第二十六話 自己紹介と見学
どうもMocha時雨です。投稿ペースがバラバラで申し訳ないです。ですが投稿が遅れる場合は活動報告にでも載せるのよろしくです。
では、ごゆっくーりー
「さて、皆さん。とりあえず自己紹介から参りましょう。私とネイ先生はもう皆さん知ってると思うので生徒のみなさんからいきましょう。」
俺たちが教室に戻り、席に着くと先生の二人が入ってきてそう言った。ちなみの俺の席は教室の端の後ろだ。もちろん俺の横はフィルナだ。日本にいた時も、俺の場所はずっと端っこの後ろってのは決まっているからな。偶然だろうけどな。
「では、前から行くと面白くないので後ろの方からいきましょう。」
は?なんでネイがニヤニヤしながらこっち見てんの?そのせいで俺たちの方に視線が集まるじゃん。ウイング先生の方見たら顔の前に両手を合わせてごめんというサインをだしている。
この代償は高くつくぞ。
「えー、俺はバスタ・ソフィーです。冒険者のシンス・ソフィーの子供です。」
と、俺が言うと、周りから「あー」と帰ってくる。貴族の子供たちにも有名なんだな。
一学年の生徒たちは、九歳から十三歳の生徒がいるからな、俺はまだ九歳なんだけどな。
あとは、印象に残ることでも言っておくか。
「あとは、、、入学試験のときウイング先生に勝っています。とりあえずこの一年間よろしくお願いします。」
俺が自己紹介を終わり、席に着くと。
「バスタ、そんな嘘つくなよ。一年生が勝てるわけがないだろう。確かに、魔力測定のときのあの魔法の数には驚いたがそんなの先生でもできるだろ?ウイング先生とネイ先生なら20本ぐらいできますよね?」
わけのわからない生徒が俺に突っかかってきた。確かにあの時は全く本気を出していなかったし、入学式の魔力を体から放出した時も一年生には向けてなかったから知らないだけだろ?
「もしかして俺の全力がたったの10本だと思っているのか?」
俺は煽りを入れていく。まだ心が成長してない子供だからな。こんな煽りでも十分に効く。ちなみにフィルナは机に突っ伏して寝ている。挨拶頑張ってたから俺は起こさないでおく。
「んだと、俺を誰だかわかっていないのか?これだから平民は、、、いいか、俺の名前はバレン・フォルンダート。火属性の使い手で、剣術はステイシア流だ。」
ん〜。あー!はいはいはいはい、分かった分かった。
あれでしょ、『火より炎、炎より焔、ふきとばせ
フレアジャック』
っていう、カッコ恥ずかしい詠唱してた人か。
「分かった分かった。あの程度の魔法で、ウイング先生に勝てると思ってた貴族ね。程度が知れる。」
俺はどんどんと煽りを加えていく。
ウイング先生とネイ先生は黙って見ている。周りの生徒もだ。
「舐めるなよ、平民が。ファイアーボール。」
遅い。ここに来るまで俺はお前に100発はファイアーボールを打てるぞ。
俺は瞬間的に立ち上がってフィルナの前に移動し、ファイアーボールの核を掴みすぐ横の窓を開けて外に放り投げる。
「「「「「へっ?」」」」」
全員が惚けた顔をする。
俺が今したのは、魔法の核を掴んで投げるというものだ。魔法を発生させるには核に魔力を集中させて発動させたい魔法をドンドン展開していく必要がある。その核に俺の魔力を送り俺の魔法にした。だが、ファイアーボールより数倍の魔力がいるからあまり実用性ではない。
魔力が多いけど魔法が使えないって人にオススメする魔力操作の応用ってところだな。
「その程度の魔法で俺がどうにかなると思った?じゃあ今度は俺の番だよな?とりあえず今の1000倍の量でいいか?」
俺はファイアーボールを教室の上と窓の外全体に発生させる。とりあえず、教室に出した分を全部バレン目掛けて全て放つ。俺の魔法はフィルナと同じく核を操作されないように核にかなりの魔力を込めている。だから普通のファイアーボールの5倍は威力がある。
受ければいくらその制服が魔法耐性があるといえどやけど程度じゃすまない。
「バスタ君、それぐらいにしなさい。あとフィルナさん起きなさい。」
バレン君ギリギリのところでファイアーボールを消失させた。
「バレン君。お遊びはこれぐらいでいいかな。これからよろしくね。」
俺は握手を要求する。普通に見ればサイコパスだろうな。
握手に応じてくれないのを分かっていたのですぐ手を引っ込める。
「バレン君、私ではバスタ君に勝てないのですよ。もちろんネイ先生も。もしかしたら校長でさえも勝てないかもしれませんよ。あと、挨拶を担当してくれたのはこの二人が一年生の中で一番魔法、剣術共にずば抜けて天才だからですよ。もちろんフィルナさんはバスタ君より強いですよ。では、フィルナさん、自己紹介をお願いします。」
スキルのおかげだけどな。
フィルナは、んんと唸りながら起き、自己紹介をする。
「フィルナ・ヴァルドルです、、バスタとは家族ですよろしく。」
