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再会と最強

最近忙しすぎて全然投稿できなくてすみません。。。

 ライガを倒したユウリがポイズンキャンサーの方を向くと、座っていたウルガーがこちらに向かって歩いて来た。


「いや~、お前強いね。お前がルーシェの言っていたユウリでいいのかな?」

「ああ。って事はアンタが助っ人でいいのか?」

「おう。ウルガーだ、よろしく」

「よろしく、ウルガー」


 ユウリとウルガーが挨拶をし握手を交わすと、アンナに回復してもらった慶太たちやクラスメイトたちもこちらに来た。


「・・・・・・ユウリ」

「よっ、慶太」

「本当によかった・・・」

「おいおい、泣くなよ」

「仕方ないだろ」


 そう言いながら、嬉し涙を流している慶太の肩を叩いた。


 すると、慶太がユウリから離れると、入れ替わるように雅がユウリに抱きついた。


「ーーみ、雅ッ!?」


 突然抱きついてきた雅に驚いたユウリだったが、すぐに泣いている事に気が付いた。


 ユウリは泣いている雅の頭に手を乗せた。


「・・・馬鹿。なんですぐに戻ってきてくれなかったの」

「悪かった。でも、ちゃんと無事だから安心してくれ」

「・・・・・・うん」


 そう言うと、雅はユウリから離れて微笑んだ。


「おかえり、ユウリ君」

「おう、ただいま」


 ユウリも笑って言うと、フェルカが勢いよく腕に抱きついてきた。


「フェルカ?」

「「「ーーッ!?」」」


 どうやら雅の抱きつきにやきもちを妬いたようだ。


 そして、フェルカの抱きつきに、その場にいた人達は驚きを隠せなかった。


 先程まで泣いていた雅も驚きすぎて、顔が引きつっていた。


「・・・ユ、ユウリ君。その人、誰、なの?」

「・・・・・・あ~、えっと」

「ユウリの彼女のフェルカです。よろしくね」

「・・・・・・」


 フェルカは自己紹介をすると、雅との空気が急に張り詰めた。


 空気に耐えかねたユウリは慶太たちの方を見ると、慶太は目を逸らし、皐月は呆れた様子でため息をついた。


 クラスメイトたちも二人の空気に当てられて、ガクガクと震えていた。


「何やってるのよ、フェルカ」

「ーー増えたッ!?」


 雅と睨み合っていたフェルカの頭に、セリナは軽くチョップを入れた。


 セリナの登場で、雅はまたも驚いていた。


「ユウリ様、全員の治療が済みました」

「終わったよ~、お兄ちゃん!」

「おお、ありがとうな!」

「ーーまた増えたッ!?」


 ユウリが戻ってきたアンナとルリを撫でて褒めると、二人はとても嬉しそうに尻尾をパタつかせていた。


 雅はアンナとルリの追加でさらに驚いた。


「・・・・・・この」

「ーーッ!?み、雅、さん?」

「ユウリ君の馬鹿ーーーーーッ!!」


 すると、肩を震わせ、涙を浮かべた雅の怒鳴り声が、ルーリアン王国中に響いたのだった。





~~~~~~~~~~~~~~~~~





「ハハハハハッ!!それは災難だったね、ユウリ君」

「笑い事じゃねえよ!ったく!」

「まあいいじゃないか。誤解は解けたのだろ?」

「なんとかな」


 あの後、ユウリは雅を宥めるのに必死になっていた。


 全員ユウリの彼女だと勘違いをしていたそうで、今までの事を話して何とか誤解を解いたのだった。


 その時、何故かユウリはセリナたちに何とも言えない目で見られた。


 そして、今はウルガーと共にルーシェに報告に至る。


「まあ冗談はさておき。今回の件は助かったよ」

「おう」

「ウルガーはともかく、ユウリ君たちには何か礼をしないとね」

「おい待て、何で俺はいいんだよ」


 ルーシェはウルガーの反論を無視して話を続けた。


「君たちの冒険者ランクを上げるというのはどうだい?」

「いいのか?」

「ああ、君たちはそれくらいの事はしたと思っているよ」

「だから俺は?」

「君のランクはもう上げようがないだろ」


 ルーシェは何度も聞いてくるウルガーに面倒くさそうに言い、ユウリたちのプレートを貰い、部屋を出た。


 しかし、その発言をユウリたちは聞き逃さなかった。


「・・・ちょっと待ってくれ。ウルガーってランクいくつ?」

「え?俺SSランクだけど?」

「「「ハアアアアァァァァッ!?」」」


 ユウリたちはウルガーの発言に驚きを隠せなかった。


 何故ならSランク冒険者は数人しか存在しないのにも関わらず、その上であるSSランク冒険者だったのだ。一生会えるか会えないの存在だ。


 その証拠にウルガーはプレートをユウリたちに見せた。


 そのプレートはSSランク冒険者しか持てない、プラチナプレートだった。


「って事はシュカの事も知っているのか?」

「シュカ?ああ、アグナッドの姫様か。もちろん知ってるぜ。というか、前に戦った事あるし」

「・・・それ、どっちが勝ったのかしら」

「それは勿論、俺が勝ったぞ」

「・・・・・・マジかよ」


 ユウリたちの中で最強に近いと言えばシュカだったが、そのシュカが負けるとは衝撃だった。


 すると、部屋に戻ってきたルーシェが補足をしてくれた。


「その話は本当だよ。言っちゃなんだが、コイツ、SSランクの中でもトップクラスだからね」

「・・・・・・」


 ユウリたちは補足に唖然としていた。


 そんなユウリたちにルーシェは新しくなったプレートを配った。


 ユウリとフェルカ、セリナのランクはAランクへ昇格し、アンナはCランクに昇格した。


「それで、この後はどうするんだ?」

「ああ、この後は城へ来るように言われてるんだよ」

「誰に?」

「クレイに」

「お前アグナッドの姫様だけじゃなくて、ウチの王子まで知り合いかよ。本当に何者だ?」

「たまたまだよ」


 そうして、ユウリたちはクレイに呼ばれているため、ルーシェに礼を言うと、ギルドを出て城に向かった。

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