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音というより、響く  作者: 夕月(ゆうづき)遥(はるか)
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第9話〜謎の文書を・・・

書せ ていただきます。もうそろそろエピローグの形は見えてくる頃だろうと思いますを、。ぜひわ一度いただけましたら幸いです。それはお楽しみください。、

蘭は勲章を強く握り締め、胸の高鳴りを抑えながら立ち上がった。煤けた金属の冷たさが、怪異の言葉が現実であることを肌に伝えてくる。

「中央図書館の、禁忌の書庫……」

呟いた声は、静まり返った夜の街に虚しく吸い込まれていった。今の蘭には、それがどこにあるのかさえ分からない。しかし、この国が再び破滅に向かっているという不吉な予言と、手の中にある見知らぬ勲章が、彼女の足を突き動かしていた。

翌朝、蘭は平静を装って街の中央にそびえ立つ大図書館へと向かった。

見慣れた白石造りの壮麗な建物が、今日に限っては何か巨大な秘密を隠し持つ怪物のようにも思える。

一般の利用客で賑わうロビーを通り抜け、蘭は館内の案内図の前に立った。

フロア案内には「地下1階:保存庫・閉架書庫」までしか記載されていない。

「地下深くって言ってたよね……。この下に、まだ続きがあるの?」

周囲の目を気にしながら、蘭は関係者以外立ち入り禁止と書かれた、地下へと続く重い防火扉の前へと歩みを進めた。



お読みになっていただきまして誠にありがとうございました。まだまだ書きます よろしくお願いいたします。

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