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第四十三話 合流と帰宅

どうも、Mocha(モカ)時雨です。投稿期間が空いてしまって申し訳ないです。やはり一人暮らし+新しい仕事はまだ少し馴染むまでに時間がかかるみたいです。


それと、今回の話で二章が終わる予定です。

三章からは以前のような投稿ペースを保ちたいとは思っています。

モチベーションも上げて、努力いたしますので楽しみに待っていてください。

では、ごゆっくーりー





〜バースサイド〜


ん?バスタのやつ、暗殺者のやつと仲良くなってないか?

はぁ、またアイツは何か考えているのか。


「おい、愚王ども、バスタはお前らが推していた暗殺者と仲良くしているみたいだぞ。それと男の方の暗殺者は片腕を切られて死んでいるみたいだぞ。」


私はフッと鼻で笑って深く座り込んでいる二人の王を煽る。


「そんなことあるはずがないだろう。あの暗殺者たちは精鋭だぞ。それに感情も調教されているはずだ。仲良くなんてなるわけがないだろう。」


片方の王は激しく抗議をしてくる。

あぁ、めんどくさいな〜。

『おい、バスタ。いつまでもイチャイチャ見てないで早くこい。』

私はこの愚王の相手に疲れてきたので、誰だかわからない暗殺者とじゃれてるバスタを呼んだ。




〜バスタサイド〜


うーん、この王達の信頼の厚さは何だろう。俺的には何度もこのチーム(暗殺者)を頼っていた結果なんだろうなと思った。多分それが信頼の元なんだろうけど。

それと、バースがこっちの様子を確認したのか、王達に煽りを入れている。

おっ、なんか片方の王がいきり立って抗議している。


「そういえば暗殺者って房中術だっけ?そうゆうのってしたことあるの?」


俺はふと思ったことをエイルとエノアに聞いてみた。

なんか暗殺者がする技術の一つでしょ?エロい技らしいじゃん。

俺は目を開けて俺の両隣を見ると、顔を赤くする姉のエイルとちょっと頰を膨らましてこっちを見るエノアと目があった。


「お姉ちゃんの反応を見たらわかるでしょ。」


エノアが姉のエイルの方を向いて言う。ってことはエノアは?


「もちろん私もないから。バスタからみたらそんなにだけど、かなり私たちは優秀な暗殺者なんだよ。だから房中術なんて必要なかったんだよ。」


なるほどな。忘れていたが彼女らは優秀だったんだな。


『おい、バスタ。いつまでもイチャイチャ見てないで早くこい。』


うわっ、バースがご機嫌斜めになってこっちに文句を言い始めた。

そろそろ行かないとな。


「房中術の話はまた今度な、バースからのお呼び出しだ。それともうじき夕暮れだ。話を早く着けて早く帰ろう。」


「いやもう、その話はしたくないですよ。」


エイルが俺に少し聞こえるぐらいの声で呟いていたのを俺は聞こえていないフリをした。


鍵がかけられているドアに風魔法でぶち破って出た俺は二人を連れてフィルナ達がいるところに少々早足で向かった。


〜バースサイド〜


私はあの三人がこっちに向かってきているのを魔力の波で捉えて早く来ることを願っていた。

いつまでもこんなところに居たくない。


「で、要件特にないんだったら私たちは帰るから。寮の帰宅時間に違反が出たら怒られるからね。」


フィルナは振り返りスタスタと歩いていく。当然私もそれについていく。サラは愚王の方を見てからこっちに歩いてきた。


「お前たち、俺たちがこの国の王だということを忘れているんじゃないだろうな。この国のルールは俺たちだ。お前たちがそのような態度を取るのならばこちらもそれ相応の対応をさせてもらうぞ。例えばこの国から通報とかな。」


まぁ、しつこいな。構う必要はもうないな。それにバスタに入ってないが、この王都の学校と同等ぐらいの学校ならば別の国にでもある。そこであいつには勉強してもらえればいいだけの話だ。


「くっ、仕方がない。」


片方の王が椅子に魔力を込め出した。すると、フィルナが手をかけたドアに鍵がかかったようだ。無意味なのにな。


「どうだ、これでお前たちはここから出ることはできない。ここを出るには外側からドアを開けるしかない。さぁ、こっちに来るんだ。」


ガチャ



「チィース」


バスタがタイミングよく入ってきた。二人の女を連れて。





〜バスタサイド〜



おっと意外に早くついたな。さあて、乗り込みますか。


「じゃあ二人とも行くぞ。」


「「はい!」」


二人の返事と同時に俺はドアを開けた。


「チィース」


あれ三人ともちょうど出るところだったんだ。なんだゆっくりこればよかった。


そういえばドアから魔力が溢れてたけど何かあったんだろうか?


「わーい、バスタだー!」

「あ、兄さん」

「やっときたか、馬鹿どもの相手はしんどかったぞ。」


と三人が寄ってきた。


「おっ、ちょうど話も終わったみたいだし帰ろうか。その前に、この二人はサラのお世話係兼教師だ。彼女の力量はステータスで俺とやれば簡単に勝てるが経験だけですれば俺は確実に負ける。だから彼女らを俺はいい人材だと思って雇った。サラも何か言いたいことがあるだろうと思うけど、ここは兄の俺のいうことを聞いてくれないか?」


俺は二人の肩にポンと手を置いてさらに聞いた。


「もちろんです兄さん。兄さんと肩を並べるために私は喜んで勉強します。」


「ありがとう、サラ。受け入れてくれて助かるよ。長話もなんだし寮に戻るか。早く二人のことをみんなにも紹介したいしな。ってことでそこの王様たち、もう俺らに構わないでね?もし何かあったらこんなことするかも。」


