表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
フレンド0の俺が、MMOで居場所を見つけるまで  作者: 御門


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

59/85

第59話 小さな閃き

あれから数日が経った。

その後もXは続けている。

特に他のユーザーとやり取りをしている訳じゃない。

下手なSSを、毎日アップしているだけだ。


それでも多い訳じゃないが、フォロワーも30名になっていた。

いいねも毎回もらえている。ちょっと嬉しい。


多くはない。

10いいねとかだ。


1いいねで泣いてた事を考えると、10倍なんだが。


慣れって怖いな?

むしろ、1いいねで泣くことある?


弱すぎないか、俺……。

いや、かっこ悪すぎないか……。


自分で黒歴史を見つめる真似はやめよう。

消耗するだけだ……。


でも。


「なんかこう……助けられてる感は、あるよな……」


多分、Xの向こう側の人達はそんなつもりはない。

わかってる。

ただ純粋に、いいねしてくれてるだけだ。


「でも、俺としてはこう……何か……」


言おうとして、途中でやめる。

そもそも俺に何が出来る訳でもない。

現状は、実質フレンド0状態。


ソロ活動のみ。

日課のデイリークエストくらいだ……。


チラリとインベントリを開ける。

特にレアアイテムもない。

そもそも、ほとんどアイテムなんて残っていない。


全部マーケットで売ったからな……。


金策は結構楽しかった。

やればやるほど、目に見えて貯まっていった。


……ん?


「まてよ……」


俺は急いでテレポートをする。


着いた先は、ユーザーのハウス地区。

通称、セレブ地区だ。


俺はセレブ地区にある掲示板を見る。

この掲示板では、現在売り出し中のハウスを確認できる。


「一番安いハウスは……」


「あった!」


「300万マネ……全財産だけど……うん、買おう」


とはいえ、すぐに買える訳ではない。

ハウスが欲しい人は多く、抽選方式なのだ。


「ここはセレブ地区でも端っこだし……」


「結構、入り組んだ場所にあるハウスだから……」


「抽選人数も少ない……いけるか?」


俺は迷わず、全財産で抽選参加ボタンを押した。


「はは……これで本当に無一文だな」


「よし! ちょっとクエストかダンジョン、行ってくるか!」


俺のMMO生活は、まだ終わっていない。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