表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/130

危険と書いてピンチと呼ぶ


オルガが謎の少女と共に何処かへ消えた数十分後、俺たちは再び席について先の話へと振り返っていた。


「おい、何がどうなってんだよ?まったく分かんないぞ」


そんな不満そのものの俺に、


「待て。順を追って話すから」


と、極めて冷静に大輝は返してきた。


「さっき……俺と如月がお前を助けなかった……いや、()()()()()()()()のは、奴の異能を警戒したからだ」


「あいつの異能?」


「『略奪(スナッチ)』。アイツは見た異能を奪うことができるの。まあ一度に一個らしいけど」


そんな如月のありがたい解説で少し分かった気がする。つまり大輝と如月はオルガに異能を奪われることを危惧して使わなかったのか……。


それであの時、大輝が「異能を使うな!」って言ったのか。でも、待てよ……?


「あの時俺の『具現化(オーバーキル)』が発動しなかったのはなんでなんだ?」


「それが本題だ、翔太」


まるで苦虫をかみつぶしたような表情を浮かべた大輝は、


「おそらく奴は翔太の異能『具現化(オーバーキル)』を半分だけ持って行ったはずだ」


「は、半分?」


「私が異能を発現した時、オルガは途中であんたから手を離したでしょ?本人も半分しか獲れなかった、みたいなことを言ってたもの」


「はあぁぁ~!?ま、マジで俺の異能獲られたのか?」


それはヤバいぞ。しゃれにならない。もしかしたら退学処分もあり得るレベルの話だ……。


「半分だって言ったろ?おそらくお前の異能はまだ残ってる。だが、何らかの制限はついてるはずだ。具現化できるものの数とか、ソイツの精度とかな」


な、なんてこった……。


今すぐにでも取り替えさねぇと!!





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