俺はこのだだっ広い空間に下位魔法から上級魔法を展開していった。流石にここで最上級魔法を展開するとなったらここが壊れるからしないけども。

この空間いっぱいに魔法が埋まる前に二人の王は俺たちに一切手を出さないと言った。一応約束したといっても、口約束だから破ると思うけどね。


「じゃあ、俺の手に触れてくれ。」


俺は手を差し出すと、フィルナ、バース、サラ、エイル、エノアの順に俺の手に触れた。

エノアが俺の手に触れた瞬間にテレポーテーションで学校前に移動した。






王城内にいたせいで外の様子は分からなかったがやはり日は沈み始めていたようだ。

俺はひとまず、校長室に向かった。もちろんエイルとエノアを連れて。校長室までの道中に教員免許は仕事の都合上持ってると言っていたから簡単に雇ってくれるだろう。



コンコン

「バスタです、お話があります。」


「入りなさい。」



ドアを開けると何やら話をしているようだった。

あ〜ウイング先生がいるって時点で何かわかってしまう自分が嫌だ。

どうせ、校長がまた仕事してなかったんでしょ?


「校長、バスタ君がせっかく作ってくれた腕輪を付けているのになぜ仕事が終わっていないのですか?ただでさえ、今回の試験の不合格者に渡す書類だってたくさんあるのに。」


はい、ビンゴ。ウイング先生は大変だな。普通は教頭がこういうことをするんじゃないのか?

この学校の制度を俺は知らないからなんともいえないけど。


「いやいや、私にだって休憩は欲しいですよ。昨日だってかなり遅くまで書類整理やあれこれしていたのに。あ、バスタ君とそこの二人のお姉さんたちは席にでも、掛けておいてくれ。」


俺たち三人は言われた通りに席に着く。

話が終わるのはもう少し先だろうけど。


「それは校長が以前サボっていたぶんの仕事ですよね?毎日毎日コツコツやっていればこんなにたまらないはずなんですけど。」


ウイング先生は「はぁー」とため息をつく。

まぁ、自業自得だから仕方がないな。

俺の前に座る二人はウイング先生の激しい剣幕に圧倒されているようだ。これからは日常茶飯事になるだろうけどね。

ここにいない、フィルナとバースとサラは先に寮の部屋に戻ったみたいだ。愚王の相手で疲れたんだろうな。サラは緊張でいっぱいだったみたいだけど。フィルナは好奇心旺盛なところがあるので興奮して疲れたのだろう。

俺たちが寮の部屋に戻る頃にはバース以外は寝ているだろう。



長い説教が終わりウイング先生は校長室から出て行ったその時に「待たせてすみません」と行って出て行った。



「せっかく話が終わったのにすいません。今回もお願いがあってきました。」


「まぁ、そんなところだろうと思っていたよ。今回はその二人のお姉さんをどうしたらいいんだい?」


さすが年の功、話が早い。単に説教で疲れたから休みたいだけかもしれないけど。


「この二人はちょうど、教員免許をもっているのでここで雇ってもらおうかなと思いまして。それにこの学校は教師が少ないんじゃないですか?教師が増えればウイング先生にもゆとりができるようになってあまり怒られなくなると思いますよ。」


「うん、採用だ。この用紙にサインしておいてくれ。」


校長は机の引き出しから二枚の紙を取り出して二人の前においた。

てか、ちょっと校長が楽になるようなこと言っただけで採用ってよっぽど楽がしたいんだな。


「二人共、これにサインしておいてくれ。」


俺がそう言うと二人とも用紙に自分の名前を書き始めた。


「一応は確認しておくけど、バスタ君が連れてきたってことはかなりの実力を所持してるってことで間違いないよね?」


この学校の方針上は強くなくては困ると言うことか。


「エイル、エノア、素性を伝えても問題ないか?」


やはり二人のことを伝えないといけないみたいだ。


「ここで伝えておかないと信頼が得られませんから。」


「仕方ないですね、お願いします。」



渋々といった顔だ。暗殺者なんですなんて気兼ねなく言えるわけないからな。


「この二人は暗殺者なんですよ。今日王城に招待されたんですけどちょっとトラブルが起こりまして、俺が暗殺されそうになったんですけど、俺の話聞かなかったやつがいたんでそいつを殺して、話し合いに応じてくれた彼女らを僕はもっといい仕事があるってことで誘ったってわけです。」


俺は大体の流れの経緯を説明した。

王都の王様はクソだのハゲだのを愚痴った。

この学校を卒業したら別のところで仕事をしよう。


「まぁ、大体の話はわかった。孤児だったらしいけど、住む家とかあるのかな?エイル先生とエノア先生?」


そういえば明日から先生だな。二人はむず痒そうにしている。


「いえ、特にありませんが。」

「私たちはいつも宿を使っていましたので。」


よく金が持ったな。そんなに暗殺者って報酬よかったっけ?


「あーじゃあ寮に来なよ。ここに在住のほとんどの先生は寮で暮らしているよ。私も寮で暮らしていることだし。」


「はい、それでお願いします。」

「これからよろしくお願いします。」


迷う余地はないか。

それと明日はサラの試験だ。

全校集会もあるだろうし、めんどくさいことだらけだな。


はぁ、次の試験までまたすることもないしまた錬金術とかでもして暇を潰そうかな。俺は校長室の窓から見える夕日を見上げた。





ついに、二章が終わりを迎えました。三章の内容はざっくりですが決まりましたので、少しずつ固めていけるようにしたいと思います。




それとツイッターを始めました。

Mocha時雨@小説家になろうという名でやってます。

最近始めたばかりでやり方がイマイチわかりませんが更新の場合やお知らせの場合の時に使うと思います。



おもしろいと思ったらブクマやコメントなどしてくれると嬉しいです。また、誤字・脱字などがありましたら報告してくださると嬉しいです。

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