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音というより、響く  作者: 夕月(ゆうづき)遥(はるか)
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第15話〜試してみるか?

書かせていただきました。これが終わり次第 少し休憩させていただきます。再びもう一度送りいただけましたら幸いです

「……だったら、このまま飼い殺しにされて死ねって言うの!?」

蘭は一歩、蓮の構える銃口へと踏み出した。懐中電灯の光が激しく揺れ、二人の影が地下室の壁に巨大に蠢く。

「今動かなければ、弟は次の満月の夜に『儀式の生贄』として引き渡される! どのみち殺されるなら、私は一縷の望みに賭けてあの老いぼれたちの喉元を食い破りたい!……蓮、あなただって長老会に妹を殺されたでしょう!? なぜ奴らの犬に成り下がっているのよ!」

蓮の瞳の奥に、猛烈な暗い炎が宿った。引き金にかかった指の震えが止まる。それは迷いが消えたからではなく、圧倒的な絶望をねじ伏せた証だった。

「……犬じゃない。俺は、これ以上誰も死なせないと決めただけだ」

蓮は静かに銃口を蘭の額へと向け直した。その目は、すでに感情を完全に削ぎ落とした執行人のものだった。

「お前が禁書を開くのが先か、俺の弾丸がお前の頭を撃ち抜くのが先か。……試してみるか、蘭」

暦になっていただきまして誠にありがとうございました クライマックス 近いです よろしくお願い申し上げますを

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