十話
少々文が長くなってしまいました。
加えて、後半部分に官能表現がありますので、ご注意ください。
それでは、どうぞ。
オッツォとグラムの所属しているパーティ《ドラゴンズ・アイ》は冒険者ギルドでリッチモンドとかいう奴が自分たちに臨時パーティ申請をしてきていることを知った。
「リッチモンド・・・、ああっ!リッチモンドといやぁこの前のクソ生意気なガキじゃねえか!」
「何!?オッツォ、こいつがお前たちがやられたとかいうやつなのかい?」
オッツォに向かって一人の女が荒い口調で尋ねる。
黒目、黒髪、黒い肌。身長はやや高めで一般的な成人男性と同じくらいの背である。そしてその胸元では、はちきれそうになっている服の下にある大きな乳房が自己主張をしている。
彼女の名前はニュー・ミスティリア。この《ドラゴンズ・アイ》パーティのリーダー格である。
「ええ、そうです。くそっ、くそっ。この折られた右手の恨み、ぜってえ忘れねえ!なあ、お前もそうだろ、グラム?」
「・・・」
グラムと呼ばれた男はこの話を聞いたときからずっと黙り込んでいる。彼もオッツォと同じく、リッチモンドとかいう少年に痛い目を見させられた。グラムもオッツォと同じく頭に血が上りやすいタイプだがオッツォとは違い、自分と相手の力量差を見誤るようなことはしない。
前回のときもオッツォと共にリッチモンドにやられてしまったが、彼だけは二度目の特攻をしかけた。剣術Lv3という剣術においては達人とも呼ばれる領域に達するスキルを持っている彼は、剣での攻撃に絶対の自信を持っていた。
だが、結果は彼の期待を裏切るものとなった。リッチモンドは一瞬の内に迫り来る長剣をものともせず、恐るべき速さでグラムの懐へと入り込み、その体にそぐわぬ怪力で彼は腕を捻じ曲げられ、足の甲を自らの剣で貫かれたのであった。
すでにオッツォもグラムも高い金を払って神官から上級の治癒魔法での治療を受け、怪我はすっかり治っていたがグラムはリッチモンドと自らの力量差を身を持って感じていた。
「だが・・・、俺たちでは奴に勝てない」
「グラム・・・おめぇどうしたんだよ」
オッツォが問いかける。
「確かに俺もあいつのことは憎い。ぶちのめしてやりたいぜ。だがな、俺たちと奴とじゃレベルが違うんだ」
いつになく弱気な発言をするグラムに、オッツォは開いた口がふさがらなかった。
「それは、アタイを入れてもかい?」
突然発された何気ない一言。オッツォとグラムは声の主、ニューの方へと振り返る。
ニュー・ミスティリア。
彼女は自分たち《ドラゴンズ・アイ》をまとめるリーダー。その実力はパーティを組み始めた当初から計り知れなかった。
彼女がいれば、
彼女がいてくれるのなら、
勝てるかもしれない。
グラムはそう思った。
「あねさんがいて下されば怖いものなしです!俺たち《ドラゴンズ・アイ》を敵に回したこと、後悔させてやりましょう」
そう言うグラムに、
「決まりだな」
とニューがうなずきながら答える。
そうして彼女たちはリッチモンドの臨時パーティ加入を認めることにした。
後にこの決断で後悔するのは自分たちだとは知らずに。
時を同じくして、リッチモンドことリッチーはこれから起こるイベントに備えての準備が終わり、宿へと戻っていた。
宿へと帰ってきた俺は自分が借りている部屋の扉を開けた。
ぐううううううううううううう。
ぎゅるぎゅるぎゅるぎゅる。
俺を迎えたのは腹を空かせた少女たちのお腹がなる音だった。
そういえば何も食べ物を置いていかなかった。
「「おかえりなさいませ。ご主人様ー!!」」
少し興奮気味なのは帰ってきた俺がまた料理を作ってやるとでも思っているからだろう。
ふはは、いいだろう。今夜は俺が最高の料理を作ってやろうではないか。
「お前たち・・・、ああ未だ名前を決めていなかったな。じゃあ蒼い方がハルマキ、茶色い方がチャーハンだ」
面倒くさいから適当に頭に浮かんだ東洋に伝わるという食べ物の名を付ける。
「ハルマキ、ハルマキ。ありがとうございます、ご主人様!」
「チャーハンの名、大切にさせていただきます!」
ふむ。正直おもしろい名だとは思うが本人たちが気に入っているのならばよかろう。
「では、ハルマキにチャーハン。今日の夕食はこっちで食べるぞ」
そういってベッドの方へと歩いていく。
首をかしげながらも奴隷たちはついてきた。
