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プニプニ勇者140字小説  作者: 屑屋 浪
74/319

2021年04月参分

【登場人物】

プニプニ勇者:二頭身でオムツ姿のプニプニな幼児な勇者。

従者    :勇者のお世話係。


射手    :凍撃の矢と恐れられている冒険者。勇者大好き。

新米剣士  :空回り気味だが頑張っている冒険者。

新米狩人  :冒険者になったばかりの若者。しっかり者。

弓兵    :宿の裏庭で鍛錬する冒険者。


【ダンジョン迷子センター】

・ダンジョンで迷った冒険者を救助する組織。ダンジョン内の探索もしている。

考古学士  :探索スタッフ。方向音痴。

新人スタッフ:新しくスタッフになった冒険者。プニプニとモフモフが好き。

【新人スタッフ 新人同士】

「こーこがっち」

 プニプニ勇者とダンジョン迷子センターの新人スタッフは、倉庫を探す考古学士に出会い、歓談が始まった。

(もと)がダンジョンだから複雑だよね」

「中々(おぼ)えられなくて」

「新人同士、頑張ろう!」

(え!?)

 (いま)だに設備内で迷うがスタッフ3年目の考古学士である。



【新人スタッフ まだ気付かない】

「プニプニ、ここには勇者も来るんだぞ」

 ダンジョン迷子センターの新人スタッフは、迷子のプニプニ相手に話していた。

「勇者ってどんな人だろうな?」

「ゆうちゃ」

「きっと格好良(かっこい)いんだろうな」

「ゆうちゃ」

 新人スタッフは、プニプニ勇者が勇者だとまだ気付いていなかった。



【春の散歩】

 春になり、プニプニ勇者の散歩に変化が(あらわ)れた。ヒラヒラと飛ぶ(ちょう)を追いかけて、色々な方向に進んでいくのだ。

「ちょーちょ、まって」

 従者の()を引っ張りトコトコ歩くのは良いのだが、問題もある。

「そっちは川です、勇者様!」

「お?」

 (ちょう)に気を取られて前を見ていないのだ。



【冬も春も】

 野原ではしゃいでいるプニプニ勇者を見て、春を感じていた従者だが、ふと気付いてしまった。

 雪が降った日、勇者は嬉しくて()(まわ)った。

「ゆっきー!」

 一面の氷上(ひょうじょう)では、体ごとツッコんでツルツル(すべ)っていた。

「ぴゃー!」

(冬もはしゃいでたな)

 結論。勇者は冬も春も元気。



【頑張らない日】

「勇者、今日は頑張らない日だ!」

「じゃんじゃない!」

「そうだ!」

 そう言うと新米剣士はプニプニ勇者と(ちから)(かぎ)り遊び、そのまま疲れて寝てしまった。

「結局、頑張っているよね」

「そうだね」

 満足そうな寝顔(ねがお)を見て、頑張らないとは何かを考えてしまう従者と新米狩人だった。



【裏庭のプニプニ 弓兵の集中】

 プニプニ勇者が(さく)に顔をくっつけて「じゃんじゃれー」と応援してくれる裏庭で、弓兵は鍛錬(たんれん)していた。

集中(しゅうちゅう)しろ!)

 すると勇者は(ちょう)をトコトコ追いかけ始めた。

「ちょーちょ」

 (ころ)んだ。

(あ!)

 しかしそのまま立ち上がってまた走り出した。

「たー!」

集中(しゅうちゅう)できない!)



【裏庭のプニプニ 射手の集中】

 射手は神経を()()ませる。()の先の(まと)に全てを集中(しゅうちゅう)させて()を放つ瞬間、プニプニ勇者の声がした。

「じゃんじゃれー」

 しかし()は何事もなかったように(まと)の真ん中に吸い込まれる。

 勇者の応援にも集中力(しゅうちゅうりょく)が途切れなかった射手を見て、弓兵は尊敬の(ねん)を抱いたが、実は違う。勇者の応援で、射手の集中力(しゅうりゅうりょく)がより高まったのだ。

楽しみにしてくださっている皆様も、初めての方も、ご一読頂き、ありがとうございます!

気に入ったものがございましたら、ブックマーク、評価、感想など頂けると嬉しいです。

少しでも反応があると励みになります。


こちらはツイッターでほぼ毎日更新しております。ご興味がありましたら、ツイッターで #プニプニ勇者 と検索すれば出てきますので、ご覧頂けると幸いです。


まだ続きますので、次回もよろしくお願いします。

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