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Regret Game ~忘却の彼方~  作者: 蒼凛
第1章 四色の世界
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第一章 四色の世界 8~10

注意:殺人が起きます。

   登場人物が多すぎてグチャグチャしてます。

   中学生の書いた作品です。

   無駄に長いです。

   似ている作品があったらごめんなさい。

   (本読まないのでかぶっているものがあるかもしれません。)

8 『魔女の事情』赤ノ国 美咲


 私は眠れずにいた。緑ノ国の王女ネイミ。彼女は私に魔女にしか伝わらない言葉で伝えた。

 『わらわが王女ネイミになる前は、“ルナ”と呼ばれていた。』

それはおそらく本当だろう。緑ノ国の魔女ルナは表には見せないすごい秘密があると聞いた。一緒にレンア王が元銃剣士だというのも事実となる。

 赤と黄の王もそのうち決まるだろう。赤ノ王は翔大が予測できる。青の王がレンアであり、ミサでないことから第四英雄は王になれないのだろうか。

 黄ノ国はおそらく銃剣士健太だろう。彼は剣士としては名は知られていないが、銃を使わせれば最強と聞く。にぎやかな性格と聞くがおそらく、彼だろう。

 黄ノ国の宝、太陽の扇が誰かの手によって暴走しているというイヤな事実も耳にした。ひどい話だ。青ノ国では犠牲がでたようだ。

 そこのことでレンアは国に帰ったと聞いた。クレアの見張りは続行するのだろうか。続行してもらったほうが赤ノ国や4色の国的には助かるが、それはレンアの意思だろう。

 四色の宝、“紅の剣”“光の刃”“草の石”“太陽の扇”の力は恐ろしい。ライフがあったにかかわらず即死とは。しかも惨いことに・・・。

 問題はミサだ。ミサの過去には何があるかわからない。しかし、一生消えない硝煙を纏っているということは、過去に戦場に出ているのだろう。王宮慕えのミサになにが・・・。


 9 『3色の王と四色の宝の行方』赤ノ国 クレア


 最近、私はイライラしている。理由は、私に指図する人が増えてきたから。青ノ国のトゥルー・レンアや緑のホープ・ネイミといった王は最高権力者なのだ。ちょっと去年はちやほやされていた第四英雄も今では地位は下だ。

 しかも、美咲から草の石を取り上げられた。後に聞いた情報では、私が去年緑ノ国から奪った石を緑の王女ネイミに渡したようだ。

 そのうえ、レンアが私を見張っている。安全面では助かるが、私は第四英雄。よほどの人で無い限りは私を倒すことは出来ない。なのに“学力が無い”という理由で監視をつけられている。私が気づかないとみんな思っているようだ。

 戦も最近ない。私の活躍する場所ももうないのだ。

『コトッ』

 そんなことを考えていると何処からか音がした。

『バンッ』

瞬間、銃声も聞こえた。私は弾を華麗に避けて腰に携えている3つの銃のうち最も弱いハンドガンを手に取り相手に向けた。

「何者だ!?」

叫ぶ私に相手は冷静だった。

 「さすが、第四英雄。僕の弾を避けるとは。」

相手はフードを取っていった。

「僕はソン・ファクトと申します。クレア殿。」

彼は金髪の美しい短髪に紫色の澄んだ瞳をしていた。服はマントでよく見えないが確実に分かることはある。

 「黄ノ国の王か?」

「さすがですね。クレア殿。僕、黄ノ国の王です。よろしく。」

ファクトはリボルバー式の銃を自分のポケットに入れて私に手を差し出した。

「光栄です。ファクト様。よろしく。」

私も手を出し握手をした。

 「今日はクレア殿にお伝えしたいことがあるのです。“太陽の扇”ご存知ですよね?あの扇がいま暴走をしているのです。」

ちらりとだが耳にしている情報だった。

「えぇ。青ノ国では死者がでたとか?」

 「そうなのです。確か名はレイと申したかな。緑の王女ネイミを守った名誉ある死といわれている。そうなると、青の魔術師ミサは黄ノ国に押しかけてきた。“扇は誰が操っているのだ?”とね。」

「扇を操ったのはあなたではなくて?」

私はつい反抗的に話してしまう。

 「やはり赤もそう思っていたのか。」

ファクトは悲しそうに俯く。

「わが国では何もしていないのだ。クレア殿、暴走を阻止させてくれないか。」

信用できない話だ。宝は誰でも操れるというわけではない。

 「ではクレア殿、僕はそろそろ行くよ。あっ!このことは内密に。クレア。いつか君と銃剣士として戦ってみたかったよ。もう、叶わぬ夢だな。あっこれ、持っていてくれ。」

彼は私にさっきまで使っていたリボルバー式の銃を渡した。弾は5発。

私は瞬時に彼の本名を思い出した。すこし顔つきは違うがおそらく。

「お主。健太だな。銃の扱いがうまいと有名な。」

「クレア・・・。」

 彼はそういって去っていった。このことは誰にも話さないほうが良いだろう。なぜ彼は私の目の前に現れたか。それは知る由も無い。

 あぁ。心にぽっかりと開いているこの大きな穴はなんだろう。新しい記憶の感じもするし、とても古い感じもする。

 そういえば明日は9月25日。私の誕生日だ。そして、誰かの誕生日だった気がする。赤ノ国の人では無いだろう。私は9月25日が大好きだ。私の誕生日だからではない。私と同じ誕生日がうれしいから。おそらく誰かが明日16回目の誕生日を迎える気がする。私と同い年の気がする。

 

