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一よさく華 -ひとよさくはな-

一よさく華 -嵐の予兆- 変えられない過去とどう向き合ったらいいですか?

作者:八幡トカゲ
暮れ六つ過ぎ。
十日ごとに遊郭に現れる青年がいる。

柚月一華(ゆづき いちげ)。
元人斬り。
今は、かつて敵であった宰相、雪原麟太郎(ゆきはら りんたろう)の小姓だ。

人々の好奇の目も気に留めず、柚月は「白玉屋」の花魁、白峯(しらみね)の元を訪れる。

遊ぶためではない。
主の雪原から申し渡された任務のためだ。

隣国「蘆(あし)」の謀反の気配。
それを探る報告書を受け取るのが、柚月の今回の任務だ。


そんな中、柚月にじわりじわりと迫ってくる、人斬りだったことへの罪の意識。

「自分を大事にしないのは、自分のことを大事にしてくれている人を、大事にしていない」

謎の言葉が、柚月の中に引っかかって離れない。
「自分を大事にって、どういうことですか?」
柚月の真直ぐな問いに、雪原は答える。
「考えなさい。その答えは、自分で見つけなさい」
そう言って、父のように優しく柚月の頭を撫でた。

一つよに咲く華となれ。
2021/09/01 10:21
壱.任務
2021/09/02 10:29
弐.お小姓様の苦労
2021/09/03 10:17
参.難問
2021/09/04 10:23
四.罪の影
2021/09/05 10:31
五.素顔
2021/09/06 10:21
六.雲間
2021/09/07 09:58
七.残酷な再会
2021/09/08 09:54
八.魔
2021/09/09 09:55
九.毒の花
2021/09/10 09:55
十.朝帰り
2021/09/11 09:55
十一.意地悪
2021/09/12 09:57
十二.昼下がりの報告
2021/09/13 09:55
十三.激昂
2021/09/14 09:55
十四.語らい
2021/09/16 09:53
十五.影のしっぽ
2021/09/17 09:55
十六.口紅
2021/09/18 09:55
十七.道場
2021/09/21 09:55
十八.日暮れ
2021/09/22 09:55
十九.一筋の光
2021/09/23 09:54
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