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「あ」の説明にこんだけかかるとは思わなかっただろ?
えっと。なんだっけ……。
あ、前回の説明の続きか……。
そうそう。「あ」だろ?
これは実は、俺が死んだ―――――――と思って、叫んだわけじゃあないんだ。
じゃあ何かって言うと、簡潔に言えば名案が浮かんだから。
まあその後の如月の悲鳴を思い出してくれるといい。
俺は如月が斬りかかってきたほんの一瞬先に、異能を発現した。そう、「具現化」を。
覚えているか?俺の異能を。
忘れたというなら、もう一度言おう。
頭の中で描いた武器や兵器、道具類を生み出して操る。
これが俺の異能だ。
それは俺が決闘中に使った剣のみならず、もちろん相手が生み出した氷弾もその対象に入る。
ここまで言えば、もう分かるよな?
そう。俺はあの時、如月の頭の上に氷弾を生成して、落としてやったんだ。
あんなもんを体に受けた俺でさえ、倒れ込んで蹲るというものだから、脳天に直撃すれば、それは気絶必須だろう。
というわけで、如月は気絶して負け、俺が勝った。
まあ、俺もその後意識を失ったんだけどな。




