第十九話 入学試験
どうも、Mocha時雨です。ついに試験が始まりましたね。面白くなるように書いていくので応援よろしくお願いします。
では、ごゆっくーりー
俺は鳥の鳴き声と共に目がさめる。ベッドが一つしかなかったので、もちろんフィルナと一緒に寝た。いやいや、別に何もしてないからな。なぜなら、そんなことしなくてもフィルナの方から何かしてくるからだ。俺の体はフィルナの抱き枕のようだ。
体が密着すると以外にもふっくらとした柔らかさがあるということに俺は驚いた。
という茶番はここまででっと、試験日だから緊張して目が早く覚めただけだ。
気晴らしにランニングでもするか。フィルナから抜け出した俺は朝風呂を楽しみ、王都内を駆け巡る。
「バスタか?朝早くからランニングとは精が出るじゃないか。もしかして試験日で緊張してんのか?」
わかりきったことを聞きやがって。さすが立派な冒険者バックルもランニングから朝が始まるんだな。
「俺はどうやったら試験官を殺さずに合格をもらえるか考えるために朝からランニングしてるんだよ。」
ヤクザどころじゃないな。言い訳にしても絶望的な言い分だ。
「そんな嘘は俺でもわかるぞ。それと昨日はすまなかったな。あいつらには俺の拳をプレゼントしといたからそれで許してくれ。」
結局バックルにも伝わったんだな。俺の拳のプレゼントって別にそこまでしなくてよかったのに。
「そこまでしなくてよかったんだけどな。あいつらも依頼終わりだったんだから大目に見てあげろよ。」
「バスタが言うんだったらそれでいいが。」
「俺は気にしてないから、じゃあなバックル。」
大人だ。バックルは人気なのは気配りできるところもあるんだろうな。
「じゃあな、試験頑張れよ。」
バックルと別れた俺はギルドまで走ってから宿に戻った。
すでにフィルナは起きていて、ちょっとムッとしてるように見える。
「バスタおはよう。どこ行ってたの?」
ムッとしてるように見えるじゃなくてムッとしてたな。
「試験の日だから緊張しちゃって王都を軽くランニングしてきた。フィルナも今起きたばかりだろ。寝癖が直ってないぞ。」
図星を突かれたのか顔を赤くして水魔法で頭全体を濡らして寝癖を消す。水魔法の使い勝手の良さな。
「寝癖なんかないもん。さっきから起きてたから。」
「わかったわかった。じゃあ早く着替えてきてくれ。食堂にご飯を食べに行こうか。」
ご飯という言葉を聞いた途端にフィルナの姿がぶれて目の前に着替え終わったフィルナが現れる。雑に着たせいかいろいろはだけてる。少しエロい。
「フィルナ、服をしっかり着てくれ。周りの奴らに変に見られる。」
フィルナが服を直し終わったので食堂に向かう。
夜はメニューを見て選ばれるけど、朝は全員朝食が決まっている。何かの卵の目玉焼きと何かの魚の焼いたやつ、あと野菜といった日本でもお馴染みの朝食だ。
「「いただきます」」
静かに食べ始める。食堂には俺たち二人しかいないから静かなのは当たり前か。まだ、正午までまだ時間があるな。何か暇つぶしになるも、、ん?
さっきからいろんな属性の魔力が学校方面で感じられるんだよな。魔力はさほど大きくないからきにしてなかったんだが。だんだん数が増えてきてるから気になるな。
「フィルナ、学校方向にいろんな属性の魔力が感じられないか?」
「さっきからあるやつだよね?バスタみたいに試験に緊張してる人たちが、学校に行ったんじゃないの?」
学校には貴族が多く通うってゾムさんが言ってたからな。貴族の子供達も緊張してるってことだな。
「「ごちそうさまでした」」
朝食を食べ終わった俺は貴族たちみたいに学校に行きたくなったから学校に向かう。もちろんフィルナも一緒だ。
チェックアウトも済んだので学校に向かう。学校から近い宿をとったから目と鼻の先に学校がある。
学校の校門に着くと100は超える人々がその辺りにいた。そういえばノアが着てた女子用の制服しかみてないから男子用の制服をまだ見てなかったんだよな。
おっ!いたいた。まぁ、普通の制服だな。鑑定で制服を見た結果、初級の魔法ぐらいだったら受けても平気ぐらいの耐性はついてるようだ。女子の制服はかわいかったんだけどなぁ。
あれ、あそこにいるのって昨日一緒にご飯を食べた先生たちだ。確か、、ウイング先生とルナ先生とゴルバ先生だったよな。
何か話しをしているな。耳に魔力を込め聴力を強化するこれで1キロくらい離れてても聞くことができる。
「ゴルバ先生去年と一緒ですよ。受験者が全員揃いましたよ。去年同様に試験時間を早めましょう。」
「それでいいと思いますぅ。」
「そうしましょう。早く終わることに越したことはないですからね。」
俺たちで最後だったんだな。去年もこんなことになったんだな。
『皆さん試験時間を早めて今から試験を行いたいと思います。では試験番号の若い順からどんどんあそこの闘技場に入っていってください。』
学校に闘技場ってすごいなコロッセオみたいな感じかな?
