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次の日の朝食はホールでとるようにとウォルターからの言付けを受けてオーロラは王宮のホールへと足を運んだ。

空は晴れ間がでており、この分だと昼頃には帰路につけそうではある。


どうやら王宮では朝食は王家全員がホールに揃うようで、ホールに降りると全員が大きなテーブルを囲んでいた。

国王、第一王妃、第二王妃、そしてその子どもたちだ。

王家全員集合のようなこの場所に入るとオーロラは超絶緊張してしまった。


こんな恐ろしい面子の中で食事しろと?喉が通らないじゃない。


前世では長らく王宮にいたが、こんな面子がそろって食事したことなどなかった。

そもそも第一王妃がもう亡くなっていたので、この面子はありえないが、それでも国王はこういう場を設けたことはない。


「オーロラ嬢。昨夜は災難であった。よく休めたかのう?」


「はい。あのようにすばらしいお部屋をご用意いただいたおかげで熟睡できました。ありがとうございます」


ウォルターが椅子を引いてくれたのでエスコートされるがままに椅子にかける。と、ウォルターはその横の椅子にかけた。


「ごめんね。オーロラ嬢。ウォルターが勝手に泊まるお部屋まで決めてしまって。わたくしの隣の部屋でもよかったのに」


「いいえ。王妃殿下にご迷惑をおかけするわけには参りません」


長いテーブルの一番頭に国王が座っており、その両脇に王妃がふたり座っている。そして第一王妃の下座にウォルター、第二王妃の下座にはグラント王子である。現国王にはふたりの妃とふたりの息子しかいないためこれで全員となる。グラント王子はウォルターの一つ下でまだ結婚していない。


「では皆、食べようか。オーロラ嬢も遠慮などせぬよう。家族になるのだからな」


「はい。ありがとうございます」


前世に比べると国王は嬉しそうに見えることにオーロラは気づいた。前世は第二王妃が常に嫌味を隣でつぶやいている印象があったため、苦い顔をしていたイメージがある。だが、今は横にいるセシル王妃つまり第一王妃が常に国王に楽しい話題をふるため嬉しそうに見えるのだ。

それにやっぱりウォルターが元気なのがすべての明るさの要因のような気がした。

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