2025年10月参分 暖炉はじめました
X(旧:Twitter)で投稿しているプニプニ勇者の140字の物語です。
【登場人物】
プニプニ勇者:二頭身でオムツ姿のプニプニで幼児な勇者。
従者 :勇者のお世話係。
新米剣士 :空回り気味だが頑張っている冒険者。
魔学者 :魔法の力を使って色々な魔具を作る研究者。
操印士 :あらゆる印を操る術者。手引書に頼って千万印の塔を攻略中。
宿屋兼食堂 :勇者や冒険者たちが冒険の拠点にしている宿屋。裏庭がある。
宿屋の夫妻 :宿屋兼食堂を営んでいる夫婦。
料理方 :宿屋兼食堂の料理担当。
裏庭 :宿屋の裏にある勇者の遊び場。冒険者たちの鍛錬場もある。
猫姿の精霊 :宿屋の裏庭で勇者を守護してる精霊。眷属は猫。
猫たち :裏庭を集会所にしている街の猫。猫姿の精霊の眷属。
【断り書き】
おかしなアクセスがあるため、途中に以下の文章を入れさせて頂きます。
お読みになる際のお邪魔になりますがご了承ください。
※こちらは「小説家になろう」に掲載している「屑屋 浪」(なぞの研究所)の作品です。
【乗り越える】
「勇者様、裏庭で遊びましょうか?」
従者が声を掛けると、プニプニ勇者は昼寝中の新米剣士の顔をペチペチする手を止める。
「あしょぷー」
そして新米剣士を乗り越えてやって来た。
(何でわざわざ乗り越えるんだろう?)
自分も朝に乗り越えられている事を思い出す従者だった。
【貴重な機会】
「勇者様は薬草とお菓子を勘違いしてご機嫌斜めなのですか?」
魔学者は従者から話を聞くと、プンプンして遊んでいるプニプニ勇者に近寄った。
「むー!」
「しかし、いつもと違うプニプニを観察できる貴重な機会ですね」
(さすが研究者!)
いつでも観察を忘れない魔学者だった。
【手足バタバタ】
「ちゃー!」
「どうした、勇者?」
手足をバタバタさせて転がって遊ぶプニプニ勇者に驚く新米剣士へ、従者がその理由を教える。
「たくさん食べてお腹が重いから、思った通りに転がれないんだ」
「お腹がポンポコリンなのか?」
「りゃー!」
お腹が重くても遊びたい勇者だった。
※こ/ちらは「小/説家になろう」に掲/載している「屑屋/ 浪」(な/ぞの研究所)の作品です。
【カボチャの隙間】
「勇者様?」
「何してるんだ?」
従者と料理方は浅い木箱でカボチャと一緒のプニプニ勇者を見つけた。
「かもちゃ」
「勇者様は隙間が好きだからカボチャの隙間に入りたかったんだと思います」
「じゃあ、しばらく入ってて良いぞ、勇者」
「かもちゃ」
勇者は隙間が大好きである。
【暖炉はじめました】
「勇者、寒くなったし、暖炉を点けるか?」
「だんよ」
外を眺めていた宿屋の主は、プニプニ勇者にそう言って暖炉の準備を始めた。
「点いたぞー」
主の声で遮蔽柵の向こうで見ている勇者がさらに近寄った。
「ぱちぱち!」
遮蔽柵に頬っぺたをくっつける勇者の出来上がりである。
【手引書 扉と光】
「りゃいとー」
プニプニ勇者の手に小さな光が灯る。
「勇者、その光を扉にペッタンして下さい」
手引書を持つ操印士に言われ、従者は勇者を持ち上げた。
「ぺったん」
すると石扉が動き出す。
「本当に開いた!」
「面白いですね!」
「ぴゃー!」
謎解きを楽しむ三人だった。
※こ,ちらは「小説,家になろう」に掲載し,ている「屑,屋 浪」(なぞの研究,所)の作品です。
【猫たち 冬毛】
≪寒くなってきたが、冬毛になったか?≫
<はーい>
「ぴゃーい」
猫姿の精霊、猫たち、プニプニ勇者による猫の集会だ。
<ゆうしゃ、ふゆげになってるー>
<あったかそー>
「あっちゃかい」
≪勇者は上着を着てるだけで冬毛じゃないぞー≫
猫たちは勇者の事を猫だと思っている。
【ドングリ拾い】
「勇者様、こっちの手に持っているのは何ですか?」
「ろんきゅり!」
「勇者様、そっちの手に持っているのは何ですか?」
「ろんきゅり!」
「ポケットに入っているのは?」
「ろんきゅり!」
従者が見守る中、プニプニ勇者はさらにドングリを拾いに行くのだった。
「ろんきゅり!」
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