俺を襲うやつは、みんな後悔して散りました。
数時間前、俺は国王に目をつけられた。
そして俺たちは王宮から家に帰っていた。
「無宗やるね。絶対国王に嫌われたよ」
「あはは……大丈夫でしょうか」
「まぁ大丈夫だろ」
国王に呼び出されたからといって、特に何か変わるわけでもない。何かあったら俺が止めるだけだからな。
というか、ルナたちがコソコソ話をしている。どしたん?
「ご主人様、買い物に行ってきてもいいですか」
「別にいいけど」
「女の子の買い物だから無宗は来ちゃダメだよー」
「わかった。行ってきな」
そしてルナたちは買い物に行ってしまった。
心配はない。何せ、あいつら全員Sランク冒険者だからな。もし絡んでくるような奴がいたら、ご愁傷さまである。
しかしどうしたものか。久しぶりの一人だ。いつもはルナたちが近くにいて、それで慣れていたから少し静かに感じるのも事実だ。
黙っていても暇だから、俺は少し街を探検してみることにした。
アルテミラ王国王都、ファルディア。さっきザワノスシステムに聞いて初めて国の名前とかを知った。10年以上住んでいてなんで知らないのかって?
だって国のこととか興味ないからね。仕方がない。
王都と言うだけあってかなり活気があり、栄えているようだ。人通りもかなり多い。警備兵も巡回していて治安も良さそうだ。
でもだいたいこの辺は知り尽くしている。だって10年以上住んでいた場所だからね。
たまには普段行かないような場所に行ってみたいものだ。
人通りが少ない裏路地が俺の目に映った。
よし、じゃあ探検してみるか。
裏路地は警備がいないせいか、結構治安が悪い。目が据わった者や、浮浪者のような人間もいる。
奥に進むにつれ悪そうなやつのランクがアップしていった。
「おいお前。いい服着てんじゃねぇか」
「金持ってんだろ?」
「ここに置いていけ。命が惜しければな」
きました!絶対来ると思ったこういう奴。まぁこの治安の悪さだしな。当たり前っちゃ当たり前か。
「あーごめん。俺お金持ってないんだ」
「だったら殺して身ぐるみ剥いで、確かめなきゃなぁ」
うわ殺意たっか……殺る気満々じゃん。
「オラァ!」
ごろつきの一人が俺にナイフを突き刺そうとする。
バキンッ
「な……ナイフが!」
「ダメだろ?急に刃物で刺したりしたら。死んだらどうするんだ?」
「普通死んでんだよ。ふざけんな!」
「クソが!」
ゴンッ
もう一人が鈍器のようなもので俺の頭を殴るが、残念ながら攻撃は無効だ。
「こいつなんで攻撃が効かないんだよ!!」
一人の片腕をつかみ上に振り上げる。
「う……うわぁぁぁぁ!」
ダァァァァァァンッ
そのまま地面に叩きつけて一発KOだ。
地面にヒビが入っちゃったけど、まぁいっか。
「やばいっ逃げろ!」
「こんなの無理だって」
残りの二人が逃げ出した。
鬼ごっこかな?でも残念ながら俺が鬼になった時点で勝敗は決しているんだ。
「うわっ」
「か……体が浮いた!?」
俺は2人を念力で持ち上げ、地面に叩きつけた。
「はい。終了」
その後も何度かごろつきに襲われた。その結末は、言うまでもない。
「嫌っ!やめて離して!!」
奥へ進むと、誰かが襲われている。こんなところに来るから襲われるんだよな……まぁ俺も人の事言えないけど。
「少しは楽しませろよ」
「助け……」
やはり気分が悪いな。見ていて不快だ。シバいとくか。
「無理やりは良くないぞー」
「だ……誰だ!?」
バゴォォォォォンッ
俺は女の子を押さえつけていた男を蹴り飛ばし、そのまま残りの奴らも成敗した。
そして今に至る。
「ま……負内無宗!?」
「え……俺を知ってるの?」
その時の俺は、これが王都を揺るがす騒動の始まりになるとは思ってもいなかった。
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