フィルナは簡潔に言ってから座る。
ほらまたみんなが、「えっ」て顔してる。
「フィルナ、もっということはないのか?」
俺は簡潔すぎてもうすこしないのかと思い聞く。
「ん〜、バスタの師匠です?」
「悪い、フィルナ忘れてくれ。」
俺は希望を捨てた。フィルナだからと納得した。
「じゃ、じゃあどんどんといきましょう。」
とウイング先生が催促する。俺からしたら軽く嫌がらせできて満足している。ネイ先生の方を見るとめんどくさそうな顔をしている。
そして一通り自己紹介が終わった。
「では、皆さん仲良くしてくださいね。バスタ君はお茶目なだけですから、皆さんどんどんと声をかけてあげてくださいね。では、初日の授業は二年生の剣の授業の見学からいきましょう皆さんグランドに出てください。」
見学か〜小学校みたいだな。年齢的にここは小学校なんだけど。俺思ったんだけど見学だけで済まない気がする。
学年授業だってらしく2組の生徒たちもグランドに来ていた。
もうそこでは、二年生たちが剣を交えていた。
すると、生徒たちを見ていた二年生の先生がこっちに来た。
「新入生の皆さん。二年生担任のシューです。見学でしょうから満足いくまで見ていってくださいね。」
爽やかな先生だ。ウイング先生も自由に見ていいと言っていたので、俺とフィルナはベンチに向かう。何しに行くかって?もちろん寝るためだ。
ベンチに着くまでの間で面白い人がいたら見てやるけどそんな人いないだろ。せいぜいノアが女友達と剣を交えているのを見ただけでもうこの授業から学ぶことはない。もう少しいえばこの中で俺たちと同じ剣術を持つ人はいない。
俺はベンチにつき座る。フィルナはすでに俺の太ももの上に頭を置いて寝始めている。
「バスタ君、せめてもう少し起きててくれないかな?あの先生がうるさいからさ。」
ウイング先生がこっちにやってきて言う。
「あの生徒たちでは俺が学ぶことなんてありませんよ。フィルナとの実戦が一番俺のためになります。」
うーんと、頬をかく。
「私の立場の問題が、、、」
「いえ、ウイング先生は無関係と僕が伝えますので大丈夫ですよ。いざとなったら剣の授業なので、俺も剣で相手しますから。」
「うーんまぁいいだろう。そういえばこの学校の地下にダンジョンがあるから休日にでも行ってみるといいよ」
と俺に言ってから他の生徒の元に赴いた。ウイング先生とネイ先生はとてもいい先生だ。生徒の意思をしっかりと聞いてくれるからな。
じゃあ俺も寝るか。と思ってあくびをしていると、
「君たち、二年生の剣術では物足りないかな?」
シュー先生が、こっちにやってくる。どんどんとめんどくさいことがやってくるな。これぞフィルナが災害級の魔物だからか?災難をもたらしてくるのだろうか?
「シュー先生、物足りないじゃなくてつまらないです。」
と正直に伝える。俺は見るより行動したい派だからな。
「へ、へぇ〜なら君、うちのトップとしてみる?」
顔引きつってるの見えてるし、二年生のトップで言えば、ノアか?
「もしかして二年のトップってノアのことか?」
「えぇ、そうです。しますか?」
えー相手にならないって言ったら失礼だけどその通りなんだよな。早く図書館にも行きたいし。
「ノアとは友達だからやりたくないですね。あと彼女が悲しむのも見たくない。」
「ノアさんが負けると?」
「本人に聞いてください。ノアの口から聞くのが一番でしょう。」
「わかりました。剣術大会のときにでも見せてもらいましょう。では良い睡眠を」
剣術大会ってなんだよ。カッコいいな。ってことは魔術大会もあるのかな?
そこで俺は考えるのをやめて寝ることにした。
「んーよく寝た〜。」
俺は伸びをしてから起きる。座って寝たはずなのに横になってる。と思って後ろを向くとフィルナが起きていた。俺も膝枕をしてもらったのだろう。
「おはよう。ほら、もう授業が終わりだよ。」
フィルナが指をさした方を見ると、二年生たちが集合をして礼をしているところだった。
「あぁ、おはよう。もう終わりか。もう少しやっといてもらっても良かったんだけどな。」
「でも、もうじき夕暮れだよ。二時間の見学は長かったね。他の人たちはすこし二年生としてたらしいけど。」
「まあ、いいや。とりあえず、俺たちも教室にもどろうか。あまり文句も言えないがベットじゃないと腰が痛いな。」
と言って、教室に向かった。
おまけ
職員室にて
「ちょっと兄さん、バスタちゃんに嫌がらせしたらやり返されたんだけど。」
「それはネイが悪い。一様僕が止めなくても彼は寸止めしただろうけどあんなことされると、僕たちの身がもたないよ。」
すこし、バスタ君が厳しくなってるように感じます。
それに比べてフィルナちゃんが食べたら寝るみたいなキャラになってきたみたいです。
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