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音というより、響く  作者: 夕月(ゆうづき)遥(はるか)
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第16話〜必要なんだ、

 書かせていただきました。なかなか難しくてわけわからなくなってきます。再び番組名はいかに?相変わらず銃口は向けられたままです。次なる展開は?お楽しみいただけましたら幸いです。

「……妹の死を、無駄にしろって言うの?」

蘭の声が、今度は怒りではなく、震えるような悲鳴となって地下室に響いた。

「違う。無駄むだ死ににしないために、俺は『鍵』を壊す」

蓮の銃口は微動だにしない。だが、その声には鉄のような決意と、血を吐くような痛みが混じっていた。

「あの老いぼれたちが求めているのは、お前が今開こうとしているその禁書だ。お前がそれを使って復讐に走れば、長老会はそれを口実に、お前の弟だけでなく、お前の血族全てを『反逆者』として合法的に粛清する。奴らの狙いは最初からそこにあるんだ」

蘭の目が見開かれる。懐中電灯の光の中で、彼女の指が禁書の表紙の上で凍りついた。

「……じゃあ、妹さんは……」

「ああ、奴らの罠に嵌められた。俺が従順な犬になったのは、奴らの懐に入り込み、組織を内側から狂わせるためだ。蘭、今ここで死ぬな。俺の計画には、お前のその命が、どうしても必要なんだ」

お好みになっていただきまして本当にありがとうございました。

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