第二十三話 バスタ入学式の挨拶を依頼される
どうも、Mocha時雨です。三連休なので、2日投稿をしてみましたが、少々体がしんどいです。
では、ごゆっくーりー
「ノアこの端っこに座って食べよう。」
俺とフィルナとノアは大きいカフェテリアの端っこで食べようと呼びかける。
新入生が入ってきたことにより、二年生は先輩となるだからか、いつもよりワイワイとしているらしい。その騒がしさを利点にし、気にされない所へいったのだが、ノアはどこにいても人気者のようだ。黒服の奴らはもちろん、白服の二年生も壁際にどんどんと集まりだした。
その中にはもちろん、さっきの騒動の中にいた生徒達もちらほらと見える。
「バスタ、あれうるさいから静かにさせていい?」
出来ることならそうしたいのだが、今日は始業式1日前というだけあって、校長とか、いろんな先生がいるんだよな。
「フィルナここは、こらえてくれ。多分ノアがなんとかしてくれる。」
それに後ろを見ると俺ら以外の一年生はカフェテリアの真ん中に座っていて、三年生や二年生と仲良く話しをしている。
すると校長がこっちを見て、
「バスタ君とフィルナちゃんじゃないか。こっちにきて、一緒に食べよう。そこは少々落ち着いて食べれる雰囲気じゃないからね。おっ?ノア君もいるじゃないか。こっちへ来てくれ。」
俺たちは教師がたくさん座っている席へ移動する。いろんな話をしているが、ここより静かなのでそっちに向かうことにした。ちょうどよく三席空いていてラッキーだった。
「ありがとうございます、校長。うるさすぎて食事を楽しめませんよ。もし、こっちに呼んでくれないとフィルナが魔法で黙らせている所でしたよ。」
社交辞令と軽いジョークで先生陣に入っていく。
ノアが先生らと座ってご飯を食べているところを見て、ノア教の生徒達は静かにご飯を食べ始めた。
俺たちもいただきますと言ってから食べ始める。
「バスタ、私はそんなことはしない。しかもバスタがそれをするなと言ったじゃない。」
と頰を膨らませて怒る。こうゆう時は頭を撫でると大人しくなるのを知っているから俺は頭を撫でる。えへへ〜と照れてご飯を食べ始める。
「先生の前でイチャイチャしないでよ。恥ずかしいじゃない。」
おっと、ノアに怒られたので自重しないと。
「バスタ君、早速問題を起こしてきたらしいね。会議室から見えていたよ。誰も殺してないよね?」
と、不安ながらに聞いてくる。俺は殺人をまだしてないっての。失礼だな。
「そんなことしてませんよ。軽く挨拶をしただけですよ、な!フィルナ。」
フィルナはうんうんと頷く。槍を放った時はもう、訓練場に戻っていたから校長も多分見てるはずだ。
「もしかして挨拶って四属性ランスを黒服に打ち込んでたあれ?もはや、決闘を申し込んでるかのように見えたよ。それに複数の属性を扱うってかなり魔力があるんじゃないのかな?」
実際はトリプルスペルの後にランス最速のウィンドランスを使い四属性同時に使えるように見せただけであって、え?魔力?
