第十一話 シンス村に急ぐ、バスタのステータス確認
まだ、戦いが始まりません。ごめんなさい。ですが、次から多分、絶対(矛盾)戦闘の話になると思っています。
では、ごゆっくーりー。
〜フィルナと別空間に移動して稽古をしていた時の父さんサイド(王都)〜
「シンスさん、あなたの村が一大事なのに行かなくていいんですか?」
俺の同僚のフィンネルが、心配をしているようだ。
「行きたいのは、やまやまなんだが村には俺より強いのが二人もいるからな。その一人は多分スタンピードを一撃で壊滅させることができると思うから、俺は別に行かなくてもいいんだよ。」
強い二人というのは、もちろんフィルナとバスタのことだ。フィルナがバスタといっしょにいると問題ないとおもってるからな。
それで俺の仕事はと言うと王都のギルド本部の補佐としてそこで副ギルド長をさせられている。
俺は最近までCランクだったがBランクに上がってからギルド長にここの副ギルド長になれと言われた。
だから俺は副ギルド長兼Bランク冒険者というわけだ。
「シンスさん、あなたより強いって相当ですよ。あなたは今パーティを組んでないからランクが上がるのも遅いですけど、パーティを組めばこの国のトップクラスの冒険者なんですから。」
フィンネルは俺のことを大袈裟に言っている。
「フィンネル、この話は置いといて早く自分の今日の仕事をしろ。お前の机の左を見ろ。」
俺はどっさりと積まれた書類を指差して言う。
「え、なんか増えてるのですが、なんででしょう。」
「俺と話しをしている最中にギルドの受付員が二人で持ってきていたことに気がつかなかったのか?」
とそんな会話をしていると、
「シンス、シンス・ソフィーはいるかぁー!」
とギルド長がドアを壊しそうな勢いで入ってきた。
「はい。ギルド長、私に何か用でしょうか?」
ギルド長の圧がすごい。さすがはSランク冒険者なだけはあるな。引退してもまだ実力は衰えてなさそうだ。
それにギルド長の話は今回のスタンピードの件だろうな。
「今回のスタンピードの件だがな魔物の数が分かった。今回は2万弱の魔物があの村に来る。だからお前は今から帰ってここに避難させるようにしろ。お前の仕事はフィンネルが全て受け持つ。」
「わかりました。ギルド長。今から村に行ってきます。」
フィンネルは絶望した顔をしていた。なぜなら俺の分の仕事が今は終わっているが、夕方というのは、冒険者が依頼を終えて帰ってくる時刻でもあるので受付員が持ってくる書類の量がピークになっているからだ。
それとスタンピードの規模が今回は過去最高で大きい。5000以上で形成されるスタンピードは今まで、大きくても1万5000が最高だった。
だから、急がないといけない。
俺が今から出ても、村に着くのは明日の夜だ。
バスタサイド(スタンピードが起こる日)
サーチのスキルに大量の魔物が引っかかったようだ。
サーチスキルのアナウンスがうるさすぎて、俺は起きてしまった。
するとフィルナはすでに起きていて、俺の顔をずっと見ていたようだ。
「フィルナどうしたの?」
「魔物が結構くるからね、あまり寝られなかったよ。だからバスタの寝顔でも見ようかなっとおもって。」
遠足に行くわけでもないのにつくづく可愛いな。
「私が本気出したらすぐに終わるからバスタが一人で頑張ってね。あと魔力がなくなったら私のところへ来て、魔力をあげるから。」
フィルナは参加しないってことだな。じゃあ仕事を一つ頼もうかな。
「フィルナ、魔物のことを調べたいから、魔物を空間に飛ばすけど動かないようにしといてくれないかな?送った魔物の弱点とかをこの紙に書いといてくれないかな?」
これは俺が始めてこの世界で調べる、大切な情報だ。これがあればだいぶ冒険者の人の助けになる、と思う。
「別にいいけど。100体ぐらいで手を打ってよ?
私だってあんまりそういうこと得意じゃないから。」
まじか、50体って言おうとおもってたけど、まさか100体も書いてくれるとは。
「ありがとう!フィルナ。」
さて、戦いの前の恒例のステータスの確認といきますか。
バスタ・ソフィー
レベル26
攻撃力(魔攻):5039
守備力(魔防):4001
俊敏力:7056
スキル
鑑定 サーチ 賢者
???(残り6)一つ目 勇者の心得
体術(8)
剣術(10)→剣聖(1)
レベルアップ時オールステータス成長増加
縮地法(4)
時空魔法(10)
称号
《ゴブリンキラー》《伝説の勇者》《伝説の賢者》
《災害の弟子》《転生者》
やはりフィルナとの稽古は無駄じゃなかった。ステータスがビビるぐらい増えてる。あと称号ってなんだ?
