第4話「騒ぎ散らかすお嬢様♡」
―「……皆様……これまで幾度か、社会の…………」―
………………
「いやー今年からこの学園に赴任しましたが……流石エリート校ですな!」
この石頭 学……やはりこの学園を選んで良かったと再確認しましたよ……
「そう思いませんかね!稲美氏!」 クイッ!
「そうですね~茜さんは今年もめげずに頑張ってて~えらいですね〜♡」
おひょー!!……稲美先生はやはり素晴らしいですな!!
よくわかりませぬが……なんだかこう……
もちもちしてますな!!
「ニヤニヤ………………」
……はっ!……いかんいかん! 表情に出ているやもしれませんな……
気を付けねば!
「それにしても……他の先生方はどちらに? 先ほどまで居られましたと思いますがな?」
本当に見当たらないですなぁ……
どこへやら?
「ああ~たぶん〜ですね~。学園長の『仕込み』ですよ~」
仕込み?……ふむ……
なにか催し物でも行うのですかな?
それよりも……
「時に稲美氏……今度お食事でも如何ですかな?
小生、いいお店を知っておりますぞ!」
完璧な切り返しですな!これぞ石頭流……
『急転直下ッ話術!素敵な貴方に届けver.』……ですぞ!!
「ごめんなさ~い。その日は予定がありますので~」
「………………」
ん……?……まだ日程は言っていないのですがな……なるほど……
天然ですな! おひょー!!
「いえいえ、そのですな、今度の……」
「予定があります~」
………………
「そので……」
「あります〜」
………………
「………………」
天然ですなぁ……おひょぉ……
バタンッ!
「いっきく~~ん!!」
なな!なんですかな!?……ん?
「誰か倒れましたぞ!……小生、行ってまいりますぞ!」
ここで出来る男アピールをすれば……
またお誘いできますぞ!
「あ~私のクラスの子ですので~私が行きますね~」
やや!まずいですぞこれは……アピールが……
「いえいえ!小生が行きますの……」
「保健室に行ってきま~す」
………………
「素晴らしい対応力ですな……」
―プッーン―
「ん?」
そう言えば途中でしたな……超福音 君の演説が……
―コンコンッ―
―「それでは皆様……これよりS・W・G部の活動内容について、お話したいと思います」―
ふむふむ……そういえば「学園奉仕部」とは言っておりましたが、確かに活動内容は、まだでしたな!
―「それではエリート共……」―
ん?エリート共?
―「耳をよくかっぽじって……」―
かっぽじって?
―「脳みそに叩き込みましょう♪」―
のうみそ?
………………
―プッーゥゥウゥン―!!!!!!!
「おひょ!?」
………………ざわざわざわざわ!
―「諸君……」―
………………ざわざわざわ!
―「『サワゲ部』に……」―
………………ざわざわ
…………シーン
――カツンッ!!!!
―『入れぇぇぇえええええええええええええええ!!!!』―
「「「「「!!!!!!!!」」」」」
ザワザワザワ!!!!!
「ななな!なんですかな!あの演説は!?」
ちょちょ、超福音君ですよな!?……先ほどまで可憐に挨拶をしていた……あの……
超福音君ですよな!??
「おひょ~!!??」
………………
………………
――ハイレレェェェ!!!!
「……!」
この声は、まさか……茜!?
「学園長!お話中、申し訳ございません……失礼します!」
あの女……また、やらかすきね……!!
ピポパポッピポ……プルルッル……ピッ!
「コード:ME……至急体育館に……」
グッ……
「集合!!」
ダッン!!
………………
………………
―「諸君……今まで腹の底から笑ったことはあるか……」―
「「「「「……………………」」」」」
―「諸君……これまで人に笑顔を振りまいたことはあるか……」―
「「「「・・・・・・・・・」」」」」
―「諸君……」―
「「「「「―――――――――」」」」」
―「人生で、幸福を味わった事は……」―
「「「「「 」」」」」
………………
―『あるかぁあああああああああああああ!!!!!!!』―
「「「「「!!!!????」」」」」
――カッ!
―「貴様ら……よく聞け……私……超福音 茜が……」―
「「「「「????????」」」」」
――カツンッ!!
―『ここに宣言する!!!!!!』―
あぁああ、大変ですぞ……何をどうすれば!????
―「貴様らエリート共に……」―
小生、どうすればぁあ!!??
―「『真』の幸福を与えると……」―
い、稲美氏~!
―『ここに誓う!!!!!』―
い、稲美殿~!
―「『サワゲ部』……」―
「稲美先生!!!」
―「今ここに……」―
「カムバッァァァァク!!!!!」
――カカッンッ!!
………………
―『始ぃぃぃど動おおおおおおおおおぉぉぉおおおおお!!!!!』―
ドドン!!!
………………
ガチャ!……バンッ!
「何しているのあなた!!」
くっ!間に合わなかったわ!!
「筋肉風紀部隊!あいつを壇上から下ろしなさい!!」
「「はっ!生徒会長!!」」
ドダダダダダダ!!!!
「あ!こら!何をする貴様ら!やめんか、この……肉だるま共!!」
「「えっほ!ほいさ!えっほ!ほいさ!」」
ムッキ~ムッキ~!ムッキ!ムキッ!
「やめろおー!!下ろさんかぁぁああああああ!!」
「「「「「……………………」」」」」
「黒百合!覚えてろぉぉお……このぉ……」
「さっさと連れて行きなさい!!」
「「はっ!!」」
「「「「「……………………」」」」」
「鉄おんながぁあああああああああああああああああああ!!!!!!!!!」
………………
…………
……
「「「「「……………………」」」」」
トコトコトコ……トコ
「「「「「……………」」」」」
―「あ、アー……んんっ」―
「「「「「……」」」」」
―「えぇ……それではこれを持ちまして、新入生歓迎会を……」―
「「「「「…」」」」」
―「終了致します……」―プツンッ
「「「「「 」」」」」
トコ……トコトコトコ……ガチャンッ
「「「「「……………………」」」」」
…………………
[[[[[入る学校……間違えたかな……]]]]]
ついに本性を表したサワゲ部、部長「超福音 茜」!!
騒ぎ騒がし、エリート共はビビり静まり返る!!
しかし!会場はお通夜ムードだが生徒会長には関係なぁぁぁあい!!!
そして!筋肉風紀部隊に退場させられた茜はどうなってしまうのかぁぁぁあ!??
一喜よ……気絶してて……
良かったねぇぇえええええ!!!!
………………
…………
……
次回予告!
「部長はドナドナ。会長、無心。一喜はベッドでお目覚めだ!
そんな一喜だが保健室で目覚めると、なんと……
悪魔がいたぁぁぁぁぁあ!!
どんな悪魔だ!?教えろ一喜!!
でも、たぶん……
お前好みの悪魔だろぉぉおおお!!」
次回! サワゲ部!!第5話「幼き記憶の団地妻」
見てちょうだい♡




