いや別に使い回しとかじゃないよ!?
「ったく、作者もひどいよな。久しぶりに登場してこの仕打ちかよ」
バキバキっと関節をならしながら、拘束を解かれた大輝はそばに置かれていたパイプ椅子に腰掛ける。
誰だよ作者って。つーか登場ってなんだ。
「そうだなぁ。どこから話すか……」
安定のスルー。
俺は大輝をいないものとして扱うことに決めた。
「すいません、翔太先輩。お兄ちゃんを縛っていたので、見ていなくて……」
「なにやってんだか。せっかく翔太が……いてっ」
またもやドカッと蹴られる誰か。果て誰だろう。
まあとりあえず、おいおい語っていくか。
**
如月が投げた氷剣は膨らみきって巨大な氷壁と化した。
と次の瞬間――――。
氷壁は内部からの爆発により、数十発もの氷弾として四方に飛び散って俺に襲いかかる。
そう、俺はこの時うまく回避できたんだ。
一度目は。
回避した後に迎撃の体制をとろうとしたまさにその時。事件は起こった。
まさか二発目が飛んでくるなんてな…………。
氷弾がもろにからだを直撃したため、俺は地面に倒れ込んだ。
後で思ったが、これがよくなかったんだ。
すぐにでも立ち上がっていれば、ああいう展開にはならなかったはずなんだ。
「もらったわ!『氷鎖巻蛇』!!」
そう叫んだと同時に、如月は手の先から長い一本の鎖を造り出して、俺に思いっきり投げつけてきた。
倒れていた俺は当然回避できるはずもなく、鎖は俺の全身を綺麗に絡め捕る。
ヤバいヤバいヤバいマズいマズいマズい!
「ハァハァ……。これで終わりよ。」
そう言って、如月が再度造り出したのは一本の氷剣。
それはまるで俺の首を狩るかのように、酷く冷たく、鋭く、鈍く光って見えた。
いやー。これはまじで怖かったね。
もう本当に殺されるんじゃないかと。
やがて如月は俺の目の前まで来ると、剣を構えた。
ヤバいヤバいヤバいマズいマズいマズい!!
―――――――あ。
**
はいここでストップ。
この『あ。』だろ?気になってるのは。
んじゃあ、やっと今からせつめ…………。
え?なに?字数制限?
えっと………。続きは次回だって?
はあー。仕方ない。
いや、これは俺悪くないからな。
責めるなら、作者を責めてくれよ?




