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負内無宗は負けません!!~敗北=全ロストの世界で、俺だけが“負けない”最強~  作者: Zawape
大罪魔人編

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攻撃無効貫通の“痛み”

ヤバい!何やってんだバカ!

このままじゃこの星ごと……いや、辺り一帯の星を巻き込んで破壊してしまうぞ。

怒りに任せて、大切な仲間まで殺したら意味ないだろ。


ダメだ……体が制御できない!

────止まらない!



ドォォォォォォォォォォォォォォォッッッ!!!


その瞬間、星系破壊規模のエネルギー波が解き放たれた。


「ヤバっ……これはさすがに死ぬっ……」


誰もが死を覚悟した。


その時────


「ダメですよ?……わたくしの星を壊さないでください」


ドカァァァァァァァァァァァァァァンッッッ!!


エネルギーが弾け、世界が光に包まれた。


クソっ……俺のせいで……



「いやぁぁぁぁっ!アルマ死にたくなぁぁぁいっ!」


「あれ……生きてる?」

「星も……壊れてません!」


「みんな……上、見て」


フェリが指さした先には、翼が生えた“何か”が浮いていた。


「フフッ。……これは1つ、“貸し”にしておきましょうか」


太陽と重なって、姿がよく見えない。


「あなたは……」


その人は正体を明かさないまま、姿を消した。


「無事だったの……か?────よかっ……た」


俺は眠るように意識を失った。



「おいっ!テメェらァ何してんだぁぁぁぁぁぁぁッッッッッ!!」


「き……キラリオスさん!?」

「す……すみません!!」


「いいから、何があったか話せ」


ルナたちは事の顛末を話した。


「無宗が暴走だァ?」


「ご主人様に悪気はないんです」


ルナたちは必死に俺を庇った。


「わーってるよ。あいつが周りのことを考えねぇで行動するようなバカじゃねぇってことくらいなァ」


「キラリオスさん……」

「あ……ありがとう。感謝」


「きゃはっ。でも、被害が出なくて良かったじゃん」

「でも、なんで被害が出なかったんだろ……」


「そりゃあ、誰かが止めたからに決まってんだろ」


ルナたちは目を丸くして驚いた。


「あ……あのご主人様の攻撃を?」

「無宗……多分……本気だった」


「それってー、キラリオスが止めたとか?」


「無理言うな。あんなもん、俺様じゃあどうにもできねぇ」


キラリオスはキッパリ断言した。


「え……じゃあ一体誰が……」


「俺様が知る限り、そんな芸当ができんのはァ────“あの女”しかいねぇ」


「あの女?」




それからしばらく経ち────


俺は目が覚めた。


「ここは……」


「病院だ。やっと起きたみてぇだなァ」


「キラリオス……」


キラリオスは呆れた顔で言った。


「3日も寝込みやがってよぉ。大事な仲間を心配させてんじゃねぇぞ」


そう言って布団の周りを指さした。

下を見ると、椅子に座ったルナたちがベッドに寄りかかって寝ていた。


「ご主人様……起きて……」


ルナの頬を涙が伝っていた。


「ぁ……」


「こいつらこの3日間、意地でもテメェのそばを離れようとしなかった。

いい仲間持ってんじゃねぇかァ」


「……っ」


その時、自分が何をしたのか思い出した。

俺の手は酷く震えていた。


こんなに俺のことを思ってくれる仲間を……殺しかけたのか?


守ると誓ったものを壊しかけた自分に対する強い怒りや嫌悪。

そして、そんな自分に対する恐怖が、俺の中で渦巻いていた。


俺は唇を噛み締めた。


「なんで……俺は生きてるんだ?俺なんかいない方が……」


「くっ……」


キラリオスは歯を剥き出しにし、拳を強く握った。


ドォォォォォォォォォォォォンッ!


キラリオスの拳が俺の顔面を殴りつけた。


「テメェ……それ、本気で言ってんのかァ?」

「え……?」


「星ごと全部壊しかけただァ?んなことわかってんだよ。

それでもテメェのことを心配してくれた仲間に対して……同じセリフ言えんのかぁぁぁぁぁぁぁっ!!」


「……っ!?」


痛い……痛すぎる。攻撃なんか効かないはずなのに、今の一撃が何よりも重く……痛く感じた。


俺は歯を食いしばり、思いっきり両頬を叩いた。


バァァァァァァァァァンッ


部屋中に音が響いた。


俺の頬には涙が伝っていた。


「悪いな。お前に気づかされたよ……大切なことをな」


俺は少し笑った。


そしてこの涙に誓った。

俺はもう間違えない。


「いい顔になったじゃねぇかァ」


「こんなに可愛い仲間たちを置いて死ねないよな……あ、今のはこいつらに内緒で頼む」


キラリオスはにっこりと笑った。


「で、テメェら……いつまで寝たフリ決め込んでんだァ?」


ルナたちの体がビクリと震え、ゆっくりと起き上がった。


「え……?」


ルナたちは顔を赤らめていた。


「お……おはようございます……ご主人様」


「お……お前ら……いつから……」


「ごめん、無宗。結構最初から起きてた」

「きゃははっ。急に修羅場になるから起きるタイミング見失っちゃった……なんて」


フェリの尻尾は嬉しそうに揺れていた。


「可愛い仲間……えへへ……」


俺の身体中がボワァっと燃えるように熱くなった。


「や……やめてくれぇぇぇぇぇ」


「じゃあ、俺様はァここで失礼するぜ」




その後、俺はルナたちに3日分のなでなでとキスを要求されたのだった。



────1週間後


「準備はいいですか?」


「うん……」

「きゃははっ。余裕〜」

「あぁ……」

「大丈夫」

「問題ない」




「それでは、強欲の魔人────プレオネクシア討伐隊……出発です!!」

「面白かった!」


「続きが気になる、読みたい!」


「今後どうなるの!?」


と思ったら


下にある☆☆☆☆☆から、作品への応援お願いいたします。


面白かったら星5つ、正直に感じた気持ちでもちろん大丈夫です!


ブックマークもいただけると本当に嬉しいです。


何卒よろしくお願いします。

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