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音というより、響く  作者: 夕月(ゆうづき)遥(はるか)
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第4話〜戦闘重装歩兵

書かせていただきます。戦闘シーンです。当初思い描いていた作戦に忠実に、刺突を繰り返します。果たして敵は?なんかさしたんだけど 手応えが何もないんだけど 敵は こんにゃくか何かなの?お楽しみに

蘭の放った物干し竿の先端は、黒いモヤの「中心」へと、まっすぐに吸い込まれていった。

 手応えは・・・・、ない。まるで泥水に棒を突っ込んだような、不気味なほどの無抵抗。

しかし次の瞬間、

「――ッ!」

鼓膜を圧迫していた重低音が、ガラスの割れるような耳障りな高音へと急変した。

モヤが激しく波打ち、物干し竿を伝って冷たい震動が蘭の両腕にダイレクトに流れ込んでくる。ガムテープで固めた防具の上からでも、全身の毛穴が総毛立つのが分かった。空間の歪みがさらに大きくなり、蘭の身体をリビングの奥へと引きずり込もうと強烈な「吸引」が始まる。

蘭は奥歯をみ締め、った。

足の裏から伝わる地響きに負けないよう、全体重を鍋蓋の盾に預け、さらに一歩、前へ踏み出す。

怪異の蠢きが激しさを増し、黒い煤がリビングの壁や天井へと飛び散りながら、蘭の突き出した竿をじわじわと侵食し始めていた

になっていただきまして誠にありがとうございました。よろしくお願い申し上げますを

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