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音というより、響く  作者: 夕月(ゆうづき)遥(はるか)
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第5話〜闘いの果てに

良いスリリングな戦闘シーンに入りました。らんは、無事、怪異を仕留めることができるのでしょうか?物干し竿のいりょくは通じるのでしょうか?乞うご期待!

 前へ踏み出した蘭の視界で、物干し竿のアルミ肌が、侵食する黒いすすによってパキパキと音を立てて凍りついていく。

「――めるなッ!」

蘭は叫び、鍋蓋を胸元へ引き戻すと、押し寄せるモヤの波動を真っ正面からはじき返した。ガツン、と物理的な衝撃が走り、ガムテープで固めた腕の骨が悲鳴を上げる。

しかし、その衝撃の反動を利用して、蘭は物干し竿をさらに深く、モヤの「中心」へとねじ込んだ。

ズブ、と今度は確かな「核」に触れた感覚が、竿を通じて手のひらに伝わる。

直後、怪異の悲鳴のような高音がリビングを震わせ、黒いモヤが一気に膨張した。

御一読いただきまして誠にありがとうございました。ピロンは近いと思います。楽しみにしたい みたいなだけましたら幸いです。、

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