四天王3人が同時に攻めてきました。
「はぁ……はぁ……」
「キリがないんですけどー」
ルナたちは息を荒くしていた。
魔族大陸中の魔族が俺たちをめがけてやってくる。
その総数は数十万を優に超えていた。
「このままでは力尽きてしまいます……」
「無宗ぉー。なんかいい道具出してよ」
「ふざけんな。俺はどこかのネコ型ロボットじゃないんだぞ。まぁでも方法はある」
じゃじゃーん。
「“ベールーゼーリーオン”」
「ご主人様。いくらチートな剣とはいえ、さすがにそれだけじゃ……」
できるんだなぁ、これが。
「“開け”」
ベルゼリオンの刀身から黒い液体が溢れ出し、半径50kmを漆黒で埋めつくした。
「え……マジで?」
「液体捕食特殊形態“暴食軍”」
ベルゼリオンの黒い液から大量の黒い兵、大型や中型のモンスター、さらにはドラゴンまでが生み出された。その軍勢は、ゆうに百万を超えていた。
「な……なんだこいつら。ぎゃぁぁぁぁぁっ!」
「攻撃も吸収される。どうすればいいんだよ!!」
「誰かあのドラゴンを止めてくれぇぇぇぇ!!」
「これでベルゼリオンも大幅強化だな」
「きゃははっ。さすが無宗。やるじゃん」
「これ……国家総戦力超えてません!?」
「ここまでチートだとは思わなかったよ」
「すごい……」
暴食軍は次々と大量に魔族を捕食していった。
「よし……今のうちに腹ごしらえだ」
俺は椅子やテーブルを召喚した。
“料理生成”
机の上には五人分のクリームパスタが並んだ。
「お……おいしそう」
「ごめん……アルマ、幽霊だから食べられないや」
アルマは少し悲しそうだった。
だったら幽霊でも食べられるようになる魔法を作ればいいだけだ。
“物質霊化”
「アルマ、いいから食ってみろ」
「え?まぁ無理だと思うけど」
アルマは霊手でフォークを持ち、パスタを口へ運ぶ。
「!?……おいしい。嘘……食べられる」
「パスタが霊と干渉できるようにした。もう好きなだけ食えるぞ」
「ありがとう!無宗大好き!!」
アルマが俺に抱きついた。彼女には笑顔が戻っていた。
良かったな、アルマ。
その頃、魔王城では……
「クロニス……」
「はっ。なんでしょう魔王様」
「レバルトがやられた」
「あのレバルトが!?」
「それ以降、魔族が大量に消失している。異常な速度でだ。……始末してこい」
「はい。残りの四天王を招集して原因を排除いたします」
そんなことを知らない俺たちは、食事を堪能していた。
「このパスタおいしすぎる!」
「これ……おいしい」
「しかし、魔族大陸で優雅に食事なんて……狂ってますね」
「まぁ、俺たち“イレギュラー”だし、ある意味その通り……なのかもしれないな」
「ごちそうさま」
ちょうど食事を終えた頃、凄まじい3つの気配が近づいてきていた。
ピクッ
俺のアホ毛は既に敵の正体を感知していた。
「ご主人様!魔族です」
「す……すごい気配」
心臓が押しつぶされるような圧迫感。これは間違いなく只者ではない……そんな顔を、ルナたちはしていた。
まぁ、強いけど俺の敵じゃないかな。
3人の上級魔族が空から俺たちの様子を見ていた。
魔王軍四天王のお出ましだな。
「あなたたちですか。魔族を大量に殺しているのは」
「ハーッハッハッハ。何かと思って来てみれば、面白そうな獲物じゃあないかッ」
「レバルトを殺ったのはどいつだぁ?戦わせろ」
今度はちょっとばかり、大変かもな……
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