20話
「はぐっ!!ごくごく!!それで父様はロバートさんと何をしに行ったんですか?」
食事の合間に合流したグレンにあの後ロバートさんと何をしていたのか聞いてみることにした。
「え!?ああ、その事なんだが、ここでは話せない大事な話しだから、明日自宅に帰った時に、話すよクラも一緒にね」
大事な話し…?
あの後本当に何があったのだろうか、すごく気になるが明日まで我慢しよう。
「あれ、でもそれじゃあ領地の報告はどうなるんですか?確か、明日報告するんじゃ?」
「その事なら、次の時まとめて報告することになったんだ、だから今日の午後は暇になるだろう?王都を案内するよ」
「え!本当ですか?」
「ああ、本当だとも、その為にも早く食べないとな、時間がなくなってしまうぞ」
「うぐ、苦しい…」
「大丈夫ですかレオン様?」
「急いで食べるから…」
大急ぎで食事を終えた俺は突然料理を詰め込まれた胃が、苦しいのを訴えて歩く。
まあ今度は、はぐれないようグレンと手を繋いだ状態だが…
恥ずかしいから止めよう、と言ったのにも関わらず、また迷子になったらどうするのか、と言われ仕方なく手を繋ぐ事になってしまった。
「さあ、まずは何処に行きたい?」
「何処にと言われても、何処に何があるのか分からないので、お任せします」
「そうだったね、うーん何処に行こうか…」
「まずは適当に露店商に、行って見てはいかがですか?」
何処に行くか悩んでいると、カルフさんがアイディアを出す。
「そうだね、あそこならいろいろあるし、見てても楽しめるからね」
そう決めると目的地に向かい歩き出す。
歩いているあいだにも、回りには珍しいものがたくさんあり、見ていて飽きない。
「さあ、着いたよ」
そう言われ前を向くと、いろいろな人々が溢れており、それぞれの店の主が、積極的に声をかけている。
店先には…太陽の光で輝いている宝石のような物や、剣や防具、魔法道具等もある。
「ここが露店商ですか?」
「ああ、今日はレオンが頑張ったから、何かを買ってあげるよ」
そうと決まれば色んな店を回って見よう!!
まず最初に向かったのは、魔法道具がおいてある店だ。
まあ前から気になってはいたし、一度見てみたかったのだ。
店は以外と広く他にも客がいるため、子供の俺に多少の気は向けたものの、直ぐ他の客に向かい、いろいろな商品を売り込んでいる。
俺はグレンに説明してもらいながら、商品を見ていく事にした。
「これはなんですか?」
「それは魔導冷蔵庫、小型で便利なやつだね」
「じゃあこれは?」
「そっちは魔導ヒーターだね、冬には家でも使ってるよ」
いろいろな商品を聞いて回る物の、ピンとくる商品がない。
「うーん、気になる物がないなぁ」
「確かに魔法道具は種類が少ないからね、他の店に行ってみようか」
そう言われ次の店に行く。
次の店は宝石のような物を売っていた店で、いろいろなサイズや色があることが分かる。
「これはなんですか?」
「それは魔宝石だよ、さっき見た魔法道具とかに使われたり、お守りとかにしようするんだ、それに魔力を込めると吸収して、中に貯めるから魔力がなくなったときは、魔宝石から取り出す事ができるようになっているんだよ」
「なるほど、便利ですね」
「サイズが大きければ大きい程貯める魔力は大きくなるし、色にあった道具に使うんだ」
「じゃあ、これが欲しいです」
魔宝石を買い他の店を見て回る、途中美味しそうな食べ物を買って食べたり、珍しい動物等を見て回る。
楽しい時間は直ぐに終わるのは、どの世界でも変わらないらしく、直ぐ日が暮れてしまい宿に戻る
「さあ、明日は早く起きるから早めに寝るんだよ」
「はーい」
グレンに言われ布団に入ると思った以上に疲れていたのか直ぐに寝てしまった。
誤字脱字やアドバイス等ありましたら感想などで気軽に知らせて下さい。




