2021年04月四分
ツイッターで投稿しているプニプニ勇者の物語です。
【登場人物】
プニプニ勇者:二頭身でオムツ姿のプニプニな幼児な勇者。
従者 :勇者のお世話係。
戦士 :勇者のクエストのメンバー。戦闘が得意。
新米剣士 :空回り気味だが頑張っている冒険者。
新米狩人 :冒険者になったばかりの若者。しっかり者。
冒険者たち :冒険を生業とする人々。勇者と共にクエストをする事が多い。
定宿兼食堂 :勇者や冒険者たちが冒険の拠点にしている宿屋
千里眼と主 :勇者の動向を探る人達。
西の領主 :様々な宝物を持つ西の土地の主。
【ダンジョン迷子センター】
・ダンジョンで迷った冒険者を救助する組織。ダンジョン内の探索もしている。
新人スタッフ:新しくスタッフになった冒険者。プニプニとモフモフが好き。
【布団勇者】
プニプニ勇者が布団に籠って遊んでいた。偶に顔を出してキョロキョロする。
「勇者様、出て来て下さい」
「やー」
そうは言っても、従者が離れればすぐに出てくるのだが、試しに布団ごと食堂に連れて行くと、好きなだけ布団の中にいられた勇者はとてもご機嫌だった。
「ぴゃー!」
【千里眼 編集中】
「大丈夫か、千里眼!」
「大事ありません」
千里眼は弱々しく主に返事をする。
「直に編集が終わります!早く皆様に勇者の“じゃんじゃれ”や“おっむー”を届けなくては!」
「それ主事に言うなよ。怒られるから」
プニプニ勇者の記録晶の編集で休む暇がなく、倒れた千里眼だった。
【新人スタッフ 疑問】
「なんで皆はお前の事を勇者って呼ぶんだ?」
「ゆうちゃ」
プニプニ勇者が勇者だと気付いていない新人スタッフは不思議だった。しかし閃いた。
「そうか!勇者に憧れているんだね。頑張ればきっと勇者になれるよ、プニプニ!」
新人スタッフが気付くまで、まだ時間が掛かりそうだ。
【寒くない】
「勇者様、今日は寒いので上着を着ましょう」
従者が上着を持ってきたが、それを見たプニプニ勇者は首を振る。
「ちゃむない」
「寒くないんですか?」
「ちょう」
そしてそのまま外に飛び出したが、途端に風がピューと吹いた。
「ちゃむい」
直ぐに上着を着た勇者だった。
【遮蔽柵再び】
春とは思えない寒い日、宿屋兼食堂の暖炉には久しぶりに火が入り、暖を取りに冒険者たちが集まっていた。
「勇者」
「ちぇんち」
近付いてきた戦士にプニプニ勇者が反応する。
「少し離れろ」
「お?」
勇者は暖炉の遮蔽柵にくっつき過ぎるので、時々離されてしまうのだった。
【周りが騒がしい】
「お前たち、手を出すなよ!」
「でも…」
「これは勇者の問題だ!」
従者と新米狩人を新米剣士が止める。
「やっぱり陶器はまだ早いよ」
「勇者が頑張っているんだから応援しようぜ!」
「たーちょぷ」
プニプニ勇者が食器を運ぶ手伝いをする時は、周りの方が騒がしいのだった。
【成功報酬】
「あの魔物を本当に倒してしまうとは流石だな」
西の領主は不敵にプニプニ勇者を迎えた。
「前言通り好きな物を持っていくが良い!何が欲しい、勇者?」
「おやちゅ」
「おやつ?竜の鎧や雷神の槍もあるぞ?」
「おやちゅ」
結局、気を遣っておやつ以外の報酬も渡す西の領主だった。
楽しみにしてくださっている皆様も、初めての方も、ご一読頂き、ありがとうございます!
気に入ったものがございましたら、ブックマーク、評価、感想など頂けると嬉しいです。
少しでも反応があると励みになります。
こちらはツイッターでほぼ毎日更新しております。ご興味がありましたら、ツイッターで #プニプニ勇者 と検索すれば出てきますので、ご覧頂けると幸いです。
まだ続きますので、次回もよろしくお願いします。




