~第4章 繋がりが示すもの~ 69~70
注意:殺人が起きます。
登場人物が多すぎてグチャグチャしてます。
中学生の書いた作品です。
無駄に長いです。
似ている作品があったらごめんなさい。
(本読まないのでかぶっているものがあるかもしれません。)
一言:第4章はこれで最後です。作者のミスで今回は短めです。
繋がりの意味を実感する彼女。そしてその一方では
彼女が決心のときを迎える。彼女は何を選択したのだろうか。
69 『フェアリーテイル』 真央 緑ノ王宮
自室で私は人々の顔を思い浮かべる。誰に伝えようか、きっとこれは最も重要だろう。ミサに近い存在。でも、近すぎても・・・。
― コンコン ―
誰かが部屋をノックした。
「どうぞ」
― ギィ・・・ ―
ドアを開いたのは美紀だった。
「なんだ、美紀か。」
私はため息混じりにいった。
「あら、失礼ね。」
美紀は一言だけ言った。
「で、用件は?」
「そうそう、達也が今どこにいるか知ってる?知っていたら、会議所に来いって連絡を。」
「え・・・。」
私は言葉を聞き返す。
「だから、達也がどこにいるか・・・。」
「それ、誰に聞かれたの?」
「赤ノ美羽から。」
フェアリーテイルに書かれていたことが少しわかった気がする。
「そう、私には達也の居場所はわからないわ。」
私は一言だけ言って美紀を追い払った。
私は立ち上がり、また会議所へと向かった。
「ねぇ、翔大。ミサを最近見なかった?見たら、会議所に来いって伝えてほしいんだけど。」
私はまた会議所の中庭にいた。特に何かをするわけではなくただ、休むために。そこに偶然あったのが翔大だった。
「いや、俺は見てないがほかに聞いてみるよ。わかったら連絡する。」
「ありがとう。」
たったこれだけの会話。でもきっとこれで伝達することができるんだ。
私が中庭から立ち去ろうとするときだった。
「真央!」
後ろから声をかけられる。
「大樹。・・・そういえば、どう?見つかった?」
私の問いかけに大樹は焦る。
「そ、それが。ミサとあまり関係のないルナに話してしまったんだ。まだ、1人だけだけど、大丈夫かな?」
「へぇ、最初に言ったのはルナなんだ。意外だな。大丈夫だよ。その情報はルナから美羽へ美羽から美紀へ美紀から私へ回ってきたから。私はナミに同じ質問をしたよ。」
大樹が驚いている。
「えっ?偶然すれ違った際ルナに言っただけなのに。もうそんなにたくさんの。」
私は微笑む。
「私も偶然会った翔大にいったの。きっと間に合うよ。この伝達は迅速だから。」
大樹も笑っている。というよりも、ほっとしているようだ。
「もう少し待っていれば、きっと成功の連絡が入るよ。」
私はまた歩き出す。
ワープポイントするのも面倒になり私は会議所の自室で泊まることにした。自室に向かう途中に会話している二人に出会った。
顔ははっきりと確認できなかったが話している内容は聞くことができた。
「ミサを見なかった?見てたら伝えてほしいことが・・・。」
本当にすごいなぁ。魔力よりも、権力よりもすごい。
一夜会議所ですごした。今は真昼。
― コンコン ―
ノックと同時に声が聞こえる。
「お~い!真央いる???」
ナミの声が聞こえる。
― コンコンコンコンコンコンコンコン ―
返事をしなかったらさらに激しくノックしてくる。
一人ではない。ドアの向こうには2人いる。
― コンコンコンコン!ゴン!ゴン!ゴン!ゴン!ゴン! ―
どんどんひどくなる。私は仕方なくドアを開けた。
目の前にはナミと翔大が騒いでいる。珍しい組み合わせだが仲は良いようだ。
「ちょっと報告があってねっ!」
「そうそう、報告が。」
同じ報告だろうか。でも、二人に頼んだものなど無い。
「同じ報告なの?」
「うん。真央に頼まれてたから、会議所に来るように伝えてって。」
ナミの言葉にようやく現状に気づく。
「あぁ、そうだったね!ありがとう。ミサ見つかったんだ。」
「なんとかな!」「えっ?」
翔大とナミは同時に発する。
「え・・・?」
私も驚いてしまう。
まさか、ミサと達也を二人同時に見つかるなんて。
「ナミは達也を翔大はミサでしょう。ありがとう!」
私はお礼だけ言って部屋を出る。
残った二人は不思議そうに顔を見合わせて首を傾げていた。
私は大樹を探して会議所を駆け回った。でも、会議所にはいないようだ。私は青ノ王宮へとワープした。
大樹は自分の部屋にいた。
「大樹!2人に連絡できたみたいだよ!」
私は明るく大樹に話しかける。大樹の表情が明るくなる。
「よかった!安心したよ。間に合わないかと思った。」
「私もよ。」
でも、この一軒で私と大樹の仲はとても深まった。
多くの繋がりが全ての人を繋いでくれる大切なこと。これを実感した。
だからもう良いや。現実世界に戻っても平民としての人生を送るのならば。こっちの世界で華々しく一国の王女として。
散る。
70 『幸せ』 真央 緑ノ王宮
幸せ。現実世界で私は“幸せ”を追い求めた。でも、届かなかった。それなのに、ここの世界では幸せである。誰かを犠牲にして幸せがあるのかもしれないのならば私は、誰かを幸せにするために犠牲になれる。そんな気がする。
私はサクセ・ネイミの姿をしている。ルナがこの姿になるときとは全然違う。私が真の王女だけあり華やかな。そして特徴はチャイナドレスと言うことだ。赤は和風、青は洋風、黄は独風、緑は中華風が正装。だからクレアが赤ノ王女として袴姿だったのだ。
「この姿も最後。」
私は自分に言い聞かせる。
本当はもっと、皆と居たいよ過ごしたいよ。でも、もう無理なんだ。私が死ねばもう、誰も死ぬことは無い。なぜだろうか、そう思う。
私が死ねば誰かが悲しむだろう。だから我侭だって分かってる。私が死ぬんだったら、ルナを殺したほうがルナは幸せなのかもしれない。“私のせいで”と言う十字架を背負わなくてすむから。でも、でも、でも。
生きたいよ、だけど死にたいよ。死にたいよ、でも生きたいよ。
覚悟は決めた。私は自らの左胸にそっと銃先を当てて撃ち込んだ。
― バーンッ!!!! ―
走馬灯のように蘇る記憶。全ての感情がこみ上げてくる。でも、冷静で保っていられる。きっと私の死に気づくのは遅くなるだろう。
亡骸に気づいても、王の姿をしている私は普段とまったく違う。
大丈夫。またいつか、みんなに会えるよ。だから、さよなら。
ご覧頂ありがとうございました。
続きは4月23日9時を予定しています。
そろそろ、話に矛盾点または人名ミスが出てくると思います。
今後もよろしくお願いします。
レビュー・評価をしていただくと幸いです。




