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本部へ

5.本部へ


「今日の仕事は、本部で行ってもらいます」

SOLAは淡々と説明する。

「何をするの?」

奈紗は聞く。

「合同調査です。説明は現地で、では」

SOLAは消えていった。

奈紗と海翔の二人は顔を見合わせた。


本部へ到着すると、上層部担当の人工知能、YUUが出迎えた。

「お待ちしておりました」

YUUは立体映像で頭を下げた。

「では、こちらへ」

YUUが二人を案内する。そして、とある作業室へと辿り着く。

「ここで、次にインフレーション期が終了しそうな交差区域を探してもらいます」

YUUは淡々と説明する。

「……」

「もちろん、そうです」

YUUは微笑む。

――何も言ってないような。

奈紗は困惑する。

「あなたの脳波がそう言ってますわ」

――あ、素が出た。

「失礼。では、作業をよろしくお願いします」

YUUは立体映像を収納していった。

「一体、何を考えていたんだ?」

海翔が聞く。

「私を監視するためかなぁとか考えてた」

奈紗はおずおずと説明する。

「それが、Yesということは、…俺たち目をつけられたのか」

海翔は考える。

「それじゃ、SOLAも危ない?」

「そうかも」

海翔は頷いた。

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