彼女たちを大きなベッドの上に座らせると俺は履いていたズボンを脱ぎ、イチモツを取り出す。
「これが今日のお前たちの飯だ。食べる前にまずは口を開け」
俺のモノを目にして顔を赤くする奴隷たちだが、俺の命令に反応してしっかりと口はあけている。
俺はそこに時空間魔法を使って亜空間から取り出した、昨日買っておいたハーブを一枚取り出し、半分にちぎってそれぞれの口の中へと入れ、よく咀嚼させてから吐かせる。
「では、どちらから食べるのだ?」
ここではあえて命令はしない。俺は奴隷たちの様子を伺う。
「で、では私から!」
宣言したのは茶髪の少女、チャーハンだ。
「し・・・失礼しますっ!」
そう言うと彼女は勢いよく俺のイチモツを飲み込んだ。
元々リッチーだった俺に性欲というものは存在しない。だが、多少は快感というものを感じないわけでもない。
チャーハンは歯で俺を傷つけないようにゆっくりと頭を動かしている。
だんだんと慣れてきたのか目を逸らさずに俺のモノを直視し、ふんふんと鼻息を荒くしていく。
「出すぞ」
「ふぁい」
そう言うと俺はチャーハンの頭を掴み強引に動きを早くする。
「しっかり味わえ」
そして俺はチャーハンの口の中に今日のメインディッシュである白濁液を注ぎ込む。
俺がイチモツを口から抜くと、チャーハンは口の中にある液体をよく舌先で味わってからこくこくと飲み干した。
「お、おいしいいいぃぃぃぃ!」
「え!」
チャーハンの声にハルマキが反応する。
「おいしいのぉぉ。ご主人様のスープおいしすぎるぅぅぅ」
再び熱いスープを求めて俺のモノに舌を伸ばしてきたチャーハンに待て、と命令をする。
俺に命じられたチャーハンは四つん這いになった体勢のまま動きを止める。
そしてそのまま行為を黙ってみていたもう一人の少女に声をかける。
「ハルマキも欲しいか?」
すると、待ってましたとばかりに俺のイチモツにしゃぶりつく。こちらは先ほどとは違って頭を動かすことよりも舌先で舐め回すことに夢中になっている。
「ほんとぉぉ、おいひいのおおおお。もっともっとほしいのお」
俺のモノについていた残り汁をきれいに舐め取ると今度は打って変わって頭を激しく動かす。
「ごひゅひんはまの、もっともっとおおおお」
朝から何も食べていないせいで今もなお、ぐるるるると鳴り続けているハルマキのお腹。
その音を聞き、俺は尋ねる。
「ハルマキ、スープをいっぱい飲みたいか?」
「ふぁい、いっふぁいいっふぁい、くらはい!」
今日の俺は実験が上手く行き、上機嫌なのでハルマキにもサービスしてやることにする。
「よし、出るぞ」
その声に答えようとするハルマキの口内にあふれんばかりのスープが注ぎ込まれる。
「ふぁぁ、ふぁぁっ」
ゴクゴクとスープを飲んでいくハルマキを見ながら俺は生成魔法を使う。今回作り出したのは白濁液、つまりスープだ。
それをハルマキの口内が空にならないように連続的に発動させる。それにより、俺は無尽蔵にハルマキにスープを飲ませてやることが出来る。
「ゴクンゴクンゴクン、げふ。ゴクンゴクン、かはっ・・・ごくん」
気管に少しずつ入り込んでいるのだろう。時折咳き込みながらも俺の出すスープを一滴もこぼさず飲み込んでいく。
その光景に俺は少しハルマキを見直す。
感覚的に3リットルほどのスープをハルマキの中へ出し終え、俺は生成魔法の発動を止める。
「ゴクン、ゴクン。ごほっ、はぁはぁはぁはぁ、ごほごほ」
見事に彼女は飲みきった。一滴もこぼさずに3リットルを。
「よくやった、ハルマキ」
俺はハルマキの頭をなでてやった。
「はぁはぁっ、ありがとうございまひゅうう」
ハルマキはそのまま気絶してしまった。
ふむ。今回の実験は大成功だ。
俺が今回実験したことは二つ。
まず一つ目は自らの体の性機能の確認。感度・状態・性欲の大きさなど、様々な有益なデータが得られた。このデータは他の種族やモンスターに変身したときにも役立つ。自分がどれほどまで変身により変わるのか。
今回の結果としては性欲には変化が見られなかったが、身体的な部分は人間の男としてしっかりと働くことが分かった。
またもう一つ、俺が試していたことは料理スキルを用いた自らの白濁液の調理である。最初にハーブを噛ませたのはそのためだ。
こちらも上手く行き、昨日の料理に勝るとも劣らない味を出せたようだ。
知的好奇心を満たされた俺はそのまま眠りへとついた。