しかも???のスキルが一つ解放されてるし。名前的にやばそうなスキルだ。
勇者の心得:全ステータスの伸びが二倍になる。
全ての攻撃、魔法が1,5倍強化される。
剣聖:剣術の上のスキル剣術のレベルが10に達すると進化する。
聖剣や魔剣といった、全ての剣が扱える。
剣を使う場合に限り、攻撃力と俊敏力のステータスに二倍のブーストがかかる。
進化する確率は1億分の1。
剣聖取得にはさらに条件がいる。
一つ目、勇者と同じ剣の型を扱えること。
二つ目、死の恐怖を知っていること。
この二つがないと進化することができない。
称号:レベルが25に達すると確認できるようになる。
称号を取得する条件は特定のスキルの保持、魔物の討伐である。
さらに称号によってステータスが増加したりする。
《ゴブリンキラー》:ゴブリンなどの亜人種に対して攻撃力の二倍のブースト。
《伝説の勇者》:勇者の心得を持つと取得可能。
魔物、魔族に対して攻撃力に五倍のブースト。
経験値取得二倍。
レベル上限増加+300。
《伝説の賢者》:賢者のスキルを持つと取得可能。
魔物、魔族に対して攻撃力に五倍のブースト。
経験値取得二倍。
レベル上限増加+300。
《災害の弟子》:災害級の魔物の人化を確認し災害級の魔物に鍛えてもらうことで取得できる。
レベルアップをしたときにステータスの増加が二倍
プラチナバードに鍛えてもらう場合、俊敏力の成長がさらに三倍。
《転生者》:別の世界からからこの世界に来たことで取得可能。
魔物討伐時の経験値取得二倍。
なかなかのチート性能で驚いている今日この頃です。
このままいけば普通にフィルナを超えるのでは?
多分???のスキルはヤバイやつしかなさそう。
それから、いまの鑑定からわかったことは、
・俺のレベル上限が700になったこと
・俺の経験値取得が8倍
・レベルアップ時の成長がスキル込みで4倍
・フィルナに鍛えてもらってレベルが上がると8倍
俊敏力が12倍
・魔物、魔族に対しての攻撃力が25倍、剣で攻撃すると50倍
亜人種に対して50倍、剣で攻撃すると100倍
・全ての剣が扱えること
って感じ。魔物ゴミでは?
俺の攻撃力が5000超えてるから普通の魔物を剣で攻撃すると125000になるな。
亜人種だったら500000。
スタンピード五分で終わりそうな気がしてきた。
ハァー寝るか。
「フィルナ、魔物が20kmまで近づいてきたら起こしてくれ。」
「えっ、ちょ、バスタ?どうしたの?」
可愛いなぁ。ホントにフィルナは可愛いなぁ、人間だったらいいのに。
「いや、冗談だ。フィルナから見て俺はどれぐらい強い?」
素朴な疑問が浮かんだ。本気でいけばフィルナに勝てるのではという疑問が。
「そうだね。多分もう少し鍛えたら私を超えるんじゃないかな?でも私も生きてきた年数が違うから経験の差で私が一枚上手って感じ?」
なるほどじゃあ
「フィルナ手を出してくれ。俺が前使ってた剣の鞘で叩いてみるからどれだけ痛いか。教えてくれなか?」
これでどれだけブーストされてるかみることができるな。一応鞘といっても剣だから50倍のブーストがされてるはず。
「どうゆうことか分からないけど、わかった。でも壊れると思うから後で土の剣作って渡すね。」
そうか、壊れるの前提か。
「ありがどう。じゃあ行くぞ。おりゃ。」
俺は軽く振り下ろした。
「パァン」
「「え、?」」
俺の剣とフィルナの手が破裂した。
想像以上だ。こんなのチートすぎる。
「フィルナ、ごめん。大丈夫か?」
破裂したから血が流れ出る。
「うん、びっくりしたけど、大丈夫だよ。回復魔法で、、、ほら元どおり。」
ふぅーよかった。
「そんなことより、床掃除しなきゃ。怒られちゃう」
「そうだね。掃除しようか。」
あ、床は仲良く二人で掃除しました。
すいません、話が進まず。
バスタ君のチートぶりにはこちらも驚いてます(笑)
よく脱字や誤字があるそうです。こっちでも確認はしているつもりなんですが、見つければご指摘のほどしていただけるとありがたいです。




