2025年10月弐分 焼き芋の舞
X(旧:Twitter)で投稿しているプニプニ勇者の140字の物語です。
【登場人物】
プニプニ勇者:二頭身でオムツ姿のプニプニで幼児な勇者。
従者 :勇者のお世話係。
新米剣士 :空回り気味だが頑張っている冒険者。
新米狩人 :冒険者になったばかりの若者。しっかり者。
プニプニ団 :プニプニ勇者をリーダーとする集まり。メンバーは従者、新米剣士、新米狩人。
踊り子 :様々な舞を踊る冒険者。舞の種類によって効果が違う。
操印士 :あらゆる印を操る術者。手引書に頼って千万印の塔を攻略中。
冒険者たち :冒険を生業とする人々。勇者と共にクエストをする事が多い。
宿屋兼食堂 :勇者や冒険者たちが冒険の拠点にしている宿屋。裏庭がある。
料理方 :宿屋兼食堂の料理担当。
冒険者ギルド:冒険者にクエストを紹介する組織。及びその建物。冒険者育成も行っている。
受付係 :冒険者ギルドの受付をしている手際の良い人。
収穫祭 :秋の祭事。子供たちが仮装する習慣がある。
使者たち :あらゆる試練を乗り越えて目的地を目指す者たち。
パン職人 :街のパン屋。色々なパンを作っている。
闇帝 :闇の力を使う統治者。暗黒騎士の主君。
闇犬 :闇帝の飼い犬。偶にどうでもいい顔をする。
【光の舞】
「踊り子の他に光の舞を踊れる者はいないか?」
冒険者たちは見渡す。
「そうだ!勇者はいつも踊り子と踊っているぞ」
「勇者、踊ってくれ」
「おどりゅ!」
光の調べに合わせプニプニ勇者はピョンピョンしたり手足をバタバタした。
「やったぞ!」
何でもやってみるものである。
【収穫祭 冒険者ギルド】
「かもちゃ!」
プニプニ勇者は冒険者ギルドでカボチャの飾りを見つけた。
「収穫祭が近いから飾ったの」
受付係がカウンター越しに声を掛ける。
「ぴゃー!」
「それに勇者ちゃんが喜ぶと思って」
受付係の予想通り、勇者はカボチャの前で楽しくはしゃいでいた。
「かもちゃー」
【扉を通る条件】
「試練の扉の前にプニプニがいるぞ」
使者たちはプニプニ勇者を見て立ち止まる。
「あちょんでー」
「プニプニと遊ぶのが扉を通る条件か」
「良し、遊ぶぞ」
「ぴゃー!」
その時、従者が現れた。
「皆さんは忙しいからこっちで遊びましょうね、勇者様」
扉と勇者は関係なかった。
【駆け込む 間に合う】
「間に合いましたか?」
駆け込んできた従者はパンを渡して料理方へ尋ねた。
「今、起きたところだよ」
それを聞いて従者は寝ぼけているプニプニ勇者に近付く。
「勇者様、おやつは焼きたてパンですよ」
「んー、ぱんー」
勇者のお昼寝中に焼きたてパンを取りに行った従者である。
【階段上りチャレンジ 二つ目の踊り場】
「やっちゃー!」
「頑張りましたね、勇者様!」
「やったな、勇者!」
ワウ。
辿り着いたプニプニ勇者を従者、闇帝、闇犬が祝う。
「今日は階段上りに積極的でしたからね」
「できそうな予感はあったな」
ワウ。
遂に闇帝の城の二つ目の踊り場に到達した勇者だった。
「ぴゃー!」
【芋掘りクエスト】
「クエスト開始だ、勇者!」
「くえちゅと!」
新米剣士とプニプニ勇者はある場所で土を掘り出した。
「芋があったぞ、勇者!」
「あっちゃ!」
「カゴに入れてくれ」
「いれりゅ」
「勇者様、こっちです」
「ここのカゴだよー」
今日のプニプニ団のクエストは芋掘りの手伝いだ。
【手引書 古代文字】
「この古代文字が謎解きになっています」
操印士は壁の文字と手引書を見比べた。
「それで何て書いてるんですか?」
「なにー?」
尋ねる従者とプニプニ勇者に操印士は答える。
「古代文字なので読めません」
「読めないんですか!?」
「ない?」
結局、謎解きせずに何とかした。
【焼き芋の舞】
「やきゅーもー!」
プニプニ勇者は焼き芋の焼ける匂いでお腹が空き、抱っこされたままジタバタした。
「もう少し待て、勇者」
冒険者たちも慌てる。
「私に任せて」
「踊り子!?」
「勇者ちゃん、焼き芋の舞を踊るわよ」
「おどりゅ!」
焼き芋の舞を踊で時間を稼ぐ踊り子だった。
※これをXに投稿した日が2025年10月15日で、6年連日更新の記念日でした。
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