表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
インベンションマン|Invention-Man  作者: 黒珈|くろこ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
90/121

episode 089

「随分と派手にやられたなあ」

 全身に擦り傷を作っている2人を見た春都は、思わず苦笑していた。


「面目無い、ててっ!」

 絆創膏を無理やり剥がした冬流が、痛みに思わず顔をしかめる。


「ああ、また証拠が逃げて行った……」

 心底悔しそうな夏純は、木刀を構え直して春都に状況を報告した。


「確かに、北野鍾子が100人居たんだ。それも皆んな死人みたいだった」

「死人とは……具体的に?」

「衣料品売場によくマネキンが立っているだろう?あんな感じだったよ」

 傷の手当てを終えた冬流も、報告に加わっていく。

「血が通っていない……カラクリ人形またはアンデッドのようだったな」

「ふむ……」


 思考の海に沈み始めた春都に構わず、夏純は髪の毛を掻きむしって言った。

「ああ!これが愛唯なら写真の一つも撮ってくれたのに、よりによって信用度ゼロの左巻きしか居なかったから」

「おやおや、ヒキガエルのような叫び声を上げていたのは誰だっけ?」

「るせー!」


(結論を出すには、まだパーツが揃っていない)


 いつもの取っ組み合いが始まった中、春都は腕組みをしたままじっと考えを巡らせていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