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司書さんは無自覚でいいのです!  作者: 黒色猫


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ギルドに報告

 ビビさんはまたね、と言うとそのまま消えてしまいました。結局本に関しては謎が残ったままですね…。ラクルが見つけてきた本はそのまま秘密の部屋に置いておきます。私が持ち出すわけにはいきませんし、壁に戻すのも不可能ですからね。


「あ、そうだ。個人アナウンスを確認しときましょうか」


 ん?稲荷さんからメールも来てますね。それも後で見てみましょう。まずは読書している間にきた個人アナウンスを整理しなくては。


≪骨董知識、考古知識、農業知識、解体知識を習得しました≫

≪骨董知識、考古知識、農業知識、解体知識が総合知識に統合されました≫

≪メイン職業のレベルが2上がりました≫

≪ルノーのレベルが2上がりました≫

≪フォスのレベルが1上がりました≫

≪ラクルのレベルが3上がりました≫


 おぉ、ラクルもレベルが上がるんですね。これは嬉しい発見です。今の私のステータスも確認しましょうか。



名前:ステラ

種族:エルフ 種族レベル:4

メイン職業:放浪の司書 レベル5

サブ職業:見習いテイマー レベル4


HP:26 MP:158

攻撃:10

防御:10

魔攻:269

魔防:16

器用:23

俊敏:12

幸運:32


スキル:読書、記録、テイム、感覚共有、鑑定、採取、調合、料理、水魔法、絶対記憶、速読、総合知識、魔力感知、魔力操作、木魔法、幸運の訪れ、星魔法、生活術、妖精の結び

称号:探究者、知恵の書Ⅰ、知恵の書Ⅱ、ギルドのお助け人、慈愛、知恵の書Ⅲ、古代魔法を知る者、妖精のお気に入り、知恵の精霊の祝福、知恵の精霊の加護

装備:シャツ、雲糸のケープコート、パンツ、黒皮のブーツ


BP:54 SP:82



 うん、かなりスキルも称号も増えていますね。ステータス数値もそれなりに良いのではないでしょうか。比較対象がいないのではっきりと断定することはできませんが…。


「ルノーたちも強くなっていますよ」

「ホー?」

「…シュー」

『ツヨイ!』

「はい。ラクルもレベルが上がりましたよ」

『ワ~!』


 2匹と1人と妖精1匹?で喜びを分かち合いました。ふふっ、やっぱりレベルが上がると嬉しいものですね。さて、次は稲荷さんからのメールを確認しましょうか。


『ステラ!北の森のボス討伐タイムの公式掲示板に君の名前が載ってるんだけど?!まだ誰も討伐してないのに!!もし何か情報を売ってもよかったらメールちょうだい!』


 …公式掲示板に、私の名前が、載ってる?ど、どういうことでしょうか?ちょ、ちょっと確認してみましょう。えっと、どうやって確認すれば…あ、メニューから見れそうですね。



「北の森、ボス討伐記録」


1位 ステラ

2位 ───

3位 ───



 載って、ますね。私の名前だけが燦然と輝いております。こ、これは妖精さんたちが暴れ…討伐したのであって、私1人がやったわけではないのです!…と言いたいところですが、妖精さんに関することは秘密にすると約束しているのでした。とりあえず稲荷さんに返信いたしましょうか。


『詳しいことはお話できない部分もありますが、それでもよければ情報をお売りします』


 内容が簡潔になってしまいましたが、これで大丈夫でしょう。送信、と。メールも書いたことですし、いい加減冒険者ギルドに言ってクエストの報告をしましょうか。

 目立つかもしれないのでラクルを1度送還し、身支度を整えると図書館から出ます。そのまま教会を後にしギルドに向かっている途中で、稲荷さんから返事が届きました。相変わらず早いですね。


『全然問題ないよ!ありがとう!会う日はいつなら都合がいい?』


 今日、はさすがに無理ですね。明日にしましょうか。明日なら大丈夫です、と返信。何を話しましょうか。ボスの情報…は詳しいことを知りませんし。…もしかして私、売れる情報がない?

 そんなことを考えていると、冒険者ギルドに到着しました。中に入り、受付に向かいます。今日は珍しく人が並んでいないですね。ラッキーです。


「こんにちは。ご用件をお伺いいたします」

「クエストの報告にきました」

「確認しますーー図書室の調査ですね。何か分かりましたか?」

「図書室の異変を起こしていたのは、知恵の精霊ビビさんでした」

「…え?」

「理由は図書室の掃除をして欲しかったから、らしいです」


 ?受付のお姉さんが固まってしまいました。だ、大丈夫ですか?急に体調でも悪くなってしまったのでしょうか?


「し、少々お待ちください」

「は、はい」


 硬直がとけたかと思うと、俊敏な動きで奥に向かって行きました。…ちょっと怖かったのは内緒です。そのまま待っていると、受付のお姉さんが戻ってきました。


「ステラさん、でしたよね。お時間はありますか?」

「はい」

「ギルド長がお話ししたいとのことです。お会いできますか?」

「分かりました」


 …ん?ギルド長?え、いきなりギルドのトップとお話しするんですか?何も理解してないまま返事してしまいましたが…私、何かしちゃいましたか?冒険者ギルドを二度と利用するな、とか言われたらどうしましょう…。そんなことを考えながら、受付の方の後に続きます。


次の更新は4月15日です。


ちょっと何の知識系スキルを習得したのか把握しきれなくなってきたので、一旦メモします。


ーー魔物知識、植物知識、料理知識、種族知識、地理知識、医療知識、気候知識、戦闘知識、サバイバル知識、言語知識、魔法知識、計算知識、食物知識、法律知識、化学知識、音楽知識、鉱物知識、天体知識、骨董知識、考古知識、農業知識、解体知識ーー


現時点でこれだけ知識系スキルを獲得してたんですね…。もう○○知識のストックがなくなりそうです。

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― 新着の感想 ―
知識の最終形態「アカシックレコード」でいいんじゃない?
建築とか地質とか天体とか……探せば知識ネタは拾えるよ〜
爆弾魔とか言われる日も近いですかね?(*´艸`*) 情報爆弾魔www
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