第19話 スレッド:【速報】カメラマンさん、3時間でB級に到達する
【スレッド:《速報》ヒバナのカメラマンさん、3時間でB級に到達する】
1 名無し
ちなみに、《速報》ヒバナとカメラマン、協力してSSS級モンスターを討伐するっていうスレッドも作れるけど、どうする?
2 名無し
>1 草wwww
3 名無し
何が起きた?
4 名無し
誰か説明プリズ
5 名無し
ヒバナとカメラマンが探索者バトアリに出場することを宣言
↓
カメラマンは探索者証を持っておらず、一番下の級からB級を目指す
↓
SS級やSSS級を討伐し、3時間でB級到達←イマココ
6 名無し
草wwww
7 名無し
確か、エントリー期間って残り3日だよな?
普通、諦めるだろww
8 名無し
空間魔法の〈断絶〉を乱用して、瞬間首チョンパマシーンになってた
9 名無し
瞬間首チョンパマシーンは草
10 名無し
SS級を瞬殺するのマジで意味わからんすぎるww
11 名無し
確か、最底辺からB級になるのに必要な探索者ポイントが150万だろ?
それで、SS級一体につき、貰えるポイントは10万だから……
12 名無し
3時間で15体倒したってこと?!
13 名無し
イカれてるww
14 名無し
>13
いや、それは間違いやで
100万ポイントまで行った後に、SSS級モンスター倒して50万ポイントゲットでフィニッシュや
15 名無し
あ、そか
16 名無し
……あれ、そっち方が凄くね?
17 名無し
自分の中の常識が崩れていく音がする……
18 名無し
ヒバナはかなりの狂人だけど、カメラマンも中々の狂人だよな
19 名無し
>18 その上、カメラマンの方は狂人の自覚なし……ww
20 名無し
てか、B級どころじゃねえだろ! S級だろ、あいつは!
21 名無し
S級どころか、探索者ランクにSS級があったなら、SS級だろうな
22 名無し
探索者協会はSS級の実装はよ
23 名無し
てか、2人はSSS級と戦ったの?! なんてモンスター?
24 名無し
>23 毒竜
25 名無し
毒竜マジ? あれってSSS級でも少し強い方じゃなかったっけ?
26 名無し
毒竜には、ブレスが触れた相手を即死させるって理不尽すぎる力があるからな
あれに勝ったのか……!
27 名無し
>26 うん、それも無傷でな
28 名無し
化け物すぎて草
29 名無し
SSS級に勝てる2人組って他に日本でいる?
30 名無し
>29 居るわけねえだろ
31 名無し
まあ、SSS級に勝ったことがあるパーティは国内に4つあるけど……
32 名無し
>31
でも、1つは主要メンバーが事故で亡くなっちまったし、もう1つは引退しちまったな
33 名無し
つまり、今、ヒバナとカメラマン以外でSSS級を倒せるパーティは2つか
34 名無し
……やっぱ、ぶっ飛んでんな、ヒバナとカメラマンって
35 名無し
この感じだと探索者バトアリでも優勝か?
36 名無し
いや、まだまだわからんぞ!
今年の探索者バトアリは強者揃いだからな
37 名無し
確か、S級の律様も臨時でパーティ作って参加するんだっけ?
38 名無し
そうそう!
それに、過去にSSS級を倒した桐生のパーティもな
39 名無し
うおおおおぉ!!! 熱くなってきたァァァ!
――――――――――――――
「レディースエェェェンドジェントルメェェェェェン!!! ようこそ、探索者バトルアリーナへ!」
スマホに映るのは、スーツを着た1人の男がそう叫ぶ姿。
男の隣にある横断幕には『探索者バトルアリーナ実況会場』と書かれていた。
『本日から、探索者バトルアリーナの予選が開始ッ!!! なんと今年の参加者は過去最高の1100パーティ!』
〈コメント欄〉
:うおおおおおお!!!!
:予選開始きちゃあああああああ!!!
:律様! 律様! 律様優勝!
:優勝は桐生のとこやろがァァァ!!!
:いいや! ヒバナのとこだね!!!
コメントはとんでもない速度で流れていく。
同接は脅威の100万を突破していた
『本選に残れるかは期間内にどれだけ探索者ポイントを集めたかで決まります! そして、本選に残るのは1100グループ中のたったの64パーティのみ!』
〈コメント欄〉
:すげえな、倍率エッグww
:モンスター何体倒せば、残れるんだよww
:律様は余裕でしょ
:桐生もな
:お前らは知らないな? 影の集団っていうクソつよパーティがあることを
:知るかよww、なんだよそのパーティww
『各パーティの獲得探索者ポイントは、リアルタイムでホームページにて公開されているので、要・確・認!!! それでは、また本戦で会いましょうッ!!!』
そこで、配信は終わった。
「凄い盛り上がりだな……」
俺はファミレスの中で、そう呟いた。
「流石は日本最大の探索者バトル大会だねぇ……! なんか、私もやる気出てきた……ッ!」
俺のスマホを覗いていた花火は、配信を見終えると、やる気に満ちた顔で腕をブンブン振り回すと――
「――ってなわけで、ダンジョン行こっか?」
「ノリがランチに誘う時と同じなのおかしいだろ……」
「だって、スタートは早い方がいいでしょ? ほら――!」
花火はくすりと笑うと、俺の手を引っ張り、無理やり立ち上がらせる。
ヒバナはいつも、こうだ。
思いつきで、無鉄砲で、人を振り回す。
しかし……なんだかんだで、そんな日常を気に入っている自分がいた。
「仕方ないな……行くか」
俺は、花火の手をぎゅっと掴む。
乗りかかった船だ。探索者バトアリ……絶対に優勝してやろうじゃないかっ!!!
俺なら――俺たちなら、絶対に勝てる。




