15話
文字数少なめです。
ガタゴトとのどかな音を立てながら馬車は進んでいく。
今日の早朝に家を出た馬車は、緩やかながらも着々と王都へと向かっていく。
だが、一つ問題があった。
それは馬車が酷く揺れるという事だ。
ただでさえ揺れが酷い馬車なのに、王都までの悪路を走るので、馬車の中はまるで地震が延々と続いているように感じる。
「レオン、大丈夫かい?」
延々と揺られ続けて、気持ち悪くなってきたとき、グレンが心配そうに聞いてくる。
「だ、大丈夫…たぶん」
「後少しで着くから、頑張るんだよ」
そうはげましてくれたものの、体の奥から来る吐き気や、頭が揺られる感覚は、抑えられるものではない。
馬車酔いと格闘する事おおよそ五時間、ついに王都の城壁が見えてきた。
「ほら、レオンあれが王都ヴィクトリアの城壁だよ」
「うわぁ!!」
遠くからでも分かるほどの大きさと、威圧感を感じさせる城壁は、馬車酔いと格闘していた事を忘れさせるほどの、雄大さを持っていた。
「さあ、ここまで来たらもうすぐに着くぞ、レオンは、はじめての王都だからきっと驚くよ」
グレンの言葉の後、カルフさんがスピードをあげはじめる。
ようやく七時間にもおよぶ馬車の旅が終わる、そう思うと知らず知らずのうちに心が軽くなり、一つ重要な事を忘れていた。
「そう言えばレオン、馬車酔いは治ったのかい?」
「おえっ!!」
やって参りました王都ヴィクトリア!!
さすが王都と言うだけあって人の多いこと、見渡すかぎり人、人、馬、獣人ばかりだ。
昼過ぎに王都に着いた俺達は、まずは宿に行き馬車を止めに行った。
その後、食事をするため宿を出たまではいい、回りに知り合いがいなくなるまでは…
「ここどこ?」
迷子になりました…
学業が忙しく更新遅れてしまいました。
誤字脱字やアドバイス等ありましたら感想で教えてください。




