月影の島1日目②
シャドウキャットはジーっと私のことを見ています。どんな人なのか観察しているのでしょうか?これはどうにかして警戒心をとかなければ。今持ってるので何かよさそうなもの…飴、食べますかね?ルノーとフォスは食べられなかったみたいですが…。あ、なんか食べたそうに見ています。可愛いクリクリの目がキラキラしていて、よだれがチョロチョロ垂れていますね。
「…食べますか?」
「!ニャウ」
『タベタイッテ!』
ラクルが通訳してくれます。この子は飴玉食べられるみたいですね。そういうことならあげちゃいますよ!手のひらに飴玉をのっけるとノソ、ノソっと近づいてきます。か、可愛い…!慎重にこちらの様子を確認しながら、おそるおそる飴を取っていきます。
ついでにラクルにもあげます。この前、次召喚したときになにかあげると約束しましたからね。嬉しそうに小躍りしながら飴にかぶりついています。
「美味しいですか?」
『アマーイ!』
「ふふっ、良かったですね」
「…ニャー!」
『コノコモ、アマイッテ!』
「!美味しいですか?」
「ニャー!」
嬉しそうに一鳴きしてくれました。本当に可愛い…私、猫大好きなんですよね。生きているだけで周囲に幸せを振りまき、見ているだけで癒されます。
「ラクル。シャドウキャットさんの通訳をお願いしてもいいですか?」
『イイヨー』
「ありがとうございます。トロワさんのお店にゴミを置いているのはどうしてなのでしょうか?」
シャドウキャットはちょっとショックを受けたように固まりました。
「ニャーニャウニャ」
『フムフム。アノネ―ゴミ、チガウッテ』
詳しく話を聞いてみると、どうやら前にシャドウキャットはトロワさんにご飯をもらったことがあるようです。それが嬉しくて、お礼がしたくて。その結果、お店の前にゴミーー本猫からしたら宝物を置くようになったみたいです。
「なるほど…そんなことがあったのですね」
「ニャー…」
『メイワク、ナッテル。ゴメンナサイッテ』
「…トロワさんに事情をお話ししてもいいですか?お話すればきっと理解してくださると思いますよ」
「ウニャウ」
『アヤマルッテ』
シャドウキャットも悪気があったわけではありませんからね。ただ感謝の気持ちを伝えようとして、その行為の意図がトロワさんに届かなかった。ですがラクルのおかげで、そのすれ違いに気付くことができました。あとはお話しするだけです。
・・・
・・
・
「…ということでした」
「なるほどなー…」
ラクルを送り、街に戻って早速トロワさんにお話ししに来ました。先ほどのことをそのままお伝えすると、本人はどこか嬉しそうな顔をしています。
「シャドウキャットさんはお礼のつもりで置いていたみたいですよ」
「どうみてもゴミだったんだがな…。そうか、1回飯をあげただけでここまで感謝されるなんてな」
トロワさんは腕を組み、目を固くつぶります。何やら考え込んでいるようです。
「…よし、シャドウキャットのしたことは許してやる。あいつは俺への礼でやってたみたいだしな」
シャドウキャットさんのしたことを許すみたいです。よかった…。トロワさんはシャドウキャットのお礼の気持ちを受け取ってくださるみたいですね。
「ですって」
「?」
「…ニャー」
私の足元の影からシャドウキャットさんがこんにちは。実は森からずっと私の影に潜んでいたのです。トロワさんにどうしても会いたいと仰るので…。こっそり連れてきてしまいました。
「お前…」
「ニャウ」
「…まぁ、なんだ。またいつでも来い。飯くらいならあげるからよ」
「ニャー!」
「…めでたしめでたし、ですかね?」
トロワさんとシャドウキャットが戯れている光景を見守ります。いやー平和ですねー。思わず和んじゃいますよ。トロワさんがおそるおそるシャドウキャットの頭を撫でて戯れている様子を見守ります。
ところで、これで一応クエストは完了したということでいいのでしょうか?クエストの表記がなかったので、達成したのかも分かりません。
本文が短めですみません。ちょっと久しぶりで、書きたい内容を忘れてしまいました。ついでに伏線ばらまいたのも忘れました。ヤバイです…。
復帰を待っていてくださった皆様、お待たせしました!休んでいる間コメントをくださった方々もありがとうございます。これからものんびり投稿を続けていこうと思います。ただ他の小説を書いているのが楽しくて、司書さんの方を投稿する頻度が低くなるかもしれません。続きは書き続けます。
それにあたって、なろうで投稿している小説をカクヨムに投稿することを検討しています。ちょっと二重投稿することで、伏線見つからないかなー思い出さないかなーとか思っていたり…。あとは表現もちょっと書き直したいなーとか思ってます。やるとなったら6月10日くらいからですかね。そのあたりを予定しています。
話はかわりますが、なろうにAI表記のシステムが導入されますね。作者はAI補助的利用かAI間接的利用なのか分からないので、とりあえずAI間接的利用の方にチェックする予定です。分からないときはとりあえず分母が大きい方にチェックするタイプの人間です。
以上、長々と書いてしまい申し訳ありません。これからもお付き合いいただけると嬉しいです。




