第28話 初の錬金術
どうも、Mocha時雨です。
インフルエンザにかかってしまうとは、自己管理の不甲斐なさを知りました。
順調に回復すればいつも通り投稿できると思うので、気長にまっていただければ幸いです。
では、ごゆっくーりー
おっ、ここが目的のアクセサリーショップか。なかなか洒落たお店だな。店前に出ている展示品のアクセサリーがとんでもない額だったことに驚きながら、俺たちは店に入っていく。
「いらっしゃい、僕にお嬢ちゃん。ここは結構有名なアクセの店なの。お金大丈夫?」
俺たちに声をかけてくれたのは、おっぱいだった、、、失礼、とても胸がでかい女性だった。服装的にも胸を強調しているためそこにしか目がいかない。
そういえば久しぶりに巨乳を見た気がする。
それはさておき、
「お金なら大丈夫金貨10枚あるから。それでフィルナにプレゼントを買ってあげたいんだが、いいのないかな?」
本当は金貨15枚あるのだが非常時用に5枚残しておく。
「問題ないわね。それじゃあ僕、ネックレスとか見に行きましょうか。フィルナちゃんの髪は綺麗だから何もしないほうがいいからね。」
俺もそれには同意だ。胸こそないものの光るようなその緑色の髪に似合うアクセサリーなんてない。
「あぁ、とりあえず金貨10枚以下のネックレスを見て回っていいか?」
「ええ、もちろん。見て回らないと選べないでしょ。」
俺はその言葉を背中で聞きつつ、アクセサリーを見て回る。
ネックレスを二周ほどして見て回り、フィルナの方をチラチラと見る。うん、これしかないな。魔法補助が入っていないが、あとで錬金術のスキルを使えば問題ないか。
「店員さん、これにするよ。」
俺は緑色の宝石が入ったネックレスを指差していった。
「私はアルね。やっぱりこれにしたのね。金貨8枚よ。それには毒を軽減してくれる効果があるの。」
ふーん。別に性能はどうでもいい。毒を軽減って、完全耐性を持っているフィルナには関係のない話だな。
それに気になって鑑定したけど特にそんな効果もなかった。
翼竜の瞳
《希少級》
効果:特になし
こんなもんですわ。さすが鑑定。翼竜って言えば集団で攻めてきて、炎を吐いて回る害悪な魔物だ。
図書室での書物が生きる時が来たようだ。
「アルさん、これに毒の耐性なんてついてないですよ。これ翼竜の瞳ですよね。僕には通じませんよ。その嘘は。」
フィルナは他の部屋を見ていて今は俺とアルだけだ。
「へぇ〜よくわかったわね、バスタくん。さすが、シンスさんの子供ね。私は彼の知り合いなの。もしかしたらここに来るかもってことを聞かされていたの。さっき、バスタ君がフィルナって娘の名前を呼んだ時に確信したわ。」
やはり父さんは顔が広い。ギルドからそこそこ離れている場所なんだけどな、、
「それは、わかった。でもなんで毒の耐性なんて嘘をついたんだ?」
別に見た目だけ気に入っていたし、錬金術でどうにでもなるとは思っていたけど。アルがそんなこと言わなければ俺も気づくことなく終わったんだけど。
「彼がいつもしている腕輪あるでしょ。あれ私が売ってあげたやつなの。その時もその腕輪には毒の耐性があるって言ってやったらそれを買っていって、今も耐性があると思っているの。理由はそれかな?
でも、君は引っかからなかった。しっかりしているのね。だから、おまけして金貨2枚でいいわ。」
あ、あれね。あの腕輪にはそんなことがあったのか。
まぁ、引っかかった父さんが悪いってことでこの話は終わりだな。
そのおかげで、金貨2枚で買えることになったんだからかなり得をした。
「はい、金貨2枚。ちょっとそこのテーブルを借りてもいいですか?ちょっと錬金術を試したくて。」
ついでにここでやっていけばいいだろう。目撃者が少ないここでするのが一番だからな。自分の寮室を使えばいいかなって思ったんだけど校長の目が邪魔だからな。
「ええ、いいわよ。その年で錬金術をできるのね。私も見たことがないから楽しみだわ。」
俺も見たこともやったこともないからわからないんだけどな。
フィルナがいないうちにやってしまおう。
さて、錬金術のスキルを使う。
すると、よく見る壺が出てきた。
?どうすればいいんだ?
