ミニキャラ参戦で戦況が壊れました。
四天王アゼロラが放った“死”の嵐がルナたちに直撃する直前、その攻撃を圧倒的威力で掻き消したのは……
ミニキャラ版の俺、デフォルメ無宗だった。
「俺は正確には負内無宗の分身だ。お前らが心配だから俺が来たってわけ。イレギュラーメンバーは誰一人として死なせないからな」
「……もう失うのはごめんだ」
俺は聞こえないような小さな声で言った。
「ご主人様……」
「助かった。ありがとう無宗」
「おい待て。その小さいふざけた見た目のヤツが吾輩の全力の攻撃を掻き消したというのか?」
「あ、はいそうです」
アゼロラは額に青筋を立て、ギリ……と奥歯を噛みしめた。
「ふざけるなッ!そのようなことがあってたまるかぁぁぁぁ!!」
「まぁそう怒るなって。俺の分身なんだから強いに決まってるだろ?」
「細かい肉片になるまで刻んでやるッ。死ねぇぇぇぇぇぇぇッ!!」
「“ウィンドカッター1000連”」
大量の風の刃が俺たちめがけて飛んでくる。
俺は手で振り払った衝撃波で風の刃を全て吹き飛ばした。
「……っ!?」
そのまま片手を振り下ろす。その瞬間、空中にいたアゼロラが勢いよく地面にめり込んだ。
「な……何が起きた。吾輩が埋められた?」
体全体が地面に埋まり、頭だけが地上に出ていた。
「滑稽だな。お前のめり込んだ姿は」
「……殺す」
“ヒール”
俺はルナたちを回復させた。
「傷が……」
「全部治ってます!」
「よし、お前ら出番だ。複合スキルをやってみろ」
「複合スキル……ですか?」
「簡単に言うと合わせ技だ。ルナの全力の一撃にクリアが属性を付与する……みたいな?」
「わ……わかった。ルナ、やるよ」
「はい」
ルナが弓を構える。
「弓王スキル“メテオアロー”」
「全属性魔術“炎”付与」
凄まじいエネルギーが矢先に凝縮される。
「舐めるなッ!吾輩は魔王軍四天王“風天”アゼロラ・ストムウェルだ。絶対に勝つのは吾輩だッ!!」
アゼロラの口元に膨大な風エネルギーが収束する。
「“ウィンドフラッシュ”!!」
凄まじい旋風がルナたちめがけて放たれた。
しかし、こちらも準備万端だ。
「複合スキル“インフェルノメテオアロー”」
強大な炎の波動がアゼロラの旋風と衝突する。
ドォォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!
「くっ……」
「なんて力……」
凄まじいエネルギーのぶつかり合い。両方の力は互角だった。さすが四天王だな。レベル500以上の2人の力を合わせても互角とは……
これじゃあ決着がつかないな。ちょっとばかり力添えを……
“エネルギーブースト100倍”
炎の威力が膨大に増幅し、龍の頭のようなものが現れる。
「な……なんですかこれ!?」
「無宗!?」
炎の龍が咆哮した。
アゼロラの旋風は一瞬で掻き消され、大爆発を巻き起こした。
ドカァァァァァァァァァァァァァンッ!!!
「馬鹿なッ!この吾輩がァァァァァァァァァァァァァァッ!!!」
こうして、“風天”アゼロラ・ストムウェルは討伐されたのだった。
そして、時はイレギュラーメンバーの分断直後まで遡る。
その頃、別の方では……
「もーなんなの!?急な竜巻で吹っ飛ばされたんですけどー」
「あ……アルマも幽霊だけど、魔法……効くんだね」
「ふふーん。でもアルマちゃんは丈夫だからね。このくらい余裕だもーん」
「では、どれほど丈夫か試してみましょうか」
「……っ!?」
「初めまして。私は魔王軍四天王“水天”クロニス・フロミラー。あなた方を始末しに来ました」
「面白かった!」
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