街に来ただけで、ヤクザと決闘になりました。
自然豊かな妖精大陸。
一歩足を踏み入れると、そこには────
「やっちゃってくだせーキラさん」
「こんな奴ら、わからせちゃってくだせー!」
「さっきからガン飛ばしやがって……
ぶっ殺してやるぅぁぁぁぁ!」
魔境だった。
……なんでこうなった。
1時間前────
「着きましたね、ご主人様」
「ここが……」
「ここが……妖精大陸か」
俺たちは、新たな出会いに胸を踊らせていた。
しかし、現実は……
「えー……」
目の前にはクッソ治安が悪い街が広がっていた。
「ご主人様……イメージと違うんですが」
そうだよな……目の前のあいつに関してはリーゼントだしな。
紺色リーゼントでヤンキー座りした男と目があった。
「んだァ?テメェ……何見てんだァっ!?
やんのかゴルぅぁぁぁぁぁ!!」
俺は目を逸らした。
ちょーっと待って。妖精ってもっと小さくてふわふわして、可愛いやつだと思ってたんだけど……
「おぉいなに目ぇ逸らしてんだァ!無視してんじゃねぇ、殺すぞぉぁぁぁ!!」
普通の人間というか……ヤクザやん。
「おいお前来いや!表出ろぉぁぁ!」
いやここもう外だって。
ダメだ……こいつ、めっちゃ絡んでくる。
「俺様は勇者だぞ!無視とはァいい度胸だなァ」
街に来たばかりのやつに、こんなヤベェ絡み方する勇者がいてたまるかよ。
俺は無視を決め込んだ。
「テメェッ……ナメてんじゃねぇぞ!いいからこっち来い。決闘だ!」
「ちょまっ……俺まだ何もしてないって!」
気づくと、俺は決闘場のような場所に連れてこられていた。
「やっちゃってくだせーキラさん」
「こんな奴ら、わからせちゃってくだせー!」
「さっきからガン飛ばしやがって……
ぶっ殺してやるぅぁぁぁぁ!」
そして今に至る。
俺が何をしたというんだ。
「ご主人様、大丈夫でしょうか……」
リーゼントヤクザが風車のような鍔の剣を抜いた。
まぁ、街で最初に絡んでくるようなチンピラなんて、だいたい底が知れてるしな。
と、思っていた時期が俺にもありました。
「渦巻け……ゼフィル・レイ」
その瞬間俺の足元に大量の風が吹き荒れ、渦を作った。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッッ!!
「え……?」
そのまま巨大な竜巻が発生し、俺は遥か上空へ吹っ飛ばされた。
「マジかよぉぉぉぉぉっ!?」
リーゼントヤクザは歯を剥き出しにして笑った。
「俺様は、暴風の勇者キラリオス・マワリッシュ。ナメてんじゃァねぇぞぉぁぁぁぁぁぁ!!!」
「面白かった!」
「続きが気になる、読みたい!」
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