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覚醒の正体Ⅱ


 覚醒した異能をもう一度実戦で試すことにした俺たちは、今度はチームを変えて闘うことにした。


 大輝がどうしても俺と組みたいというので、俺&大輝対如月&和葉で闘うことになったのだ。


 和葉さんは俺と組みたいと激しく主張したのだが、大輝はそれを一蹴してしまった。というか、チームを決め終わってからも俺の方をじっと睨んできて圧をかけてくる。どんだけ俺と組みたかったんだよ……。


 なにかぶつぶつとつぶやいているんだが、後が怖いのでこれ以上は見ないことにしよう。いや、ほんと今にも襲い掛かってきそうな感じがするんですけど。


 というよりも今は自分の異能のことに集中しないとな……。後でやばいことされるとか考えてはいけない。


「いいか、絶対にいつもの感覚でやるなよ? 覚醒した状態が想像通りに行くと思うなよ?」


 大輝はさっきから何度も似たようなことを言ってくる。

 

 まあ、確かに手鏡の時点で嫌な予感はしたんだが、言うほどやばいのか……?


 大輝だってショッピングモールの事件の時に覚醒した異能を使ったらしいし、対人戦で大丈夫だったんなら俺もそこまで暴走するとかないと思うんだが……。


 って、あれこれ考えていても仕方ないか。実際にやってみた方が早いよな!


「早くやりたいんですけどぉ? まだなの?」


 ほら、足のつま先で地面をたたいて不機嫌アピールしてるやつとかいるし。地味にいらってくるからやめてほしいんだが。目に物を見せてやろうかアイツ。


「まあそんな急かすことないだろ如月」


「だってアイツの異能がどこまで使えるかは私の決闘にも影響してくるのよ? ダメってわかれば対処も早くできるじゃない」


 クソ………最初からダメって決めつけやがって。どんだけ俺の事見下してんだよ。


「おい早くやろうぜ大輝。俺も能力をぶちかましてやりたいんだよ」


「ほんとに調整しっかりしないと大変なことになるんだぞ。わかってんのか?」


 はいはい、と片手で軽くあしらうが、大輝はしつこいくらいに忠告を促してくる。

 

 三人がうだうだ言い合っている間和葉さんは一人で剣を振っていたのだった。


                 * *


 「じゃあさっきと同じ十分縛りで三回戦でいいか。翔太の異能になんかあったら止めるってのは覚えておいてくれ」


 違う組み合わせということで、大輝が横から指示を出してきた。


「とりあえずいつもより抑えて能力出してみろよ。慣れてきたら少しずつあげてもいいと思うが、気は抜くなよ?」


「ほいほい」


 意識を右手に集中させる。いつもの感覚……じゃなかった。少し弱くだっけか。そんなこと言われても微妙なんだよな。いつも感覚で能力を発動させてたわけだし。


 「異能『具現化オーバーキル』発動! 『皇金の鉄槌(ミョルニール)』の知識コードを入力。具現化せよ!」


 決闘祭にむけて新しく覚えた武器を具現化させる。いつものように右手に光の粒子が集まってきて形を形成していく。金色の棒の先に巨大なハンマーが付着した武器が現れた。


 よし、成功だ! 図書館で調べたとおりの武器になったはずだ。確かこの武器の能力はたたきつけた威力によって倍増する爆発を起こす、とかいうかなり強そうな説明が書かれていたっけな。


 「んじゃあ行くぜ!」


 俺の合図で異能の発動がうまくいったと判断したのか、大輝はほっと胸をなでおろしていた。


 一方で如月と和葉さんはすでに異能を展開して俺の攻撃に備えている。発動するの早すぎだろいつの間にやってたんだよ。


「翔くん、前のように剣じゃないの?新しい武器なの?」


「ん? これは隠しておきたかったんだけどな。まあせっかくだし、覚醒した状態でもやっておこうかなって」


 じゃあさっそく一発ぶち込んでみますか。思いっきりでかい威力を見てみたいしな!


 そう思って振りかぶった瞬間だった。突然頭にこらえきれないほどの痛みが走り、武器を落としてしまう。なんだこれ、誰かがなんか言って………。


 ハカイシロ、スベテ。ゼンブツブセ!


 「ぐぅぅ………ぃって、…………ぁたまが…………!!」


 痛みが加速する頭の中で誰かが何かを叫んでくる。うるさい、静かにしろよ………。今は……。


 ツブセ! ソノブキデテキヲツブセ! コロセ! ハカイシロ!


 「ダメ…………だッ……! もう」


 すでに限界まで来ていた。これ以上はどうしようもないくらいに頭が痛い。どうにかなりそうだった。そう思って目を閉じた。


 そこからはよく覚えていない。




頑張って投稿しますので、みきらないで( ノД`)…

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