2025年10月四分 “ゆ”の場所
X(旧:Twitter)で投稿しているプニプニ勇者の140字の物語です。
【登場人物】
プニプニ勇者:二頭身でオムツ姿のプニプニで幼児な勇者。
従者 :勇者のお世話係。
戦士 :勇者のクエストのメンバー。戦闘が得意。
新米剣士 :空回り気味だが頑張っている冒険者。
射手 :凍撃の矢と恐れられている冒険者。勇者大好き。
魔学者 :魔法の力を使って色々な魔具を作る研究者。
冒険者たち :冒険を生業とする人々。勇者と共にクエストをする事が多い。
宿屋兼食堂 :勇者や冒険者たちが冒険の拠点にしている宿屋。裏庭がある。
宿屋の夫妻 :宿屋兼食堂を営んでいる夫婦。
王 :ある国の王。偶に勇者が遊びにくる。
白騎士と黒騎士:城に仕える二大騎士。
防具屋の店主:防具を扱っている店の主。
村の老人 :ある村に住む者。勇者をプニプニの妖精と間違えそうになる。
収穫祭 :秋の祭事。子供たちが仮装する習慣がある。
【城とドングリ】
「こんな所にドングリが落ちてますよ」
「きっと勇者の物です」
「では届けに行きましょう」
白騎士と黒騎士は謁見の間へ向かった。
「ドングリを見せに来てくれたのか?」
「ろんきゅり!」
「丸いドングリだ」
「まりゅりゅ!」
王にドングリを見せに来ていたプニプニ勇者である。
【フワフワのマント】
「珍しい品を仕入れたんだ」
防具屋の店主はプニプニ勇者と従者に一つのマントを見せた。
「フワフワのマントだ」
「ふあふあ」
「フワフワのマント!?」
「ポカポカで温かいよ」
「ぽかか」
「それ下さい!」
「毎度あり!」
フワフワのマント、防御力は無いがフワフワで温かい。
【プニプニの妖精】
「まさかプニプニの妖精!?」
「ぷーぷー」
「プニプニの勇者です」
村の老人がプニプニ勇者を見て驚き、従者は慌てて訂正する。
「てっきり村に伝わるプニプニの妖精かと思いました。それで何用ですか?」
「道をお尋ねしたくて…」
それよりプニプニの妖精が気になる従者だった。
【パンとサツマイモ】
「勇者、パン美味しいか?」
新米剣士が聞くとプニプニ勇者は持っているパンを掲げた。
「おーも!」
「芋?パンだろ」
「おーも!」
「パンの中にサツマイモの餡が入っているんだ」
笑いながら従者が説明する。
「本当だ!サツマイモの味がする」
食べて納得する新米剣士だった。
【新しい技ジタバタ】
「勇者様の新しい技です」
従者が魔学者にプニプニ勇者の新技を紹介する。
「食後に寝転び手足をジタバタします」
勇者は遊び場でゴロゴロしながら手足をジタバタしていた。
「りゃー」
「勇者、ご飯いっぱい食べたのか?」
「お腹がポンポコリンだぞ」
技の対象は冒険者たちだ。
【遮蔽柵の距離】
「少し近いですかね?」
「もう少し離すか?」
「だんよー」
従者と宿屋の主人は暖炉の遮蔽柵にくっつくプニプニ勇者を見ながら相談していた。
「勇者様、柵を動かすので抱っこしますよ」
「お?」
「少しだけ暖炉から離すからな」
暖炉と遮蔽柵の距離を調整する従者と主人だった。
【“ゆ”の場所】
「手分けして城の全てのメダルを探すぞ」
「おー!」
冒険者たちは古城のあちこちへ散らばった。
「勇者が探す所は“ゆ”って書いといたからな」
戦士はプニプニ勇者にマップを渡す。
「ゆ!」
「勇者様、探しに行きましょう」
「ゆ!」
従者と“ゆ”の場所を探しに行く勇者だった。
【収穫祭 情報通り】
(情報通りだな)
収穫祭の日、射手は席から食堂の様子を伺った。
「ばあー」
「勇者、お菓子だぞ」
カボチャの仮装をしたプニプニ勇者が冒険者たちからお菓子を貰っている。
「ばあー」
(菓子も用意したし準備万端だ!)
カボチャ姿の勇者を静かに待つ勇者大好きな射手だった。
※お読み頂き、ありがとうございます!
楽しみにしてくださっている皆様も、初めての方も、お読み頂き、ありがとうございます!
気に入ったものがございましたら、ブックマーク、評価、いいね、感想など、少しでも反応を頂けると励みになります。
こちらはX(旧:Twitter)でほぼ毎日更新しております。ご興味がありましたら、#プニプニ勇者 と検索してくださると嬉しいです。
次回もよろしくお願いします!




