表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
35/36

現実とフィクションと現実

****


 ちょっと前の日記にも書いたことだが、現在私は脳脊髄液漏出症という病気……正確に言えば怪我の療養中である。

 人によって症状がさっぱり異なるこの怪我、特に私に明確に現れているのが脳みその変化だ。言うなれば脳疲労、だろうか。

 視覚、聴覚、感覚、考えることの全てにおいて極端に疲れやすい。前までは簡単に出来ていたことがさっぱり出来なくなる。


 もし私の作品を読んでくれている人が居るならば、その変化は顕著に見えているのではないだろうか。

 まあなんせ考えられないのだ。キャラクターが生み出せない、動かせない。

 私はこの病気になるまであまり考えたことが無かったが、どうやら頭の中で現実と違う物語を考えて、実在しない人間を生み出して細やかな外見や性格を決め、それらを組みながら動かしていく……というのは、実はめちゃくちゃ頭を使うことらしい。

 わかりやすく簡潔に言えば、悲しいかな、非現実に脳みそを使っている場合では無い、みたいな。現実がそれどころじゃ無いぜ!と、脳みそが強制的にストップをかけてくる感じだ。

 それは自分の創作だけで無く、他人の創作にも同じように出てしまう。

 つまりマンガアニメゲーム諸々全滅みたいなものだ。 


 一年以上前の私がこの症状を聞いたら、それはそれは絶望するだろう。

 物心ついた頃から、創作の世界に浸っていない時間の方が遙かに少ないような人間なのだ。 フィクションと共に育ち、フィクションと共に生きてきた。

 それが無い生活なんてと……首をくくるような勢いだと思う。


 でも更に悲しいことに、私は現在それがそんなに辛くない。

 幸か不幸か……いや、まあ幸かも知れない。それを悲しく思えるほどの脳みそも今は残っていないのだ。

 生まれ変わってしまったような状態というか。とりあえず一年ほどかけて、少し違った人間になってしまったことは否定出来ない。


 とは言っても私もやはり創作者の端くれ。

 たまには書きたいし、創作もやっぱり諦めたくは無い。

 抗うように文字を連ね、思い浮かんだ短文を書いてみる。

 細かいキャラ設定も世界観も作れないけれど、まあ何とか、形にして出してみる。

 そんな日々だ。


 この人書くもの変わったなーと、思われてもそりゃ当然だ。

 だってほぼ人が変わったみたいなものである。

 出来ることも、大事にしていたはずのものも一度バラバラに崩れて今に至る。

 この先どうなるのかなーなんて悩んでも、それについても長考出来るほど私の脳みそは元気では無い。

 よく考えたら脳脊髄液が減って、MRIで視神経が確認できないほど脳みそが下がって、なんか脳みそが押されてペコッと膨らんでたらしいんだから、そりゃ脳もダメージくらい受けるわな、とも思う。


 この一年、目まぐるしいほど人生が変わっていくなーと思う。

 当たり前が当たり前じゃ無くなるというのはこういうことかと我が身で感じて。

 いつか出来るよ、いつでも出来るよなんて、なーんにも確約されて無いんだなぁと。

 環境も身体も気持ちも変わるのだから、やりたいことはやりたいうちにやるべきだなーと思う。


 さぁそんな私が今やりたいことは何だろう。

 答えは……もちろん、特に無い。

 強いて言うなら、可愛いうさぎや亀の嬉しそうな様子を見たいかな。

 脳みそが働いていなくてもペットはべらぼうに可愛いんだから助かる。


 見えない何かに押さえつけられるように、強制的に穏やかにされている日々。

 これを書くだけでも頭が痛くなってきた、果たしてこれはいつか治るのか!?

 以前の私に戻れるのか、それとも新たな人間へと謎の進化を遂げるのか!

 締めの一文……ああ、これすら浮かばない。

 うーん……さっぱり関係ないが座右の銘でも書いておこうか。

 とりあえず私の座右の銘は、やらない善よりやる偽善、です。

 なんてまとまりの無い文章だ。まとまり……まとまり……


 ところでまとまるくんの消しカスで作った練り消しってめっちゃ良くないですか。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