならば、こいつ等は人間ではないのか。

 でも、意味が分からない。赤ノ国の多くの住人もこの世界も偽りなのか?

 誰の声なのかもわからないこんな意味の分からない話を信じていいのか?

 そんなことを考えていたら私の目の前に敵がいた。銃もナイフも投げ捨ててしまった。レイピアも使うわけには行かない。

― バン! ―

 気づくと私の目の前の騎士の心臓には銃弾を撃ち抜いた後があった。

 そして、私の左手には健太にもらったリボルバーがあった。願いが叶う弾でもないのに私は相手を撃ったのだ。右手に持っていたレイピアも縦に振った。部屋中がめちゃめちゃになる。しかし、同時に敵も全て死んだ。

 レンアはシールドを張っている。

 私は始めて人を殺してしまった。

「て、敵がいなくなった。」

誰かの声が聞こえたと同時に隠れていたみんなは出てきた。そして、別室に逃げていた作戦部、看護師は慌てて大広間に入ってきた。

 「すごい音だったけど大丈夫?」

青ノ看護師ナミは慌てていた。

「つーか、すごい荒れてるな。でも、兵士の死体はなぜないんだ?」

葵が不思議そうな顔をしている。

「クレアがレイピアをつかったようだな。まぁ、成功で終わっているが。」

優斗は苦笑いだ。

 「ねぇ。今の音で、負傷者の手当てのミスとかあった?」

美咲はとても心配そうだ。仕方ない。

 「全然、大丈夫よ。」

メイは笑っている。横には陸と康介の姿があった。

 みんなはほっと肩をおろしていた。

 このあと、夕菜と智に部屋をメチャクチャにしたことを怒られて、ミサに勝手にレイピアを使ったことを叱られた。



ご覧頂ありがとうございました。

続きは3月1日9時を予定しています。

そろそろ、話に矛盾点または人名ミスが出てくると思います。

指摘・評価をしていただくと幸いです。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