表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
30/130

悪魔の御告げ


ソイツは俺達の隣の席に座っていた。

黒い服装をしており、なぜかフードを被っていた。


そのフードの下には、チラリと覗く白髪に、どこか人を小馬鹿にしたかのような笑みと、恐ろしいまでに冷たい瞳があった。


「……ッッ!!」


目が合った瞬間、ゾワリと背筋が凍るような感じがした。


()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()


「いきなり人の会話に入ってきて、誰だよお前。ていうか、俺の『お願い』が無理だってどういうことだよ?」


「貴様に名乗る必要はない」


なんだよ、と思い立ち上がると、大輝と如月が同時に声を上げた。


「「オルガ」・グランフォード……」


「お、お前ら、知り合いか?」


「ああ、アイツも六魔の一人だ。ちょうど序列は俺と如月の間だな」


正体がバレたからか、チッと舌打ちするオルガ。

フンと鼻をならすと、


「貴様の望みが無理だという理由だけ教えてやろう。それは決闘の際に『六魔』の座をかける場合には、生徒会の申請を通す必要があるからだ」


「は?」


えっと、つ、つまり……?


「つまりだな翔太。あの決闘には事前申請がなかったんだ。」


お、おい。嘘だろ?


「よって貴様のその『お願い』は通らない、ということだ。理解したか?」


今更ながら、絶望的なことを聞かされて、俺はがっくりと座り込んでしまった。


ということは、あの決闘は全て無駄だったってか?


そんな俺の心中を知らずして、ずっと黙っていた如月がオルガに吠え掛かる。


「オルガ・グランフォードぉ!あ、あんたなんでこんなところにいるわけ!?」


「貴様が決闘に負けたと聞いてな。その無様な姿を見に来ただけだ。貴様に用はない」


「なんですって~~!!」


「貴様が俺にキレる道理はないぞ如月。現に今おれは、貴様の六魔脱退の危機を救ってやったりのだからな。感謝しろよ?」


そう言ってオルガはどこまでも不遜に嗤う。






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