サーチ頼む。
『この壺は錬金壺といいます。
この中に特殊な液が入っておりその中に、対象物を先に入れてください。』
俺は蓋を開けてネックレスを放り込む。
「ちょ、ちょっと大丈夫なの?それ。」
と慌てた様子でアルがこっちに寄ってくる。そんなのしらねぇよ。俺だって初めてするのに。
サーチ続きを
『その中にバスタ様の血を一滴垂らしていただくとそのネックレスは《伝説級》になります。
さらに一滴垂らしていただきますと、《幻想級》になります。そのネックレスではそれが限界です。』
ヤバイ。ほぼ最強のネックレスが俺の血で出来るのか。俺も大概人間辞めてるな。
ということで、自分の指を軽く切り血を二滴入れる。
「どうして錬金術であなたの血を使うのよ。」
「俺の血は特殊なんだ。この錬金術は誰にも口外しないでくれ。ちょっとヤバイから。」
「ええ、別に口外しないけど。」
そうでもしてもらわないと輩が俺を狙ってくるのはめんどくさいからな。そういえばフィルナは二階も見にいってから戻ってこないな。
「助かる。ここって二階もアクセサリーを置いてるのか?」
俺は血を二滴垂らし終わり、やばい音を出している練金壺を無視して話しかける。
「二階はもう少し高いアクセサリーを置いてるの。金貨50以上はすると思うわよ。」
ふーん、十中八九詐欺だろうな。お、錬金壺が静かになったってことは終了か?
俺は蓋を開けて取り出す。不思議なことに壺の中の液体は俺の手、腕に付着しなかった。別に水を弾くスプレーを使ってるわけでもないのに。
取り出してみたはいいが、特に形は変わってないか、、、ん?緑の宝石が龍の瞳みたいになってる。
覇龍の瞳
《幻想級》
効果:全使用魔法魔力節約率79%
魔法の効力上昇
敵からの状態付与攻撃完全無効
敵からの状態付与攻撃を受けるとカウンターで状態異常を強制付与
魔力増強250%
はい、チート。いいたいことはいろいろあるけど、やっぱり状態異常自分は無効なのにやり返しで強制付与でしょ。デス・スコーピオン絶望的じゃん。状態異常をよく使う相手に使えるな。
「バスタ、さっきの何の音?」
おっと、フィルナが降りてきたな。ちょうどいい。俺は錬金壺を消してフィルナにネックレスをつける。
「これは俺からのプレゼントだ。大事に使ってくれると俺も嬉しい。」
「うん、絶対大事にする。ありがとう。」
と言って、俺に抱きついてくる。
「お、おう。」
俺はとっさのことに反応出来ず動揺してしまった。
フィルナは可愛いから仕方がないな。
「じゃあそろそろ帰るか、フィルナ。」
「うん。」
フィルナはたったっと店の入り口まで走って行ってから振り返って
「ねえ、バスタ、可愛い?」
て聞いてくるもんだから。
「世界一可愛いよ。」
って返してあげたらめっちゃ喜んでた。
「で、バスタ君、錬金結果を教えてもらいたいんだけど。」
今まで見ていたアルがジト目で聞いてくる。
「魔力を100使う魔法があるとするだろ。それが魔力23で済むとしたらどうする?」
「えっ?それはどうゆうこと?」
「まぁ、そうゆうことだ。また来るよ。じゃあねアル。」
「バイバイー」
俺は《テレポーテーション》で学校の入り口まで戻った。
錬金術の万能性に驚かされましたね。
最近バスタが人間じゃないと思い始めてきました。
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