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あれから10分後に、ブラックホーク(機首の下にハンビーを吊るした)が到着し、武器などの設置と城内に避難して来ていた民間人の空輸が始まった。初めてヘリを見るリーネ達は、口を開けて驚いていた


「こ、これは…」


「これはヘリと言って兵員や資材を運ぶ乗り物だよ」


リーネの問いに梨沙が答える。

なお、武器に関しては今後、リーネ達が脱出した後に、開始する城下町のゾンビ掃討、奪還作戦、作戦名クリーニングを開始する時に、ここの防御をするためである。


「この様な物まであるとは…すごい」


リーネが興奮気味に言っていた


「それじゃあ、後は僕達に任せて君達は、僕達の仮設基地に行って待ってて、必ず町は取り戻して見せるから」


「いいえ、それは私達の役目です。それを承知であなた達には私達の援護と言う形でお願いしたいのですが、よろしいですか⁇」


僕は迷った。迷う理由は、当然僕達の戦い方は遠距離からの攻撃だ、それに対し騎士団は至近距離からの攻撃だからだ


「でも、僕達の戦い方は騎士団と連携するにも相性が悪い。最悪と言ってもいいぐらいに、それにゾンビの攻撃を騎士団が食らえば恐らく奴等の仲間入りになるんだ、ゾンビとも相性が悪いそれでもやるの⁇」


「やります!やらせてください‼︎」


「分かった。そこまで言うならいいよ。ただ騎士団は僕らが撃ち漏らした奴を相手にする形になっちゃうけどそれでいいのなら」


「構いません」


リーネの提案に僕がokを出しリジット騎士団長と協議の元、部隊の編成を決める。最初僕達の武器の話をしたら、疑われたのでリーネに証人に成ってもらい、尚且つ実際に射撃を行い威力や僕達の戦いに理解を示してもらう


「これは…すごい物だな。威力、命中精度共に高い我々も使いたいぐらいだ」


理解して貰った所で作戦会議に入る


「まず、我々は敵注意を引き一箇所に敵を集めます。場所はここの噴水広場がいいでしょう。その後、我々AG00部隊が十字砲火で敵の数を可能な限り減らします。一定数を減らしたならそこからは騎士団の出番です。私たちの討ち漏らしや残った敵を殲滅してください。ですが恐らく噛まれたり傷を付けられれば死者となりしばらくすれば敵となりよみがえり仲間を襲うことを頭に入れといてください。それでも、騎士団はやりますか?」


梨沙が立てた作戦を説明する


「愚問だな、やるに決まっている」

「分かりました。それでは、これより2時間後にオペレーションクリーニングを開始します」


梨沙が頷く


「待て、注意を引くと言うがどうやってやるのだ⁇」


そこにリジットが梨沙に質問した


「大音量で音楽を流すんですよ。敵は音に反応していると思うので」


その問いに僕が答える


「成るほど、じゃあ演奏者を守りながらの戦闘か」


「いいえ、そうじゃないですよ」


「どう言う事だ⁇」


「説明するより直接見た方がいいですよ」


梨沙が説明より実際に見てもらうと言っていたので、そこからはAG00部隊の隊員は車両や銃器の整備をし、騎士団の団員は軽く素振りなどをしていた



「さて、行くか」


雅俊がそう言う


「そうだね、行くか〜」


僕が答える


「なんでそんなに怠るそうなんだ⁇」


「いや、だって本当なら元の世界で梨沙の家に行って無断欠席の理由聞いた後一緒に遊んでたんだもん」


「はいはい、文句言わない。それにもう今更でしょ⁇」


梨沙が僕の愚痴にそう答える


「まあ確かにね〜、それじゃあ気合入れて行くよ!」


僕は渋々そう答える


「「「「「了解!」」」」」


その後僕は命令を出す


「全員乗車‼︎」


その場に居たAG00部隊の隊員は直ぐに動き、全員の乗車が終わる。尚今回は騎士団の団員も僕らが持ってきた車両を使う。この2時間の内にチヌークやオスプレイで車両が運ばれて来ていた。もちろん車両搭載銃の弾薬もだ。持ってきた車両は

ストライカー装甲車(通常)×3

ストライカー装甲車MGS(砲台搭載)×3

ハンヴィー×4

輸送トラック×10

部隊編成と登場車両は

フォリッジナイト計10人はハンビーに5人ずつ別れて乗る

ルーンナイトとマジックナイト計20人はそれぞれ10人に別れてストライカーに乗る。

他のCE大隊から来た36名+後から装甲車や輸送トラックと来た44名=計80人は残ったストライカーに10人とハンヴィーに5人5人に別れ、輸送トラックに15人ずつ乗り、弾薬を残った6両の内に1両に詰め込み、騎士団は数が多いので選抜隊だけ連れて行く1両に付き15人ずつ計60人だ。以上170人が掃討作戦の最初の出撃をする

先頭は夜という事もあってハンヴィーが行き、そのテールライトを追う形でストライカーが進む

まあ、こんな事しなくてもストライカーには赤外線暗視装置付いてるし問題ないんだけど、即応性も考えてこうしたが…


「全員乗車完了!」


そんなことを考えていると、マサトが全員の乗車完了を知らせて来た


「分かった。それじゃあ」


一呼吸置いて


「全車両に告ぐ。僕達フォリッジナイトが乗るハンヴィー2両を先頭に、MGS1両、ストライカー3両、輸送トラック10両、MGSが2両、ハンヴィー2両と続いて出発する!」


