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四半刻ほどアリーシャを待ってから、礼拝から戻ってきた彼女と共に、大教会の敷地内にある四阿に移動した。
ここは礼拝堂が空くのを待つのに使ったりする場所で、有料ではあるが紅茶なども出てきたりする。
二人はその四阿に入り、紅茶を二杯ほど頼んだ。
「アリーシャは最近どう??お妃様の教育は頑張ってる??」
「うん。
座学は楽しいんだけど、ダンスのレッスンは苦手。身体を動かすのに向いてないのよ」
彼女は前の時にも、座学は完璧だった。
メニアドールも何度勉強を教えてもらったか分からない。
この親友の死をどうにかして回避できないだろうか。
メニアドールは考える。
その為には、ライオル王子との婚約を"無かったこと"にするか、それか。
<"あの女"を消す??>
彼等の婚約は国王の決裁のもとに決まったもの。婚約をどうにかするのは難しい。
ならば、もう一方を片付ける方が容易いだろう。
「メニアドールの方はどう??」
アリーシャの声に、メニアドールは思わず"へ??"と声を上げてしまった。
「私??」
「えぇ。ゲルヴェイン大公子息とはどうなのよ??」
予想外の人物が出てきたことにより、メニアドールの頭の中は疑問符で一杯になった。