俺たちは番号最後だから一番後ろにいるだけでいいから楽だ。
そして、ウイング先生の指示通りぞろぞろと闘技場に入っていく。移動中にわかったけど貴族の奴らの自己主張の激しさな。見たところ一割くらいの人たちが平民ってわかる。俺とフィルナも普通に王都の服屋で軽く服装を整えただけだから平民の人たちとなんら変わらない。
俺たちは闘技場内の大きい部屋に集められそこで試験内容の詳細を聞くことになった。
「まずは自己紹介から。私はウイング・ネイ。彼女はルナ・ネイ。もう一人の先生がゴルバ・ガルデン先生です。皆さんもご存知のように試験内容は私たち二人の試験官との実技試験となります。試験官と試合を行う前に名前と得意魔法、剣術を伝えてから始めること。私たち二人に勝つとゴルバ先生に相手をしてもらいます。」
「ゴルバ・ガルデンって元冒険者で、賢者の弟子って有名のか?」
「最上級魔法を使うらしいじゃないか。」
「この人と試合して勝つことができたら自慢どころじゃないだろ。」
受験生が盛り上がってる。ゴルバ先生って賢者の弟子なんだ。鑑定禁止にしてるからステータスを見れないから楽しみだな。
「皆さん静かに。1から50番の人は私が。51から100番の人たちはルナ先生が担当します。今年は102人でしたね。
101番のバスタ君は私が。102番のフィルナさんはネイが担当します。では皆さん闘技場の観覧席で自分の番を待ちつつ受験者の人たちの戦い方を見ていてください。」
先生がそう言うと、1から5番までの人はウイング先生についていった。それ以外は、上で見てろってことか。
それにしてもさっきの話仕組まれてるよな。偶数だから半分で割れたのにルナに持ってかれるからってウイングさん大人気ないっていうかなんというか、、、
さて貴族や平民の実力を見ていこうかな。
「さて、まずは番号1番の君からだ。名前と得意魔法、剣術を言ってくれ。」
「はっはい。私はルイン・トワイライトです。
得意な魔法は火、剣術はラザンです。お願いします。」
途中までは俺でもわかるぞ。だが剣術に関しては何一つ知らないからラザンとか言われてもわからないぞ。
フィルナは興味なさそうに俺の膝を枕にして寝てるし。
「じゃあ、始めようか。まずは好きな火の魔法を打ってきて。」
余裕だな。ウイング先生。
『ファイアーボール』
えっと、ルインさんの放ったファイアーボールはウイング先生の風魔法で打ち消された。
「ルインさんどんどん攻めてきてください。相手は待ってくれませんよ。」
ウイング先生は風魔法をルインさんの横を通るように放った。
「は、はい。」『バニシングエンチャント』
ルインさんの持つ剣が、炎で包まれる。始めて見た。あんなことができるとは、あとで絶対やろう。
結論的に言うと、剣で攻めに行ったのはいいけど体力足りないから、ウイング先生に負けてた。
こんな試合が、ずっと続くのも大変だな。
「では、次の方どうぞ。あっ、試合が終わったら外に先生がもう一人いて試験結果を伝えてもらえるので、それを受けてから受かった人は体育館に移動して待っていてください。」
そして、再びウイング先生は受験者と試験を始めだした。
三が日はおせち料理を食べましたね。黒豆と栗きんとんにハマってます。美味しかったです。
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