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Regret Game ~忘却の彼方~  作者: 蒼凛
第1章 四色の世界
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第一章 四色の世界 11~12

注意:殺人が起きます。

   登場人物が多すぎてグチャグチャしてます。

   中学生の書いた作品です。

   無駄に長いです。

   似ている作品があったらごめんなさい。

   (本読まないのでかぶっているものがあるかもしれません。)

11 『黄と赤』 レンア 黄と赤の国境


 「ねぇ~。本当に行くの~?嘘だって~。」

この前届いた謎の黒い招待状。四色の国全てに配られたらしい。発送先は紫ノ国。聞いたこともない。地図と共に送られてきたからには行ったほうがいい、との夕菜の意見で歩いている。相変わらずクレアは文句を言っている。

 確か、手紙の内容は変なものだった。

『四色戦争が幕を開く。五色戦争よりも激しいことになるだろう。まずは話し合おうではないか黄と赤の国境にある小川で会おう。』

夕菜と美咲が何かに引かれたかのように行きたいといった。なにかあるのは間違いない。

 それにしても赤ノ国は無防備だ。クレアは剣を2本、銃を1丁しっかりともっているのだがほか9人は無防備すぎる。美咲と隆人はどこかに杖を持っているのだろう。翔大と康介も剣を1本しか持っていない。看護師3人は何も持っていない。作戦部2人は弱そうなハンドガンを持っているだけだった。

 青ノ国ならば魔女、魔法使いを除き全員に銃2丁は必ず持たせる。戦で負けが無い赤ノ国はほとんどクレアの力と正確な作戦だったのだろう。

 「あっ!誰かいる。」

美羽が叫んだ。

 確かに川岸には黒と黄色の服をまとう人がいた。黄ノ国の人だろう。第四英雄のメイや王のファクトの姿もあった。

「お~い!クレアさ~ん♪」

どんな接点があるのか分からないがメイはクレアに手を振っていた。

「メイ!」

クレアもうれしそうにしている。

 「あっ!クレア殿!」

ファクトも相変わらずニコニコしながら手を振っている。

「ファクト!元気そうね~。」

クレアは王の名を呼び捨てで呼んでいる。そういえば俺も呼び捨てだったかなぁ。

 クレアは相当の数知り合いがいるようだ。赤ノ国の人も唖然としている。ここまで人脈が広いのもすごい。

「あっ!ミク!陸!それに杏も!」

 黒髪のショートヘアの女性が手を振っている。茶髪の横結びの女性は名前に気づいたのか振り向いている。並びに1人の男性も。

 クレアの人脈はさっきまでは褒められてがさすがにココまで来ると恐ろしい。

「お、おいクレア。何で知ってんだよ。」

康介の表情は引きつっていている。

「え~と?なんだっけなぁ・・・?」

クレアは人の名前を覚えさせるのが精一杯のようだ。さすがだなぁ。

 「やだなぁ。いつだったかの戦争中に仕事をサボって遊んだんでしょ~。あっ」

どの国にも一人だけはバカな人がいるのだろうか。それとも、黄ノ国はファクトを始めいつもニコニコとしている人が多い穏やかな国と聞く。青ノ国とは正反対だ。

 「おい、お前ら。その戦争って2年前の宝争奪のときか?」

ファクトはあきれながら言う。4人はヘラヘラしているだけだ。

「おい~!そのとき私もいた~♪」

第四英雄のメイも介護をせずに遊んでいたとは黄ノ国は恐ろしい。でも、確かに宝争奪戦争のときに兵の死亡数が少なかったのは黄ノ国だ。メイの適切な処置のおかげだろう。

 「あっ!メイもいたねぇ~。」

和気藹々と話しているクレア、メイ、ミク、陸、杏、ファクトが話している脇でそのほかのまともなメンバーが黒い招待状について話している。

 「ねぇ。でも本当に4色戦争が起こるのかしら?それ以前に5色戦争ってなにか知っている?」

夕菜が順序よく話を進める。

「そこが問題なんだよなぁ。」

黄ノ魔術師ジュンも言う。

 でも、魔術師2人の記憶にもない戦争はどういうことなのだろうか。レイなら詳しいことを知っていそうだ。青ノレイとミサ、黄ノ健太ファクト、赤ノクレア、そして緑ノ看護師真央には消せない硝煙をまとっているようだ。火薬は宝争奪戦争には使用をしていない。レイは全てを知っているようだったが彼女が全ての記憶を入れ替えたのか。

 「4色戦争も恐ろしいよな。」

隆人は小さく呟いた。でもこの言葉は全員に聞こえていたようだ。脇でふざけていた人にも。

「で、でも、結構4色仲良いよ。」

美羽はこの場の雰囲気を戻すかのように言った。

「でも、それもいつまで続くか分からない。ハスの葉を渡っているかのような状態なんだよ。今の状態は。」

ファクトの言葉はとても分かりやすかった。

 「宝争奪戦争は赤が緑ノ草の石を奪って終わったよな、緑と赤から始まる確率が最も高いよなぁ。」

葵の指摘は適格だった。赤ノクレアの知識の無さがいい方に傾き戦争は終わりを告げた。クレアはなんと石を緑から奪いその石を紛失したということだった。その上、紅の鋏と紫のレイピアを融合させて紅の剣を作るなど大変厄介なことをした。

 4色の国に1つずつあるはずの宝なのにレイピアがあるのは不思議だった。謎を解明

していたのに融合したためもうレイピアの謎を知るすべがないのだ。

 「でも、草の石はネイミ様に返したわよ。」

「だとしたらもう戦争なんかやる理由が無いだろ。」

翔大の声が川辺に響いた。

 「は~い♪赤&黄ノ国の諸君。」

聞き覚えのある声がした。

「ナミ!久しぶりね。」

美羽とメイの明るい声が響く。

「緑はまだ・・・か」

青ノ作戦部大樹が言った。

 「おぉ!大樹。久しぶりだな。」

智と大樹も久しぶりに再会するようだった。なんだか久しぶりに会う人が多いようだ。王はよく集会を開くがほかの役職は無いようだ。

 「大樹。レイの件。」

夕菜は緊張したような声だった。夕菜はレイと仲が良いと聞いていた。これも事実なのだろう。

「あぁ。夕菜も仲が良かったな。きっと君が聞いた噂通りミクお前もそうだろう。」

無言のミクの表情にも気づいたのだろう。

「信じたくないわね。扇の暴走なんて。私達の管理不足も一理あるから。」

 ミクは俯いていたが視線の先はミサに向けられていた。ミサはそれに気付き答えるかのように静かに口を開く。もうこの場にはふざける人はいなかった。

「お主のせいではない。暴走をさせたのは緑ノ国の者だ。しかも彼女に悪気は一切無い。彼女自身も自分の心が扇と繋がっていることに気づいていない。レイを殺した彼女は悪くないんだ。誰も悪くは無い。」

 威厳あるミサの言葉は珍しいものだった。俺はすぐにミサと緑の女の関係を掴めた。古くの親友か何かだろう。彼女は友人を攻めることは出来ないのだ。良く言えば友達思いだが、悪く言えば私情で行動してしまう。美咲と黄ノ魔女雫はそれを感じ取っていた。

 

12 『悲しみ』 ネイミ  緑ノ国から赤と黄ノ国境へ向かう道


 青ノ国のレイが死んで数日が経った。私は深く責任を感じている。ミサは私を心の奥底で恨んでいるであろう。私はミサに殺されても構わないと思っている。水色の髪と笑顔は私を安心させてくれる。なにか懐かしい感じがした。

 あの時、彼女はあの部屋の中で最も私から離れた位置にいた。なのになぜ彼女は私を守ったのだろうか。ちょっと前まで私に怒っていたのに。本能的な目をしていた。

 「ネイミ様。もうすぐ付きますよ。」

莉子はいまだに様をつけて呼んでくる。

「ルナと呼んでくれ莉子。わらわも王女はあきたのじゃ。」

莉子はシュンとしたような目をしている。

 「ルナ。やっと国境が見えてきた。」

達也が報告を入れる。国境の目印は赤ノ国の万年樹だ。赤く燃えた万年樹は衣替えの季節のようだ。少し肌寒い。

 それにしても黒い招待状の意味はいまだに理解できない。5色戦争はおそらく紫のレイピアも関係しているだろう。でも昔にそんな戦争は存在したのだろうか。

 4色戦争も起こるわけがない。すべての国が仲良く共存して生活している。草の石も私の手元に帰ってきている。だから理由は一切ないのだ。

 それが本当なのかを確かめる術は1つ。だから緑ノ国も向かっているのだ。赤ノ国と黄ノ国の国境が見えてきた。小川には多くの人がいる。白と青の服。赤と黒の服。黒と黄色の服。緑以外のすべての国がもう集まっているようだ。まだこちらには気づいていない。

 近づくと空気はとても重苦しかった。レイの話でもしているのだろうか。ならば私はどう対応すればよいのだろう。しかし、赤ノ魔女美咲は誰よりも早く私たちに気づいた。どうやら話をそらしてくれたようだ。

 「ねぇ。でもさぁ。紫のレイピアがあれば少しはなぞがわかったの?」

ミクの言葉に私がはさむように行った。

「無理じゃ。レイピアがあっても宝に傷をつけることはできぬ。せいぜい言えることは昔は紫ノ国があったということだ。」

私は緑のみんなを引き連れて会話に入った。

 「ネイミッ!」

クレアがなぜ私を呼び捨てにしているかはわからないがまあいいだろう。ここではネイミとしていようかルナとしていようか悩んだが健太がファクトとしていたので私はネイミを選んだ。

 「紅の剣を紅の鋏と紫のレイピアに戻すことは可能か?」

ファクトはミサに問いかけている。

「無理ね。魔術は危険なんだ。両方とも消滅するのはさらなる不幸を招き4色戦争を本当に起こしてしまう種になる。」

ミサは健太と話しているときだけは笑顔に見えた。

「あら?そういえば青ノレンア王は?」

真央は何かありげに言う。

「あぁ。今はちょっとな。」

大樹は冷や汗を掻きながら言った。どうやらクレアの監視についているというのは秘密のようだ。

 「剣には何か呪がかけられているようだ。私が勝手に使わないようにかけた美咲の呪文とは違うもの。ブラッドのような色をしているはずの剣が最近妙に鮮やかな赤色で、紅の鋏の時のような色をしている。まぁ。紅の剣をまじまじと眺めているのは私だけだからわからないとは思うが。なぁ、レンア。気づかないとでも思った?」

クレアの表情は不気味としか言いようがない。レンアがいたのもずっと前からわかっているかのようだ。

 「第四英雄も衰えてはいないな。」

レンアはやれやれというように姿を現した。黄と緑の国は驚いているようだ。赤ノ国は残念そうだ。

「私が気づかないとでも思っていたのかしらねぇ~?」

ミサはクスッ笑っている。どうやらクレアにも心を開いている様子だ。

 「ほら、真央。レンア様になにかいうことがあったのでしょう。」

緑ノ王女を恨んでいるミサが緑の看護師に向かって微笑んでいた。


ご覧頂ありがとうございました。

続きは2月21日9時を予定しています。

そろそろ、話に矛盾点または人名ミスが出てくると思います。

お気に入りありがとうございます。

今後も、レビュー・評価等よろしくお願いします。

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