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音というより、響く  作者: 夕月(ゆうづき)遥(はるか)
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第14話〜人質

ご一読いただけましたら幸いです。どんどん引き伸ばされているかのようです お許しくださいませ。楽しみいただけましたのならば幸いですその書かせていただこうと思います。

「私のすべてを奪い、今度は弟の未来まで毟り取ろうっていうの!?」

蘭の叫びが、冷たい地下室の空気を震わせた。懐中電灯の光が、彼女の激しい怒りと、瞳に浮かぶ絶望を照らし出す。

「長老会のあの老いぼれたちが、弟を人質に私を脅迫し続けているのを知っているでしょう?……『最初の嘘』を暴いてあの呪縛を解かない限り、私たちは一生、あいつらの操り人形のままなのよ!」

蓮の持つ漆黒の銃口は微動だにしない。しかし、引き金にかけられた指が一瞬、微かに震えたのを蘭は見逃さなかった。

「……それでも、引くわけにはいかない」

蓮の声に、苦渋の色が混じる。

「お前がその禁書に触れれば、長老会は即座に動く。弟の命が真っ先に消えることになるんだぞ、蘭」

いただきまして誠にありがとうございました。

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