『『『『『『了解!』』』』』』




オペレーションクリーニングを発動させてから、3時間目的の噴水広場に着いた。ここまでは運よく戦闘はせず静かに来ることができた。この噴水広場は今だに水が流れている大きな噴水が一つあるだけの簡単でそれでいて居心地が良さそうな所だった周囲には木が植えてありそこは周りより少し暗いので注意が必要だ


「よーし、スピーカーセットして〜」


「了解」


僕が雅俊にスピーカーをセットする事を指示する


「その間に他のみんなはモーションセンサーをセットして」


梨沙が余ったみんなに指示してモーションセンサーをセットさせ僕と梨沙はその間に設置の終わったモーションセンサーから持ってきた通常のノートパソコンにリンクさせそこからリンカーに付いている機能の戦術データリンク、ストライカーの戦術データリンクにも情報が行くようにする。敵が近ずいてきたら全車両、全隊員に警告が行くようになっている。またこのモーションセンサーは敵の位置もリンカーに付いてるMAPに赤い点として表示する機能も付いているから全部の状況も直ぐに知ることができる


「よし!データリンク接続確認!戦闘準備!」


「「了解!データリンクの接続、正常稼動を確認!戦闘準備…よし!」」


雅俊と唯依がInvader MK18に初弾を送りデータリンクの確認、戦闘準備を終えた事を報告

仲良いな〜2人共、本当に恋人じゃなのかな〜⁇今のも一言一句間違えずしかもハモって言ってきたのに


「「「「「「全装備の確認完了!戦闘準備よし!」」」」」」


少しして全隊員の戦闘準備完了が報告された


「よし!戦闘配置!」


「「「「「「了解!」」」」」」


噴水広場は北と南に入り口があり、そこに対して2か所で十字砲火を浴びせる。

中央にある噴水にスピーカーを置いて、そこから少し離れた所にある広場の周りは家が広場を囲むようにあり噴水から見て北西と北東にある家の中の2階にAG00部隊の隊員を二手に分かれて配置する。僕と梨沙もそれぞれに別れて指揮をとる。この部隊は対面に当たる南口に十字砲火を浴びせる。CEからの増援は南西と南東に配置し北口に十字砲火を浴びせるストライカー、MGS、ハンヴィーは噴水を中心に車両をバランスよく展開し迎撃する。輸送トラックは家の前などに横ずけで止まり、それぞれの部隊のいる家への入り口を封じる


『配置よし』


北西に居る梨沙が無線で報告する


「了解」


「いよいよだな」


「うん、いよいよこの町を奪還するよ」


「騎士団の連中、相当殺気立って居る今にも飛び出しそうだ」


「大丈夫飛び出さないよ」


「だろうな騎士団長と姫さんが止めているからな」


騎士団の配置は僕達の居る家以外の家の1階に分散配置した


「そろそろ、オペレーションクリーニングを始めるようか」


「そうだな」


『オペレーションクリーニングの確認をする。私達はキルゾーン内のゾンビだけを撃つキルゾーンから逃れた者は無視してキルゾーンへの射撃を続行。逃れ向かって来る者は騎士団が始末する。状況に応じて2人もしくは3人が騎士団の援護をする以上だよ』


梨沙が今回の作戦の確認をする


「よしオペレーションクリーニング開始!スピーカーに火を入れろ!」


僕が無線でそう伝え車両に乗っていた隊員にスピーカーを起動させ音を流させる。曲は紅蓮の弓矢その後にONE OK ROCKのRe:make、未完成交響曲その次がナノのBorn to be、SAVIOR OF SONGそして野水いおりのBlack † Whiteさらに黒崎真音のUNDER/SHAFTその他色々…ほぼアニメの歌なのは気にしないで欲しい(曲を聞きながら読んでもいいかもしれませんby:作者)


「ゾンビ接近!距離700!」


フォリッジナイトの隊員であるソルトがL96のスコープを覗き確認の為にモーションセンサーを確認してから報告してくる

ソルトは本名:獅樹 狙流斗、レキと同じくスナイパーで(腕はシモ ヘイヘ並みの凄さ)偵察、援護そして衛生兵も出来る。スナイパーライフルの命中率はもちろんアサルトライフルの命中率もいい。また趣味で武器などの研究開発もしているらしい(今までは資金などが足らなく、設計段階で止まっていたらしい)


「了解、いいまだ撃つな、十分に引きつけてキルゾーンに、十字砲火の範囲に入ったら合図で撃て」


僕が緊張しているであろう隊員にそう言う。北東の家に居る隊員にと他の場所にいる隊員にも無線で告げる


「北西、北東は僕の合図で、南西、南東は天城さんの合図で攻撃開始」


天城さんは本名:古龍天城CE大隊からの増援部隊で指揮を任されている人だ。所属はCE大隊第1戦闘偵察隊(雅俊達のは大隊の第零戦闘偵察だったのでその次の部隊だこの2つは特殊部隊)


「「「「「「了解」」」」」」


無線とこの場に居る隊員から返事が返ってきた


「ゾンビとの距離600」


再び狙流斗が報告してくる


「距離500」


隊員がまだかまだかとその時を待っている


「距離400」


段々と緊張が高まる


「距離350!南口通過!」


狙流斗がL96を脇に置きInvader MK18に持ち替えながら報告する

もう少しもう少し近寄ってから…


「距離300!」


「撃て!」


タタタタ

隊員からの十字砲火(もちろん誤射しないために車両から250m離れたところに50×50mのキルゾーンを設定している)+車両のM2重機関銃またはミニガンそしてストライカーMGSのM68A1E4の105mm榴弾によりミンチとかした。こうして掃討戦が始まった

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