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ガイアスの聖なる大樹  作者: 琵琶ノ弦
大教会

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24/26

3


***


四半刻ほどアリーシャを待ってから、礼拝から戻ってきた彼女と共に、大教会の敷地内にある四阿に移動した。


ここは礼拝堂が空くのを待つのに使ったりする場所で、有料ではあるが紅茶なども出てきたりする。


二人はその四阿に入り、紅茶を二杯ほど頼んだ。


「アリーシャは最近どう??お妃様の教育は頑張ってる??」


「うん。

座学は楽しいんだけど、ダンスのレッスンは苦手。身体を動かすのに向いてないのよ」


彼女は前の時にも、座学は完璧だった。

メニアドールも何度勉強を教えてもらったか分からない。


この親友の死をどうにかして回避できないだろうか。

メニアドールは考える。

その為には、ライオル王子との婚約を"無かったこと"にするか、それか。


<"あの女"を消す??>


彼等の婚約は国王の決裁のもとに決まったもの。婚約をどうにかするのは難しい。

ならば、もう一方を片付ける方が容易いだろう。


「メニアドールの方はどう??」


アリーシャの声に、メニアドールは思わず"へ??"と声を上げてしまった。


「私??」


「えぇ。ゲルヴェイン大公子息とはどうなのよ??」


予想外の人物が出てきたことにより、メニアドールの頭の中は疑問符で一杯になった。

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