次の目的地
だいぶ期間が空いてしまって申し訳ないです。
今回は少ないです・・・。
新しい作品も思いついちゃった・・・。
シュカの結婚式乱入の翌日、ユウリたちは王宮に呼ばれていた。
迎えが来た時にユウリとシュカ、アンナは起きていたが、セリナとルリは寝ていたので、未だ眠そうにしていた。
「まずは、フリヒード公爵の悪事を止めてくれた事に礼を言う。しかし、フリヒード公爵があんな事をしでかすとは・・・」
アグナッド帝国国王である、ベルフ・C・アグナッドは、自分が選んだ相手が悪事を働いた事に、頭を抱えていた。
その事件の張本人であるフリヒード公爵は、兵士に捕らえられた後、公爵の位を剥奪され、死刑を言い渡されたそうだ。
「貴殿たちには大変迷惑をかけた。何か望む物はないか?」
お詫びとしてベルフが聞くが、いきなりでユウリは少し悩んだ。そして、ある事を思い出した。
「・・・・・・欲しい物はないが、協力してほしい事がある」
「ほう、協力とな?」
「ああ、実は・・・・・・」
ユウリは邪神教の事をシュカとベルフに伝えると、二人は驚愕していた。
「・・・・・・邪神教。まさか、そんな者たちが現れていたなんて」
「父上、これは大変な事です。先にその者たちにダンジョンを突破されて、封印が解けれてしまえば・・・・・・」
「・・・う~む」
ベルフは苦い顔をしながら唸った。
そして、すぐにユウリたちに向き直った。
「久世ユウリ殿。是非とも、協力させてほしい」
「それは良かったよ」
そう言うと、ベルフはその場ですぐに、誓約を書面に書き記し、そこにサインをして誓ってくれた。
ユウリは誓約を記した書類をベルフから受け取った。
「そういえば、ここから近いダンジョンってどこなんだ?」
「ここから近いダンジョンだと、ここから北にあるガルドン火山だな」
ユウリがふと思った疑問に、シュカが答えた。
すると、アンナがすぐさま地図を出して見せてくれた。
「ガルドン火山までには街がありませんね」
「そうだな。ここで準備してから出発するか」
「じゃあ、今日は買い物しようよ」
ユウリとアンナが地図を見ていると、フェルカがユウリの横から顔を出してきた。
ユウリたちは地図をしまうと、ベルフに礼を言って王宮を出た。
王宮から街に出るとユウリたちは、ユウリとフェルカ、セリナとアンナとルリで分かれて買い出しに向かった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~
買い出しから帰ってきたセリナたちは、先に帰っていたユウリたちを見て首を傾げていた。
ユウリは顔を赤くしながら少し拗ねている感じで、フェルカは顔を赤らめてニヤニヤしていたのだ。
「どうしたのよ、あんたたち?」
「えへへ、あのね・・・」
買い出しの為二手に分かれた後、ユウリが店を見ている間にフェルカがナンパされていた。
そして、買い物を終えたユウリがそれに気付き、フェルカをナンパしていた男の肩を力一杯掴み撃退した。
「でね!それでユウリがその時に「俺の女に何か用か?」って言ってくれたんだよ!」
「へ~」
「おい、こっちを見るな」
セリナはフェルカの話を聞くと、ニヤニヤとしながらユウリを見ていた。
アンナは少し羨ましそうにしていて、ルリはユウリの下に行き、「お兄ちゃん、かっこいい!」と純真無垢な瞳で言ってきた。
ユウリは恥ずかしくなり、今日はもう休む事にしたのだった。
翌日、準備を済ませたユウリたちはガルドン火山に行くために門に向かうと、シュカとイアンが荷馬車を止めて待っていた。
「シュカとイアンがここに何でいるんだ?」
「うむ、ユウリたちはガルドン火山に向かうのだろう?なら、その近くまで送ってやろうという訳だ」
「いいのか?」
「気にするな」
そう言うと、イアンが荷馬車に乗り、馬の手綱を取った。
「それじゃあ、行きましょう」
「分かったよ」
ユウリたちは荷馬車に荷物を積むと、皆は荷馬車に乗り込んだ。
全員乗り込むと、イアンは馬車を引き、荷台が動き始めた。
「シュカ、ありがとな!行ってくるよ!」
「ああ、私の方も対策は考えみるさ!」
ユウリたちはシュカに見送られながら、ガルドン火山に向かった。
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