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サワゲ部!!  作者: 双葉 のすけ
チャプターわん!《 我ら『サワゲ部』!ここに始動!! 》

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9/10

第8話「ポンコツ・アブダクション」

「大丈夫か!?お~い!しっかり……お~い………………」


 ………………


 …………


 ……



「なの……!」


 …………


「…………どこなのです……ここ……?」

 ……あれ……さっきまで追いかけられていたのです……?


 キョロキョロ……


「なんだか広い部屋なのです……」


 …………


「た、探索するのです……!」

 おもいがけず敵地に侵入できましたのです……

 だったら……情報をいっぱい集めるのです……!


 テクテクテク……テクテクテク


「?」

 ……なんなのです……?……これ?


「スキャンするのです!」


 ブゥン


「……宇宙人の……お面……?」

 これが……?……人間が考えた宇宙人なのですか?

 丸いつり目に……灰色の肌……


「地球人は宇宙を知らなさすぎなのです!」ぷんぷん!

 こんな気持ち悪い星人、見たこと無いのです!!

 バカにしてるのです!!


 …………


「他を探すのです……」

 そんなに見た目は変わらないのですよ、地球人と……

 やっぱり地球人は低文明なのです!


 テクテクテク……


「ん?」

 これはなんなのです?

 ……スキャンなのです!


 ブゥン



 ………………



「あ……あ……」

 まるひ……


「あわわわわわわわわ!」

 ㊙宇宙人捕獲計画!?……なのです!!??


「地球人は低文明じゃないのですか!?」


 ――ガチャ


「おう!起きたか!もう大丈夫なのか?」


 ビクンッ!

「なのぉお!!??」


 び、びっくりしたのです……!


「は……!」

 こ、こいつは……

 さっきのヤバイ地球人なのです……!


「そういや君、新入生?俺もなんだけどさ……体育館の時、見なかったけど何組?」


 どどど、どうしようなのです……よ、よしなのです……

 ここは誤魔化して切り抜けるのです……!おそらく……

 このバカっぽい地球人はきっと5組か6組なのです……!


 潜入前にこの学園のデータは解析済なのです……

 データによれば、たしか……超特進クラスの……


『Sクラス』と言うのがあったのです!

 よしなのです……


「え、Sクラスなのです!!」

 これで大丈夫なのです……!


「え?Sクラスなの?あれ?俺と一緒じゃん?ホントに?」



 …………



「S……クラス……?」

 ……この地球人が?……Sクラスなのです?


 ………………


「Sクラスはバカの集まりなのですか?」

 おかしいのです?データと合わないのです?


「え?Sクラスってバカの集まりなの?……初耳だ!!」


 …………


「?」

「?」


 ………………


「「???????」」


 あれ~なのです???

 おかしいのです???


「Sクラスは特進クラスなのですよね?」

 そうですよね?そうなのですよね?

 あれ?違いましたのです?


「え?そう聞いてるけど?……え!違うの!?」


 …………


「?」

「?」


 ………………


「「???????」」


 これは……もしや……


「…………!」

 地球人の学力の問題なのです!!


 Sクラスと言っても所詮、地球人の知力で図った物差しなのです!

 おそらくこの程度のバカっぽい奴でも入れるのです!

 ならばなのです……!


「ごめんなさいなのです……本当は6組なのです!」

 これでいけるのです……!



「そうなのか!ギリギリ入学だな!」

「嘘なのです!Sクラスなのです!」


 なんだかバカにされた気分なのです!!


 仕方がないのです……後でデーターを改ざんして……

 転校したことにするのです!!


「ま、まだ入学前なのです!下見に来たのです!本当はSクラスで転入生なのです!」


 き、今日は地球時間で入学シーズンなのです……

 誤魔化せるか……不安なのです……



「そうか!どおりで見たことない顔だと思ったぜ!」


 あ、イケたのです。やっぱりこいつバカなのです。


「じゃあ~どのみちこの学園に入るなら……」


 ん?……な、なんなのです……!