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このとおり、まだまだ魔力の扱いにムラがあるが30人に四属性ランスを打ち込んで120本。
だいたい2万2千ぐらいで済んでるから及第点だろ。
一年生のの魔力を鑑定で確認したが、平均的に800前後、二年生は3000前後、三年生が一万から二万の間、ノアは魔力だけだと三万を超えている。
三年生も魔力が飛び抜けている奴らはまあまあ高い。
「バスタ君、君たちをここに呼んだ理由があるんだけどね。あの中から助けるのもあったんだが、明日の入学式の挨拶を君にしてもらいたいんだよ。してもらえるかな?」
日本にいた時は入学式なんか、俺は寝る時間だと思ってた。先生にバレて怒られるか、怒られないかのどっちかだった。
そんな俺が挨拶をするとか考えられないぞ。
しかも平民だと言って何があるかわからないし。
「ほう、校長。この子がウイング達を瞬殺したっていう?」
話を聞いていた先生達が話に参加してくる。
「ええ、そうです。だからこの子に任せようかなと。」
「それはいいですね。」「うむ、問題なさそうだ。」
さりげなくゴルバ先生も参加してるし。
「校長、俺はそんなことでき、、、」
ないですよっと言おうとしたら俺の耳元まで顔を持ってきて、
「バスタ君知ってますか?今日壊したあの水晶玉、あれは信じられない額の代物だったんですよ。わかりますね?」
と、囁いた。汚ねえ。いや、壊したのは俺とフィルナなんだけど、気にしないでくださいとか言ってなかったか?
そして、俺に三つ折りにした紙を渡してくる。
「わかりましたよ。今日中に覚えて明日の入学式に言えばいいんでしょ。」
もう、ヤケクソだ。
「え、バスタが明日の新入生のあいさつをしてくれるの?去年は私がそれをしたんだよ。」
でしょうね。ノア以外に適任な人がわからないし。
「校長先生、バスタがあいさつするなら私も一緒にしたい。」
フィルナは何百年と生きた魔物なのになぜこんなに子供っぽいんだろうな?
「わかってるよ、フィルナちゃん。バスタ君、その紙を広げてみてくれ。」
俺は言われた通りに紙を広げる。すると文章の横にバスタと書かれていて、下の方を見ていくとフィルナの言うセリフの文章があった。
「わあ、私の言うところがある。校長ありがとう。」
伊達に校長してないな。俺たちのことをしっかりと見ている。
「校長仕事が早いですね。でも挨拶に二人行っていいんですか?」
「前例はあるから大丈夫だよ。貴族が毎年挨拶をしていたから平民の二人にしてもらうのは初めてだね。十分な実力も兼ね備えてるからね、多分問題はないと思うのだけど。何かあったらこちらば対応するよ。」
まあ、こっちに問題が来なければ俺は特に問題なく過ごせれるのだけど。
俺とフィルナはご飯を食べ終わったので先に部屋に戻ろうとする。
「では、校長失礼します。ノアもまた明日。」
「バイバイ、校長、ノア」
「ええ、おやすみ。バスタ、フィルナ。」
「明日、楽しみにしていますよ。二人とも。」
俺たちは自分の部屋に戻った。
さて、覚えるか。文章は比較的少ないから覚えるのはすぐだったが、問題なのは
『僕たちは先生や先輩たちを超えていきます。』
と、書いてある文章の隣に(体育館内の人全員に殺気を飛ばす)と書いてあるところだ。文章の区切りにもなってちょうどいいんだが、こんなことする必要あるか?やる以上はかなり本気で殺気を飛ばすけどな。
「俺はもう覚えたから、あとはフィルナしっかりと覚えてくれよ。」
やはり記憶力がいいのはラッキーだったな。
「バスタ、私のセリフ短いからすぐ覚えれるよ。」
これで明日は何もなく終われるな。明日のクラス分けも俺とフィルナは同じクラスなんだろうな。
さてと、風呂入ったら寝るか。
「フィルナ先に風呂入ってくるから。ゆっくりしててくれ。」
「わかったー。」
俺は風呂に向かう。部屋はかなり広いのでやはり風呂も広かった。俺とフィルナが二人で入ってもまだ人が余裕で入れるぐらいの広さだ。
俺はしばらくしてから風呂から上がり椅子に座る。フィルナは今、入浴中だ。
俺はフィルナが上がってくるのを待ってからベットに入って寝た。さすがにベッドは二つあるから一人で一つだ。フィルナは少し不機嫌だったけどな。
そして入学式の日を迎えた。
次回から学校生活の始まりですね。やっとですね。
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