 10 『繰り返す惨劇』 ミサ 青ノ国


 長年私のパートナーを勤めてくれたレイが殺された。水色の美しい髪を靡かせて黒く、いや深い紫色の美しい瞳は今でも目を瞑ると思い出す。

 あぁ。憎い。ネイミが憎い。

あの日。あの時。あの瞬間。ネイミが刃を取りに来なければ・・・。おそらく深い理由はあったのだろうけど。

 私はレンア様に“いざとなれば渡しても構わない”と言われていた。あの時私がいち早く危険を察知してレンア様から刃を奪っていたら。いまでも私の隣には優しくレイが微笑んでいたであろう。

 あぁ。憎い。私が憎い。

 太陽の扇を暴走させた犯人は分かっている。黄ノ国の王ではないことも。しかし、私には攻めることが出来ない。だって扇を暴走させている本人は何も気づいていないから。悲しみによって扇と心がつながってしまった哀れな人だから。親友だったから。“緑ノ国の看護師、真央”を私は憎むことが出来ない。

 では久しぶりに、真央のところを訪れるとしよう。


 「では、赤ノクレアに会うにはこのルートで行ったほうが」

「え~!こっちのほうがいいって!」

「ルナがいない今、近道より安全区域を優先だろ。」

緑ノ国の作戦部、莉子や達也が声を張っている。順路が決まらないようだ。

 「それなら、そっちの道のほうがよくってよ。」

私はアドバイスついでに緑のまえに現れた。同じ第四英雄の達也は私にすぐ気づいた。

「なんのようだ?ミサ」

 怒ったような口調で話してくる。おそらく相当イライラしているのだろう。私がさした道は莉子が提案した道のようだ。第四英雄も私も衰えてきたな。そう思った。

 「魔術師のルナがいなくて大変みたいね。」

私はいやみっぽくに言った。とたんに静かにしていた真央の目つきがきつくなる。居合わせたネイミも。

 「ミサ。お願いだ。その話はもう。」

達也は私のほうを見て言った。私はフッ笑った。

「生きているわよ。ほら。あなたの目の前に座っているではないの。真央」

“生きている”という言葉に真央はちっとも反応しなかった。まるで抜け殻のように。

「ネイミ様。今では晴れて緑ノ国の王女だけど。一週間くらい前はただの魔術師だったのよ。私にも劣る。」

真央は無表情のままだ。

「分からないのならば、私が教えて差し上げるわ。真央。四色の王を探さなければならないレンア様はルナに白羽の矢を立てた。そして、一戦交えるフリをして彼女と交渉し、“ルナ”を“ネイミ様”に変えたのよ。記憶はあるはずよ。だって自分がなっても構わないといったのだしね。」

 ネイミの緑の瞳は動揺していた。もちろん、緑ノ国みんなも。

「ねぇ。ネイミ様」

私はいやみ全開で言った。青ノ国は実に喧嘩っ早いというが事実だろう。

 「わらわはネイミだ。そのまえ私はルナと呼ばれていた。」

ネイミの重い口が開いた。同時にネイミが自身にかけていた術を解きルナの姿に戻る。思っていたよりも順調だ。怒り狂ったかのような紫色の瞳の真央は口を開いた。

 「ねぇ。ルナ?あなた、私たちを騙していたの?あのあとどれだけあなたを探したか。どれだけ悲しんだか。わかっているの?」

真央は怒りに満ち溢れている。来るぞ。レイの時のように。あの時もきっとルナを探しつかれた果てに狂ったように悲しみ扇を動かしたのだろう。

 「ち、ちがうの。言うなってレンアに言われてね。ごめんなさい。でも、ミサなぜ貴女がこのことを?」

ネイミは話を反らすかのように私に振った。

「勘よ」

「勘って。さすが第四英雄。」

誰かがポツリとつぶやく。

 「ネイミ様。いや、ルナ。また会いましょう。」

私は扉に触れた瞬間だった。目の前にあの時と同じ光が見えた。光は真央をめがけているようだ。私はとっさにシールドをはる。前回はちっとも敵わなかった。きっと今回もだろうが何もしないということは出来ない。でも、私はこのまま滅びても構わない。

 光は凄まじいスピードで襲ってくる。前回以上だ。思わず目を瞑る私たち。目を開ければ死んでいるのか?レンアもいないのだから。

 私は恐る恐る目を開ける。目の前には黄のシールドが張られている。

「あなたは。確か、黄ノ国の王ファクト様。」

ファクトの左手はシールドを張り右手は何かを掴もうとしていた。

 光の矢は急に縮んだ。とたんにファクトの右手に光が走る。ファクトの右手には太陽の扇が握られていた。

「よっしゃ!取り返したぞ。」

ファクトは子供のように喜んでいる。同級生には見えない。

 「お!青ノミサ!久しぶりだな!」

ファクトはへらへらとしている。この笑みは無性に甚振りたくなる。

「フン!」

私は鼻を鳴らしそっぽを向いた。

「助けてもらったくせに~」

ファクトはうるさい。

 「ファクト?」

ネイミが出てきた。もう、ネイミの姿に戻っている。

「おぉ!ネイミ久しぶりだなぁ。」

「そ、そうじゃな」

ネイミはファクトが苦手なようだ。

「私は失礼するぞ。またな。健太。」

「おう!」

 レイの死によって知った真実。私と仲が良い健太。幼少のころからずっと一緒だったのに。6年前。10歳のときに紫ノ国は滅びた。私と、健太と、レイと、クレアと、真央はバラバラにされた。私とレイはなんとか一緒にいれた。でも、ほかの3人はバラバラに。クレアは赤、健太は黄、真央は緑にそして。その3人はもっと大きなものを失った。私もこの間までは失っていた。



ご視聴ありがとうございました。

続きは2月21日9時を予定しています。

そろそろ、話に矛盾点または人名ミスが出てくると思います。

指摘していただくと幸いです。

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