 …………


「サワゲ部に入ろうぜ!」



 …………



「サワゲブ?なんなのです?そのトルコ料理みたいな名前は?」

 この星に来る前に見た……『ちきゅうのおいしいたべもの100選』

 その本にケバブが載っていたのです……おいしそうだったのです♡


「ん?料理?……まぁいいや、なんでも!とにかくさぁ~……部長、今から呼んでくるからさ!ちょっと待っててくれよ!」


 あ!そうだ、そうだっと……


「ごめん!名前なんて言うの?そういえば聞いてなかったよ!」



 ………………



「なまえ……」


 ……


「ん?どした?」


 なまえ……名前……なのです……


「お~い?どうしたんだ?」


 ………………


「…………」


 〚このノロマ!!誰がお前と友達になるかよ!〛


「…………」


 〚マルル……名前で呼び合うことは……〛


「…………」


 〚この星では……神聖なことなのだ……〛


「…………」


 〚家族以外で呼び合うことは……そうない……〛


「…………」


 〚だから決して……名前で呼び合うことは……〛


 ………………


「…………?」

 んん??なんだ?ずっと黙って????


 ……………


「モルマリル……マルル……メルメルポ……なのです……」


「?」

 日本人じゃないと思ってたけど……まぁいいや!


「マルル!よろしく!」




 〔ぽわん……〕




 ………………


「あ……名前……」

 名前で……呼んだ……のです……


「ん?呼びやすかったから、そう呼んだんだけど……ダメだったか?」


 呼び……やすい……


「ダメじゃ……ないのです……」

 ……ダメじゃないのです……でも……なんなのです……この……感じ……


「?……あ!もしかして苗字だったか!俺、名前で呼ぶ方が好きなんだ!どれが名前なんだ?」


 マルル……が……名前……


「ま……マルル……なのです……」


 お!……やっぱりそっちが名前だったか!


「じゃあ改めて……俺は龍波 一喜!」


 ………………


「マルル!よろしくな!」



 〔ぽわん……〕


 …………


「…………」


 へ、変なのです……頭がふわふわ……するのです……


 ………………


 それに……なんだか……ぽわぽわ……するのです……



「……?」

 また静かになったな?まぁいいや!部長を探そう!!

 あ、そうだ……その間、暇だろうし……


『ママン』でもやっててもらおう!!


「俺、部長呼んでくるから、その間……そこのじゃんけんゲームで遊んでていいよ!」


「じゃ、じゃんけん?……なのです?」

 たしかこの星の遊びだったはずです……


「そう!遊んでてくれ!じゃ!俺、行ってくるよ!」

 よっしゃ!部員ゲットだぜ!!


 トコトコトコ!


 ――ガチャ……ピー…………カシャン!



「あ……!待つのです!まだ入るとは…………」


 …………


「ふ、ふん!勝手に出るのです……!」

 こんなとこ早く出るのです……


 ……テクテクテク


 ガチャ……


「ん?」


 ガチャガチャガチャ……


「…………」


 ガチャガチャガチャ!


 ………………


 ガチャ!ガチャ!ガチャ!ガチャ!ガチャ!


「………………ほ……」


 ほかく……


 ………………


「捕獲されたのです~~~!!」


 地球人……


 ………………


『怖いのですぅぅぅぅぅぅううううううううう!!!!』



 地球侵略を目論む宇宙人……マルル!!しかし……

 バカに捕まるほど……やっぱりポンコツであった!!

 マルルこの状況を……どうやって……どうやって……

 切り抜けるのだぁああああああああああああ!!!



 ……カツンッ…



 そして忍び寄る影……『サワゲ部』……部長……

 高身長……暴君……わがまま……ハイスペック……


 超福音……!お嬢様ぁぁぁあああああああああ!!!



 ……――カツンッ…!



 逃げろ!逃げるんだ!ポンコツ宇宙人……モルマリル……


 …………………………


 マッ!……ルッ!……ルゥゥゥウウウウウウウウウウ!!!


 ………………


 ………


 …



 ――――――カツンッ!!



 ………………

 …………

 ……



 次回予告!


「一喜!ついに宇宙人を……マルルを…………

 確保(軟禁)したぁああああああああ!!


 やったぞ一喜!これで『ママン』を遊び放題だ!

 そして確保されてしまったマルルに忍び寄る影!

 どうなる!?マルル!!逃げよう!?マルル!!

 逃げて~マルル……そいつは……侵略者より…………


 侵略者だぁああああああああああああああ!!」


 次回! サワゲ部!!第9話「捕獲・捕縛で仲良しこよし!」


 見てね!見るよ!……見るべし!


 お楽しみに!

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